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アクティブスピーカーを音楽鑑賞におすすめする5つの理由

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高音質のアクティブスピーカーは音楽を聴く人にも音楽を作る人にもおすすめの最も進化したスピーカーです。最高の音質を省スペース・高コストパフォーマンスで手に入れることができます。

Bluetoothスピーカー、PCスピーカー、パッシブスピーカーのグレードアップには高音質なアクティブスピーカーをおすすめします。

アクティブスピーカーを選ぶことで想定していた予算を大きく下回ることができるので、余った予算をルームアコースティック最適化のためのイコライザーに回すと、もう元には戻れない異次元空間に突入します。

アクティブスピーカーとは

アクティブスピーカーとはパワーアンプを内蔵したスピーカーのことです。別名パワードスピーカーとも呼ばれます。スピーカーはこのアクティブスピーカーとアンプを内蔵しないパッシブスピーカーの2種類に分類されます。

関連記事:スピーカーで音楽を聴くにはパワーアンプが必要

アクティブスピーカーといっても用途・内容・価格は多種多様で、多くの場で正しく認識されていないのが現状です。そこでまずアクティブスピーカーの種類を分類します。

アクティブスピーカーの種類

アクティブスピーカーは次の5種類に分類することができます。

  1. Bluetoothスピーカー
  2. PCスピーカー
  3. ワイヤレススピーカー、その他
  4. モニタースピーカー
  5. PAスピーカー

Bluetoothスピーカー

Beosound Explore

現在最も普及しているアクティブスピーカーといえばBluetoothスピーカーでしょう。ワイヤレスでスマホやPCとつながり、バッテリー搭載でどこへでも持ち出せる手軽さが人気の理由といえます。

ポータブル防水型のB&O Beosoud Explore

PCスピーカー

PCスピーカーの多くは、PCで音声を扱えるようになった頃から登場したアンプを内蔵した簡易的なスピーカーの総称です。後にUSBでPCとつながる機種も登場しました。多くの情報ではこのPCスピーカーのことをアクティブスピーカーと呼んでいますが、「スピーカーとアンプの基礎知識」での説明のとおりにPCスピーカーはアクティブスピーカーの一部、しかも最も安価なクラスに過ぎません。

mp3やYouTubeならこの程度のスピーカーで十分と考えられがちですが、これは大きな誤りでmp3やYouTubeでさえより良いスピーカーが望まれます。そうしなければmp3やYouTubeの音質を発揮することはできません。

ワイヤレススピーカー

ワイヤレススピーカーはBluetoothスピーカーの延長線上の位置づけと捉えることができます。Bluetoothスピーカーの機能に加えてWi-Fiや有線ネットワークにより音楽サブスクやホームネットワークの音楽再生に対応しています。更にCDプレーヤーを内蔵したものやフォノEQを内蔵して外部のレコードプレーヤーを再生できるものなど多様性に富んでいます。

R3
ruarkaudio R3:Bluetooth, Wi-Fi, 有線LAN, CDプレーヤー内蔵

モニタースピーカー

S5H

モニタースピーカーはレコーディングスタジオ等で使われるスピーカーでスタジオモニターとも呼ばれます。モニタースピーカーにはアクティブタイプとパッシブタイプがありますが、かなり以前からアクティブタイプが主流になっています。アクティブタイプのモニタースピーカーはパワードモニターとも呼ばれます。

画像はアビイ・ロード スタジオでも有名なドイツAdam AudioのS5H

デジタル機器の発展により自宅でレコーディングするスタイルが広まったことなどからモニタースピーカーも個人で入手可能な価格レンジに入ってきましたが、流通経路の関係で量販店やオーディオ専門店で見かけることはあまりありません。

「モニタースピーカーは音の粗探しをするスピーカーだからリスニングには不向き」との考えは大きな誤解です。録音された市販の音楽はモニタースピーカーで聴いた結果を作品としてリリースしているわけですから、モニタースピーカーはリファレンススピーカーとしての役割も果たしています。

