JRiver Media Center を PC 再生ソフトのリファレンスとする理由

JRiver Media Center を PC 再生ソフトのリファレンスとする理由

ローカルミュージックライブラリの一元管理・再生を音のクォリティを犠牲にすることなく快適に利用するベストな方法はPC再生アプリを利用することです。

他にも家庭内にミュージックサーバーとこれに対応するプレーヤーをLAN(ローカルエリアネットワーク)接続する方法や、再生メディアとしてハードディスクなどの大容量ストレージを直接接続(あるいは内蔵)できるプレーヤー等様々な手段はありますが、柔軟性・拡張性・快適性と言った面でPCを利用する方法の右に出るものはありません。

※これは好みやスキルの問題も絡んでくるので使いやすいものを利用すればよいでしょう。

※”ローカルライブラリー”を含む再生メディアについては、こちらも合わせてご覧ください。

オーディナリーサウンドが PC を音楽再生として本格的に使い始めるきっかけとなったアプリは Windows でデファクトスタンダードと言って差し支えない foobar2000 です。フリーソフトにもかかわらず出来ない事は無いと思えるほどの機能を自由に選択して追加できます。多機能でありながらもライブラリー管理(データベース)や再生動作は一番と言ってよいほどに軽快で実に素晴らしいアプリです。難点は導入の敷居の高さでしょうか。PC やデジタルオーディオにある程度のスキルを要するかもしれませんが、ネット上の情報は他のアプリに比べても比較にならない程豊富ですから利用する価値の高いアプリです。

ただし、このところは foobar2000 の限界も感じるようになってきたため、純国産の Windows アプリである TuneBrowser との併用も暫く続いていました。こちらのアプリも過去のブログに多く掲載したように素晴らしいアプリです。作者の PC による音楽再生への熱意が実によく伝わってくるライブラリー管理と再生機能を持っています。

JRiver Media Center(有償)も数年前から PC の中に入っていますが、起動する機会はほとんどありませんでした。

JRiverロゴ

JRiver Media Center を使ってこなかった理由

主な理由は以下のとおりですが、最新バージョンでも大きな変化はないようです。

  • 動作が緩慢(特にライブラリーを管理するデータベース)で曲や曲情報の追加・更新のレスポンスが悪い(と感じることがままある)
  • 画面設計に古臭さを感じ、バージョンアップでも大きな改善が見られない ※ 64bit アプリの登場は評価しています
  • 快適なライブラリー管理に不可欠なタグ編集・ジャケ写管理の機能が他と大きく見劣りする
  • アプリ名称(Media Center)のとおりに音楽に特化したアプリではないために、操作体形が煩雑である
  • リッピング機能・性能が専用アプリに比べて物足りない ※これは foobar2000 も同様

リファレンスを JRiver に変更する理由

  • タブレットなどを快適なリモコンとして利用するリモートアプリ JRemote(有償)が秀逸である。これにより上記の欠点を部分的にカバーすることもできる。※ TuneBrowser はリモートアプリに Kazoo(フリー)を使うことでリモート操作可能。foobar2000 はリモートアプリの MonkeyMote(有償)があるが JRemote には及ばない。
  • オーディナリーサウンドがCDリッピングで標準にしている1disc1file 形式をサポートしている。
  • VST プラグインを複数同時使用した際の動作が安定している ※ TuneBrowser を断念している最大の理由は VST プラグイン非対応であることです。foobar2000 は追加機能で VST プラグインに対応しますが追加機能コンポーネントが長年アップデートされておらず時々動作が怪しい。他にも VST プラグイン対応アプリを試しましたが結果は芳しくありませんでした。
  • マルチプラットフォーム対応の数少ない再生アプリである ※Windows、Mac、Linux 対応です
    上記の中でも最大の理由は VST プラグイン対応にあります。

「VST などのプラグインは音を加工するためのものであって、純粋に音楽を再生するアプリには相応しくない不要な機能である」といったような解釈は誤りで、再生メディア(ソース)に入っている本来の音を再現するために有効なプラグインの存在があまり知られていないような状況です。

このような理由で JRiver Media Center(最新バージョンは24)を当面のリファレンスとして使っていくことになりそうです。まだ大まかな使い方しか把握できていませんし、タグ編集など JRiver で不十分な点をカバーできるツールも検討していく必要がありそうです。

今後の予定としては、五月雨式にでも有用な情報をアップしていき徐々に纏められたら、と考えています。

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