アクティブスピーカーのすすめ for Music Lovers

アクティブスピーカーのすすめ for Music Lovers

音楽鑑賞用には”パッシブスピーカーが優れている”との考えが根強く残っています。しかし実際は音質・省スペース・コスパの何れをとってもアクティブスピーカーが有利です。後は好みの問題です。

HEDD AudioHEDD-Japan のサイトでは自社製品を次のように紹介しています。

”音楽制作、放送、そして設備音響、等の全てのセグメントに対して最新のアナログ技術によるスタジオモニターを生産しています。”

このようにオーディナリーサウンドが販売しているiLoud Micro MonitorやHEDDアクティブスピーカーは、元々は音楽制作用途を主眼に置いた製品です。

※オーディナリーサウンドでは”スタジオモニター”をより馴染みやすい”アクティブスピーカー”と敢えて呼び変えています。

「プロが使うスタジオモニターを家庭リスニング用に使うのは邪道では?」

そのように思うのも無理はありませんが、実は家庭用途としてもホームオーディオ製品に勝るとも劣らないベストソリューションなのです。

アンプ内蔵がもたらす多くのメリット

1. 省スペース

for Music Lovers

何と言っても省スペースであることは、(メカマニアではない)純粋に音楽を聴くことが好きな方々にとっては喜ばしいことです。

昭和の時代ならオーディオと言えばステレオ3点セット(アンプ・レコードプレーヤー・FMチューナーが一体になったコンソールと左右スピーカーの3点)が主流で、応接セットと共にステータスのような存在だったかと思います。しかし現代のライフスタイルには大き過ぎて邪魔者扱いになってしまうことでしょう。そこである程度以上の音質で聴くために通常は何らかのプレーヤーとアンプ、そしてスピーカーを組み合わせて使っています。

オーディオの歴史

アクティブスピーカーはスピーカーにアンプを内蔵したことで大幅な省スペースを実現した現代のニーズに応えたデザインです。

アンプ内蔵は音質的に不利なのでは?

そんなことはありません。音質的に不利ならば音のプロフェッショナルの厳しい要求に応えることなど不可能であることは火を見るよりも明らかでしょう。 不利などころかアンプとスピーカーをセパレートにするよりも音質面でも有利なデザインを実現することにつながっています。

小型スピーカーは大型スピーカーよりも音質的に不利なのでは?

アクティブスピーカーはホームオーディオの高級機と比較するとコンパクト(この点でも省スペース)ですが、小型だからといって音質的に不利なことは決してありません。スピーカーは長年進歩が無いように思われている節もありますが、現代的なスピーカーは大きく進歩しています。アクティブ スピーカーは古典的な設計の大型スピーカーよりも遥かに低域性能が優れています。これはカタログスペックからもわかりますし、実際に聴いていただいた方には納得していただいています。

2. アクティブスピーカー=ベストパートナーのアンプとスピーカー

高音質スピーカーの条件としてスピーカーユニット(実際に音が出る部分)の性能や優れたエンクロージャー(キャビネットのこと)設計が大前提となります。アクティブスピーカーは勿論この点にもぬかりはありませんが、アンプを内蔵したことも音質向上に大きく貢献しています。

スピーカーとアンプの相性問題を解決

ホームオーディオの場合、スピーカーとアンプは別々のメーカーの組み合わせになる場合が一般的です。何故なら高音質で人気のスピーカーメーカーの多くはアンプを生産しておらず他メーカーのアンプを選ぶことになるからです。スピーカーの性能を発揮するには相性の良いアンプ選びが重要ですが、その選択は最終的にリスナーの判断にゆだねられることになります。 メカマニアならこの行程を楽しめますが、純粋に音楽を楽しみたいユーザーにとっては有り難くない行程です。

アクティブスピーカーはアンプ内蔵ですから、はじめからスピーカーとアンプのベストパートナーをメーカーが提供してくれます。”ピュア”に音楽を楽しむことに専念できます。

昔はスタジオでもパッシブスピーカーとアンプの組み合わせだった

現在、レコーディングスタジオでモニターとして使われるスピーカーはほとんどがアンプを内蔵したアクティブスピーカーです。

パッシブスピーカーからアクティブスピーカーに移行した大きな理由は、パッシブスピーカーの場合、スタジオによってアンプが異なることによる音の再現性の不一致が生じることだと聞きます。

究極のシステムをスピーカーの中にビルドイン

スピーカーユニットに応じた数のアンプを内蔵したハイクラス設計

ホームオーディオ製品は高級機でも1台のアンプで全スピーカーユニットをドライブすることが一般的で、このためにスピーカーのキャビネットの中にネットワークと呼ばれるアナログ回路が入っていますが、この回路が音質面でボトルネックになっています。

この問題をクリアするためにスピーカーを改造(または自作)して複数台のアンプでドライブするという究極のシステムを構築している熱心な方々もいらっしゃいますが、それなりの知識が必要なばかりか膨大な費用とカット&トライの時間を伴ってしまいます。更に外付けのアンプを何台も設置する場所を確保しなくてはなりませんし、ケーブルの本数も半端じゃありません。(3ウェイスピーカーのステレオシステムの場合、6チャンネル分のアンプと6組のスピーカーケーブルが必要)

とてもじゃありませんが、純粋に音楽を楽しみたいリスナーへのソリューションにはなりません。知識・コストを要求され省スペースにも反します。

アクティブスピーカーは、複数台のアンプを内蔵することで究極のシステムを実にシンプルに提供するイノベーションです。

HEDDの各モデルのスピーカーユニットとアンプの構成

マルチアンプ

スピーカーユニットと1対1のアンプを内蔵したマルチアンプシステム

【コラム:真のアクティブスピーカーとは呼びづらい”プチ”アクティブスピーカー】
iLoud Micro MonitorやHEDDはスピーカーユニットをダイレクトにアンプ駆動するアクティブスピーカーですが、他社製品には左右スピーカーの片側にステレオアンプを内蔵してもう片側のスピーカーとスピーカーケーブルで接続するタイプのものも数多く出回っています。

これは単にアンプをスピーカー内部に押し込んだだけで実質的には従来のアンプ+スピーカーのシステムと何ら変わらないものです。※アンプを内蔵していないもう片方には一般的なスピーカーケーブルで接続します。

これではアクティブスピーカーの本来のメリットを生かすことは出来ず、省スペースだけがメリットの簡易的なスピーカーと捉えるべきかと思います。※高価なスピーカーでもこのようなものも存在します。

一般的にはアンプ内蔵スピーカーの総称をアクティブスピーカーと呼んでいますが、オーディナリーサウンドは上記の簡易的なアクティブスピーカーをセミアクティブスピーカーと呼んだりしています。

アクティブスピーカーとパッシブスピーカー

簡易的なアクティブスピーカー(図右のセミアクティブスピーカー)では本来のアクティブスピーカーのメリットは果たせません

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