HEDD Audio Type 20 MK2やADAM Audio S2Vはメインのモニタースピーカーとしても活躍中の実力の持ち主です。

モニタースピーカーの役割は大きく2つです。1つは音楽の素材となる個々の楽器やボーカルを録音する際のチェック用途です。高性能なスピーカーでなければ些細なミスやノイズを検知することはできません。もう1つは素材を組み上げて1つの作品(曲)として完成させる際のチェック用途です。こちらも高性能でなければ各パートのバランスを正しく調整することはできません。音のクォリティ(音質)は作品ごとに様々ですが、高音質な作品を聴けば制作時に使ったスピーカーが高音質であることは明白です。

オーディナリーサウンドが主にアクティブスピーカーと呼んでいるのはこのモニタースピーカーのことで、家庭での音楽鑑賞に最も優れた一押しのスピーカーです。

「プロが使うモニタースピーカーを家庭のリスニング用に使うのは邪道では?」

そのように思うのも無理はありませんが、実は家庭用途としてもホームオーディオ製品に勝るとも劣らないベストソリューションなのです。

S6X

大型(幅90cm)のモニタースピーカーADAM SX6 ※受注生産

iLoud Micro Monitor

超小型サイズ(幅9cm)のモニタースピーカーiLoud Micro Montor

モニタースピーカーも用途別にサイズは様々です


Solid State LogicのレコーディングコンソールとADAM Audioのモニタースピーカー

PAスピーカー

PAスピーカーはライブハウスやコンサート会場でオーディエンスに音楽を届けるためのスピーカーです(同時に演奏者のモニター用としても使われる)。

モニタースピーカーと同様にアクティブタイプとパッシブタイプがあります。

”コンサートの生の音”とは言っても実際はこのPAスピーカーの音を聴いている場合がほとんどです。「PAスピーカーは”拡声器”だからリスニング用ではない」も大きな誤解です。PAスピーカーの代名詞Electro-Voiceのスピーカーは部屋で何機種も聴いてきましたが、ホームオーディオのスピーカーよりも高コストパフォーマンスの音を聴かせてくれます。

画像は米国スピーカーブランドVUE audiotechnikのh-8

アクティブスピーカーとは:まとめ

  • アクティブスピーカーとは、パワーアンプを内蔵したスピーカー
    ※パッシブスピーカーはパワーアンプ非搭載
  • アクティブスピーカーとパワードスピーカーは同義語
  • アクティブスピーカーの種類
    • Buletoothスピーカー
    • PCスピーカー
    • ワイヤレススピーカー、その他
    • モニタースピーカー(スタジオモニター)
    • PAスピーカー
  • 音楽を高音質で楽しむ道具としてはパッシブスピーカーよりもアクティブスピーカーが適している。※パッシブスピーカーはオーディオマニア向け
アクティブスピーカーとは

多くのサイトではアクティブスピーカーの対象をPCスピーカーに絞り、「アクティブスピーカーは、低出力で音質もパッシブスピーカーに劣る」といった誤った情報が掲載されています。パッシブスピーカーを売りたい大人の事情や認識不足はあるにせよ正しい情報を発信したいものです。※パッシブスピーカーを否定はしていません。優れたパッシブスピーカーは存在します。

この記事を読み進めれば、アクティブスピーカーが如何に優れたスピーカーであるかが理解できます。

高音質アクティブスピーカーの5つのメリット

音楽を高音質で聴くには”パッシブスピーカーのほうが優れている”との考えが根強く残っています。しかし実際は音質・省スペース・コストパフォーマンスの何れをとってもアクティブスピーカーが有利です。注)好みの問題はあるでしょう

アクティブスピーカーといっても前述のように様々な種類がありますが、その中でも高音質アクティブスピーカー(モニタースピーカー)が家庭用途においてパッシブスピーカーよりも優れている点とその理由について説明します。

アクティブスピーカーを選ぶメリット
  1. 高音質
  2. 省スペース
  3. 高コストパフォーマンス
  4. 導入・設置が簡単
  5. 先進的

1 高音質

スピーカーの能力を存分に発揮できるビルドインアンプ

高音質スピーカーの条件としてスピーカーユニット(実際に音が出る部分)の性能や優れたエンクロージャー(キャビネットのこと)設計が大前提となります。アクティブスピーカーは勿論この点にもぬかりはありませんが、アンプを内蔵していることも音質向上に大きく貢献しています。

