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オーディオプラグイン(VST/AU/UAD)の使い方

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オーディオプラグインの種類

イコライザーや真空管プリなどのオーディオプラグインには様々な規格があります。代表的な規格はVSTプラグインとAUプラグインです。

VSTはさらにVST2とVST3があり、WindowsとMacで動作します。AUはMacの標準規格です。

これらのプラグインはソフトウェアとしてPCのCPUで動作しますが、これとは別にオーディオインターフェイスや専用ハードウェアのDPSで動作するプラグインが存在します。この中で最もメジャーなものが、UNIVERSAL AUDIOのUAD-2です。

主要なプラグインの規格

  • VST2/VST3プラグイン
  • AUプラグイン
  • UAD-2プラグイン

ホストアプリケーション

VST/AUプラグインは対応するソフトのみで動作させることができます。このソフトをホストアプリケーションと呼びます。

音楽再生ソフトの中にはVSTまたはAUプラグインを使うことのできるホストアプリケーションがあります。安定的に動作する代表的なアプリは、TuneBrowserとJRiver Media Center(Win/Mac)です。

Audirvana3.5は、Win/Mac共にプラグインの動作が不安定です

TuneBrowser(Windowsのみ)はVST3対応、JRiver Media CenterはWin/Mac共にVST3対応です。

WinMac
TuneBrowserVST3
JRiver Media CenterVST3VST3
foobar2000VST3×

スタンドアローンでプラグインが使えるT-Racks

T-RackSのプラグインはフリーで提供されるT-RackS Custom Shopでスタンドアローンとして利用することもできます。ソフトに音楽ファイルを読み込んでプラグインを適用した再生ができます。

関連記事:

UAD-2プラグインが使えるハードウェア

UAD-2プラグインを使うには対応したハードウェアが必要で、ハードウェアにはオーディオインターフェイスとDSPアクセラレーターがあります。共にDSPを搭載していてUAD-2プラグインがDSPに読み込まれて動作します。

UAD-2プラグイン対応のオーディオインターフェイスは、オーディオインターフェイス内にオーディオプロセッサーを内蔵する事によりVST/AUプラグインでは実現できないメリットがあります。

VST/AUプラグインをホストアプリケーションに登録するには

ホストアプリケーション側でVST/AUプラグインを指定すると、ホストアプリケーションからプラグインの操作パネルを開いてパラメーターを設定したり再生に摘要したりできるようになります。

プラグインの指定方法はホストアプリケーションによって異なります。

TuneBrowserでプラグインを選択するには

JRiver Media Centerでプラグインを選択するには

Windows版Mac版共にDSPスタジオ画面でプラグインを指定します。

操作は「VSTプラグインを追加するには」を参照してください。

Audirvanaでプラグインを選択するには

Windows版Mac版共にオーディオデバイスの設定でプラグインを指定します。


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