CD資産の残し方-リッピング時のファイル形式

盤面の経年劣化等、意外に保存性が低いことが露呈したCDメディア。CDでしか手に入らないアルバムも少なくないので、リッピングして他のメディアに退避しておきたいものです。

関連記事:CDリッピングしなければならない2つの理由

オーディナリーサウンドの場合はPCが音楽プレーヤーなので、CDを入手しても行先はCDプレーヤーではなく間違いなくリッピング用の光学ドライブです。意図せずCDのバックアップがとれている、一粒で二度美味しい状況になっています。

リッピングは、バックアップやCDライブラリ管理の観点から次のようなルールにしています。

POINT
  • CDと同じサンプリング周波数、ビット深度で可逆圧縮保存する。※非可逆圧縮やリサンプリングではバックアップにならないため
  • 一枚のCDを一つのファイルとして保存する。※二枚組ならファイル二つ。

CD1枚を1ファイルにリッピングするとCDとファイルの関係が1対1になるので、視覚的に把握しやすくなります。 またフォルダー階層も一般的な Artistフォルダー > Albumフォルダーよりも一階層少ないArtistフォルダだけで済む点もメリットです。

1cd1file
1CD1ファイルでリッピング1トラック1ファイルでリッピング
シンプル。リッピング元のCDと対比しやすく管理が楽。サブフォルダー(アルバムフォルダー)に複数ファイルが入り雑然としている。

アルバムアート(ジャケット写真)を音楽ファイルに埋め込む場合も、1CD1ファイルなら曲ごとに埋め込むのではなくアルバムに一つ埋め込むだけなので理に適っています。埋め込まずにfolder.jpg等の外部参照方式にすることもできますが、ファイルブラウザで見た時の煩雑さ(音声ファイルと画像ファイルの混在)が嫌なので基本的には埋め込んでいます。※特例として外部参照方式を使うパターンもあります。

ローリング・ストーンズの488曲がわずか40個のファイル(=40枚のCD)で収まる

アルバムアートを外部参照方式にするパターンの事例とその方法はこちら

オリジナルのアルバム2枚分を1枚にカップリングしたCDって結構沢山ありますよね。 リッピング時に取得されるジャケ写は当然のこ...

保存時のオーディオフォーマットは、CDと同じサンプリング周波数、ビット深度(44.1kHz/16bit)で可逆圧縮保存(FLAC)しています。ハイサンプル・ハイビットでリッピングできるツールもありますが、バックアップの観点からオリジナルと同じフォーマットにしています。※リッピング時にリサンプリングまですると後でCDフォーマット(16bit44.1kHz)に戻してもCDと同じにならない

また、タグ情報を活用してこそのPC/ネットワークオーディオとの考えと、保存容量の節約の意味で無圧縮のWAVEやAIFFは避けて可逆圧縮でデファクトスタンダードのFLACで保存しています。

まだPCオーディオに踏み切れない方にも、大切なCDのバックアップとライブラリ管理として使ってみるのも良いのではないでしょうか。

関連項目:Cue Sheetについて

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