パッシブスピーカーの限界

アクティブスピーカーが高音質であることを話す前に、パッシブスピーカーのデメリットをお話しします。

80点を目指す宿命のパッシブスピーカー

ホームオーディオの場合、高音質で人気のパッシブスピーカーメーカーの多くはアンプを自ら生産していないためにどうしても他社のアンプとの組み合わせになってしまいます。ですから、パッシブスピーカーは様々なアンプが使われることを想定してチューニングせざるを得なくなり、スピーカーの能力を100%発揮することは困難になります。パッシブスピーカーは8割程度の能力を発揮できれば良い方なのかもしれません。

Amp700

補足)フィンランドのハンドメイド オーディオメーカーamphionは、ホーム用とプロ用のパッシブスピーカーを作っていますが、同時にアンプも作っている貴重な存在です。専用アンプがあればパッシブスピーカーの場合も能力の10割を発揮することが可能です。

関連記事:amphion:パッシブスピーカーによる「真なる音」の追及

音楽ファンにとっては迷惑なアンプ選び

前述のようにパッシブスピーカーの場合は、80点を目指して相性の良いアンプを選ぶことになります。その選択は最終的にリスナーの判断にゆだねられることになりますが、人の評価をあてにすると期待していた結果を得ることはできません。
オーディオ機器の愛好家ならアンプとスピーカーの相性選びを楽しみますが、純粋に音楽を楽しみたいユーザーにとってアンプ選びは実に有り難くない迷惑なプロセスです。

タイヤが標準装備されていない車はない

車は最初からタイヤ付きで売られています。車の性能を発揮するタイヤを装備しているので信頼できることは勿論のこと、タイヤ選びに悩まされることもありません。

スピーカーも車と全く同じことで、アンプを内蔵していればスピーカーの性能を存分に発揮してくれます。

スピーカーとアンプのベストな組み合わせ:それがアクティブスピーカー

アクティブスピーカーはスピーカーとアンプの相性問題に悩まされることから解放されます。手にした段階から能力を10割発揮できるようにスピーカーとアンプをチューニング済みですから、道具(オーディオ機器)選びの余計なプロセスを省いて”ピュア”に音楽を楽しむことに専念できます。

昔はスタジオでもパッシブスピーカーとアンプの組み合わせだった

現在、レコーディングスタジオでモニターとして使われるスピーカーの多くはアンプを内蔵したアクティブスピーカーです。※パッシブモニタースピーカーではamphionが多用

パッシブスピーカーからアクティブスピーカーに移行した主な理由は、パッシブスピーカーの場合はスタジオごとにアンプが異なると音までもが異なってしまうことだと聞きます。

家電量販店で購入可能なホームオーディオ製品の中に”スタジオモニタースピーカー”と呼ばれるパッシブスピーカーがあるのも昔の名残なのかもしれません。

究極のオーディオシステムをビルドインした究極のスピーカー

ホームオーディオ製品はハイエンド機でも1台のアンプで全スピーカーユニット(ウーファーからツイーターまで)をドライブすることが一般的です。これを実現するためにスピーカーのキャビネットの中にネットワークと呼ばれるアナログ回路が入っていますが、この回路が音質面でパッシブスピーカーの大きなボトルネックになっています。(音質を優先すると高価なアナログパーツが必要になるため、いきなり高額になります。)

スピーカーの大多数はマルチウェイ(2ウェイ、3ウェイなど)

スピーカーの多くは音の高さごとに役割分担された2ウェイや3ウェイなどのマルチウェイ方式です。
2ウェイなら低音域再生を受け持つウーファーと高音域再生を受け持つツイーターの2つのスピーカーユニット、3ウェイなら2ウェイに加えて中音域再生を受け持つミッドレンジの3つのスピーカーユニットで構成されています。

1台のアンプで駆動するパッシブスピーカー

アンプから出力される音声信号は低音域から高音域までの全ての音域なので、各スピーカーユニットに送る前に低音と高音(3ウェイなら低音・中音・高音)に音声信号を分割する必要があります。※そうしないとスピーカーユニットを壊してしまいます。

パッシブスピーカーは音域を分割するためにコイルやコンデンサーなどのアナログパーツ(パッシブクロスオーバーネットワーク)を使いますが、アナログ回路では理想的な帯域の分割は困難で優れた特性を得るには相当高価なパーツを使わなければなりません。分割する音域(クロスオーバー)付近の音が不自然になりがちです。

掲載画像は2ウェイのパッシブスピーカーで使われるパッシブクロスオーバーネットワーク(米Daytonaudioの市販品キット)です。拡大表示すると下部にIN,W(ウーファー),T(ツイーター)と書かれていてこの回路からウーファーとツイーターに分岐されることがわかります。

出典:https://www.daytonaudio.com/product/593/xo2w-2-5k-2-way-crossover-2-500-hz
マルチアンプ方式

前述のネットワーク回路による音質劣化を避けるための方式が以前から存在します。

アンプの前段にチャンネルデバイダーという装置を使ってスピーカーユニットに応じた音声信号を分割させます。2ウェイスピーカーなら高低2つに分割された音声信号をそれぞれ別のアンプに送って、アンプは(コイルやコンデンサーを通らずに)スピーカーユニットに接続します。

画像はエントリークラスのチャンネルデバイダー FOSXTEX EN15

アンプで増幅する前に予め帯域分割することでネットワーク回路のデメリットを回避するという理に適った方法ですが、多くの点で音楽愛好家向けとは言えないデメリットもあります。

従来のマルチアンプのデメリット

  • 高価:チャンネルデバイダーと何台ものアンプが必要
  • 知識と経験が必要:マルチアンプ方式のシステム一式は一般で市販されていないので自力でシステムを構築しなければならない
  • システムが大型化する:多くの装置を使うのでかなりのスペースを確保しなければならない
高音質アクティブスピーカーはマルチアンプ方式をビルドイン

従来のマルチアンプ方式は高音質再生の理想形ですが、前述の理由により音楽愛好家が手にすることは叶いませんでした。

モニタースピーカー(アクティブスピーカー)は驚くべきことにこの理想のマルチアンプ方式をスピーカー内に全てビルドインした究極のスピーカーです。

スピーカーごとにチャンネルデバイダーとマルチアンプがビルドインされ、役割分担された各アンプがそれぞれのスピーカーユニットを駆動します。

従来のマルチアンプ方式はシステムを構成する各装置(チャンネルデバイダー、複数台のアンプ、スピーカーユニット)をそれぞれケーブル接続しなければなりませんが、全てがビルドインされたアクティブスピーカーならその手間とコストも不要です。プレーヤーとアンプを接続するのと同様に、プレーヤーとアクティブスピーカーをつなぐだけです。パッシブスピーカーはスピーカーケーブルでアンプと接続しなければなりませんが、その必要もありません。接続はシンプルそのものです。

正に音楽愛好家向けの高音質スピーカーです。


このように、アクティブスピーカーは単にアンプを内蔵しているだけでなくパッシブスピーカーの弱点をクリアした高音質なスピーカーであると言えます。

スピーカーとアンプの基礎知識」もあわせてご覧ください。

2 省スペース

何と言っても省スペースであることは、(メカマニアではない)純粋に音楽を聴くことが好きな方々にとっては喜ばしいことです。

昭和の時代ならオーディオと言えばステレオ3点セット(アンプ・レコードプレーヤー・FMチューナーが一体になったコンソールと左右スピーカーの3点)が主流で、応接セットと共にステータスシンボル的存在だったかと思います。しかし現代のライフスタイルには大き過ぎて邪魔者扱いになってしまうことでしょう。そこで一定以上の音質で聴くために通常は何らかのプレーヤーとアンプ、そしてスピーカーを組み合わせて使っています。

オーディオの歴史

アクティブスピーカーは更にスピーカーにアンプを内蔵したことで大幅な省スペースを実現しています。現代のニーズに応えたデザインのスピーカーです。

アンプ内蔵は音質的に不利なのでは?

そのようなことは決してありません。音質的に不利ならば、音のプロフェッショナルの厳しい要求に応えることなど到底不可能であることは火を見るよりも明らかでしょう。不利などころかアンプを内蔵することにより音質面でも有利な設計を可能にしています。

小型スピーカーは大型スピーカーよりも音質的に不利なのでは?

アクティブスピーカーはホームオーディオの高級機と比較するとコンパクト(この点でも省スペースといえます)ですが、小型だからといって音質的に不利なことは決してありません。スピーカーは長年進歩が無いように思われていますが、現代的なスピーカーは大きな進歩を遂げています。アクティブ スピーカーは古典的な設計の大型スピーカーよりも遥かに低域性能が優れています。これはカタログスペックからもわかりますし、実際に聴いていただいた方には納得していただいています。

参考:大口径のスピーカーユニットは大きい分だけ立ち上がり立下りのレスポンス性能が不利になります。小口径で低音が出せた方がレスポンスが良くなり、結果として高音質になります。

3 高コストパフォーマンス

結論から先に言うと、アクティブスピーカーと同等の音質をパッシブスピーカーとアンプの組み合わせで実現するには、2倍以上の予算を考えた方が賢明でしょう。値引きなしでも既に大幅なプライスダウンで手に入るのがアンプ内蔵のモニタースピーカーです。

RP5G4

ペア4万円を切るアクティブスピーカーKRK RP5G4:
デスクトップにも最適な小型サイズで極めてコストパフォーマンスの高い高音質スピーカーです。

S5H

ペア200万円クラスのハイエンドアクティブスピーカーADAM S5H:
トップクラスのスタジオでメインの座につくことも可能な実力です。

モニタースピーカーはPCスピーカーと比べれば高価ですが、内容は高級なのに価格はホームオーディオの数分の一といった魅力あふれるスピーカーです。数十万~数百万円でハイエンドオーディオのグレードが手に入ります。

コストパフォーマンスが高い理由

  • アンプとスピーカーを一体にすることで部材費用を削減できる。
  • 安価なデジタル技術により高価なアナログパーツを凌いでいる。
  • 宣伝や装飾にコストを掛けない。
  • プロ用途前提だから必然的に納得プライス(適正価格)になる。(ごまかしがきかない)

4 導入・設置が簡単

高音質の為に必要な要素すべてがビルドインされているアクティブスピーカーは、既にメリット1:高音質メリット2:省スペースで説明したように導入や設置の面でもメリットがあります。

シンプルな導入

パッシブスピーカーでアクティブスピーカーと同等のことを実現するには多くの機器を自ら選定して揃えなければなりませんが、アクティブスピーカーならその必要はありません。

2ウェイスピーカーの場合を例に以下に比較します。

アクティブ
スピーカー
・スピーカーを1セット(ステレオなら2台)揃えるだけ
パッシブ
スピーカー
・スピーカーを1セット(ステレオなら2台)
・4チャンネルぶんのアンプ(ステレオアンプなら2台)
・チャンネルデバイダー(ステレオのチャンネルデバイダーなら1台)
・スピーカーケーブルを4本:ツイーター用2本+ウーファー用2本
・ラインケーブルを4本:チャンネルデバイダーとアンプの接続用
※3ウェイ、4ウェイの場合はそれぞれ6チャンネルぶん/8チャンネルぶんのアンプが必要です。

設置・接続が簡単

アクティブスピーカーならプレーヤーに接続するだけですから実にシンプルです。

パッシブスピーカーで同じ事を実現するには、上の表に挙げた機器(スピーカー、複数台のアンプ、チャンネルデバイダー)を設置した上で各々をケーブル接続することになります。

5 先進的:更に一歩前進したアクティブスピーカーも

アクティブスピーカーの進化は留まることを知りません。

iLoud MTMやADAM S Seriesはルームアコースティック問題をも解決する、正にリスニングのための次世代スピーカーといえます。詳細は「ルームアコースティック対策済の次世代スピーカー:iLoud MTM、ADAM S2V」を参照してください。

HEDD Audioのアクティブスピーカーは、スピーカーの抱える位相歪みとインパルス応答の問題を劇的に改善するHEDD Lineariserを搭載しています。更にバスレフ型としても密閉型としても利用できる極めてユニークなこのスピーカーは、アクティブスピーカーだからこそ実現できた離れ業です。

HEDD New MK2 Monitor Series and BASS Subwoofers
HEDD Audio MK2シリーズ

HEDD Audioのアクティブスピーカーについては「HEDD Audioは高音質スピーカーに革新をもたらすドイツの新興メーカー」をご覧ください。

HEDD Lineariserについては「HEDD Lineariserで位相やインパルス応答を向上、HEDDは更に音質アップするスピーカー」をご覧ください。


以上のように、真のアクティブスピーカーは有り余る魅力を備えたリスニングにも相応しい高音質スピーカーなのです。

アクティブモニタースピーカーのつなぎ方

高音質なアクティブモニタースピーカー(パワードスピーカー)はスタジオなどで使用することが前提であることから接続はアンバランス(RCA/6.3mmTS)ではなくバランス(XLR/6.3mmTRS)が標準です。※最近はアンバランス/バランス両対応でホームオーディオとの接続性を高めた製品も増えています。

バランス入力のXLR端子(上)とアンバランス入力のRCA端子を備えたアクティブスピーカーのリアパネル。

写真のADAM Audio Tシリーズはスライドスイッチでバランスとアンバランスを切り換えます。

アクティブスピーカーのつなぎ方についての詳細は、モニタースピーカー(アンプ内蔵)につなぐケーブルをご覧ください。

スピーカーケーブルは不要です!

アクティブスピーカーにスピーカーケーブルは使いません。アクティブスピーカーの入力端子はアンプの入力端子に相当するのでラインケーブルを使用します。

ラインケーブル一覧

バランス接続(XLRケーブル)は高価なだけで利用価値はない?

「家庭でリスニングに使うオーディオ機器の接続はRCAケーブル(アンバランス接続)で十分。高価なXLRケーブルを使うメリットはない。」との考えがありますが本当でしょうか。

確かに短いケーブルで配線可能で更に外来ノイズの影響を受けなければ、アンバランス接続で十分と言うこともできます。

ただし、PCオーディオをはじめとするデジタルオーディオを取り入れる場合は、ケーブルが外来ノイズを拾う可能性が高いためバランスケーブルを使った方がノイズ対策として有利です。
実際にPCに接続したUSB DACをアンバランス(RCAケーブル)で出力すると発生するノイズがバランス接続(XLRケーブル)に変更することで改善した経験があります。

家電量販店や専門店でXLRケーブルは高価ですから高級品のイメージがありますが、実はこのような店で売られているRCAケーブルと同等以下の価格で高品質なXLRケーブルやその他のバランスケーブルは沢山あります。

上記を踏まえると、アンバランス接続でノイズ対策のアクセサリーを使うよりも、バランス接続のほうが不要なアイテムを排除し安価に済むのかもしれません。

気を付けたいのは大型ネットショップで見かける見栄えは良さそうだが異常に安く無名なXLRケーブルです。見かけはバランスケーブルでも内部結線はアンバランス接続のものもあるようです。

バランス接続のメリットについて

バランス接続のメリットは外来ノイズを受けにくいことです。ノイズが侵入してもノイズを打ち消し合う仕組み(ノイズキャンセリング)のケーブルです。音質云々というよりもノイズに強い事がバランス接続のメリットです。ライブやコンサート会場でバランスケーブルが標準で使われる理由は、必然的に長いケーブルを使わなければならない事に対するノイズ対策です。

ボリュームコントロール可能なDACやオーディオインターフェイスが相性良好

DACをアクティブスピーカーにつなぐ場合は、音量調整可能なボリュームコントローラー付きのDACをおすすめします。

PCオーディオの場合は、DACの代わりにオーディオインターフェイスを利用すると大抵の場合はバランス接続できるため、アクティブスピーカーの持ち味を十分に発揮することができます。

音量調整できないDACはボリュームコントローラーで解決

DAC、プレーヤー、アクティブスピーカーで音量調整できない場合はプレーヤー(やDAC)とアクティブスピーカーの間にボリュームコントローラーを接続します。※プレーヤー本体で音量調整できなくてもスマホアプリで音量調整できる場合があります。

オーディオクオリティーに妥協を許さない Heriotage Audio の最先端の技術を以て生まれた、リファレンス仕様のモニターコントローラーBaby RAM

アクティブスピーカーに役立つアンバランス バランス変換ボックス

RCA出力端子のプレーヤーをXLR端子のアクティブスピーカーに接続するには、アンバランス to バランス変換ボックスを使います。

おすすめのアクティブスピーカー

Spotify等の音楽サブスクをダイレクトに再生できる点はアクティブスピーカーならではのメリットです。Bluetoothスピーカーとして利用することもできます。

オーディナリーサウンドではKRK、ADAM Audio、HEDD Audioをはじめとしたトップクラスの高音質アクティブスピーカーを豊富に取り揃えています。詳しくは「スピーカー おすすめ45選」のアクティブスピーカーをご覧ください。


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