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ADAM T5V:リスニングやDTMに最適な高音質アクティブスピーカー

ADAM AudioのエントリーとなるTシリーズの中から5インチウーハー搭載のコンパクトなアクティブスピーカーT5Vの紹介です。

T5Vとは

5インチポリプロピレンウーハーとU-ARTツイーターを搭載した2ウェイアクティブスピーカーです。内蔵アンプにはウーハー用の50WクラスDアンプとU-ARTツイーター用の20WクラスDアンプを搭載し、クロスオーバーはDSPで制御されています。

スタジオモニターのワールド スタンダードADAM Audio(ドイツ)のエントリーモデルであり、リスニング用途にも適したスピーカーです。

T5V
U-ARTツイーター(上)と5インチウーハー(下)の2ウェイアクティブスピーカー

サイズは高さ298 mm x 幅179 mm x 奥行き297mmとコンパクトで、デスクトップにもテレビ用スピーカーにも場所をとりません。

XLRバランス/RCAアンバランス入力で様々な機器に接続可能

リアパネル右下にXLR入力端子とRCA入力端子を装備しスライドスイッチで入力を切り換えます。接続機器によってバランスにもアンバランスにも対応する親切設計です。

入力端子の上にはレベル調整ノブ(-60 ~ +18 dB)と、リスニング環境への最適化や、好みに合わせた音響調整が可能なDSPによるスイッチ型のハイ/ロー・シェルビングEQ(– 2/0/+2 dB)を搭載しています。

T5V

ルーム補正後の周波数特性

  • MEMS Microphone:下中央
  • USB MIX:キーボード左
  • Room EQ WizardとT-RackS Classic Equalizer:PCディスプレイ

部屋の癖をEQで取り除いてT5Vの本領を発揮できるようにしました。

今回はT5Vの魅力的な価格を考慮して、測定・補正機器も極力低予算で収まるものを選んでいます。

  • 測定マイク:MEMS Microphone (IK Multimedia)
  • オーディオインターフェイス:USB MIX (ART) ※マイクアンプ&アナログデジタルコンバーターとして使用
  • ルームイコライザー:T-RackS Classic Equalizer (IK Multimedia)

    この他、測定時にはAXE I/O (IK Multimedia)をDACとして使用しています。

無償で入手できるT-RackS Classic Equalizerは、ルームイコライザーとしては2バンドのパラメトリックイコライザーとしてしか使えませんが、ルーム補正としての要所を抑えることはできます。左右チャンネル独立にイコライジングできる点もルーム補正向きと言えます。

ルーム補正後のL(緑)とR(赤)の周波数特性

補正後のサウンドチェック

補正後の確認にはDACとしてARTのUSB MIXを使いました。これもT5Vにあわせて低価格なDACを使うことが狙いです。

T5Vに限ったことではありませんが、ルーム補正前後の音質の違いは一目瞭然です。チェックでよく使うAlicia KeysのDoesn’t Mean Anythingですが、キックの音の改善は勿論のことメロタムのリアリティが増した点が印象的でした。

T5Vの音を端的に述べると”価格を逸脱した高音質スピーカー”であると言えます。T5VをPC・スマホ・その他のプレーヤーに繋ぐだけでも十分に満足してもらえると思いますが、是非ともルーム補正した状態で使って欲しいところです。ルーム補正しただけで音質のランクが格段に上がるからです。

同社フラッグシップのS2Vとは1/10の価格差がありますから比較しようもありませんが、音のキャラクター的にはロック系などのポピュラー音楽を中心にT5Vが好まれる場合もあるでしょう。

ADAM T5Vではじめるスピーカー ライフ

ADAM T5Vは一台ごとに二系統のアンプを内蔵した本格派であるにもかかわらず、ペアで5万円を切る大変リーズナブルなアクティブスピーカーです。

少なくともアンプとスピーカーをあわせて5万円以下のシステムを利用している場合は、ADAM T5Vに置き換えることで音質の大幅なグレードアップが期待できます。

ホームオーディオ製品で揃えるとなると3万円以内のスピーカーと2万円以内のアンプの組み合わせが考えられますが、この予算で二系統のアンプを高域用と低域用に振り分けることのできるシステム(バイアンプ)はまず存在しません。一般的なステレオアンプをスピーカーに接続する例として、日本で絶大な人気を誇るD社(デンマーク)のペア最安値29,800円のスピーカーと実売2万円以下のアンプの組み合わせをADAM T5Vと比較してみるとよいでしょう。

関連記事:アクティブスピーカーのすすめ for Music Lovers

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ADAM T5Vのコンパクトさがおわかりいただけるかと思います

まずはADAM T5Vの高音質をストレートに楽しんでください

スマホやPCで音楽を聴いているならADAM T5Vにつなぐだけでも今まで聴いていた音楽の音質がグレードアップします。

スマホやウォークマンなどのDAPはYケーブルとRCA(ピン)ケーブル2本でT5Vにつながります。

YRA-154
YRA-154
YRA-167
YRA-167
HRR-000
HRR-000

スマホやDAPのイヤホンジャックにYRA-154(またはYRA-167)を差し込んで2本のHRR-000とYRA-154(またはYRA-167)をつなぎます。HRR-000をT5Vに接続するとスマホ(DAP)の音がT5Vから出力されます。スマホ(DAP)で音量調整します。

バランス出力付きのDACやプレーヤーはXLRケーブル2本でT5Vにつながります。

HMIC-000
HMIC-000
HSX-000
HSX-000

DACやプレーヤーの出力端子がXLRならHMIC-000でT5Vと接続します。DACやプレーヤーの出力端子が1/4PhoneのTRSバランスならHSX-000でT5Vと接続します。

音量調整できないDACやプレーヤーはUSB MIXをボリュームコントローラーとして間に挟みます。

DAPやDACがポータブル規格のバランス出力端子なら変換ケーブルを介してXLRケーブルでT5Vに接続できます。

RCAとXLRのどちらへも入力切換できて様々な機器に接続できる点もT5Vのメリットです。

スピーカースタンドは最初から用意したい

スピーカースタンドの役割は重要で人にとっての靴のような存在ですからT5Vとあわせて使用してください。IsoAcousticsのISO-155はリーズナブルプライスの良品でT5Vに最適なスピーカースタンドです。セットがお得です。

ISO-StandsシリーズのISO-155がT5Vに最適です。

Apertaはアルミ削り出しの上位機種です。

関連記事:デスクトップオーディオの必需品 IsoAcoustics スピーカースタンド

ADAM T5Vのメリットを最大限活かすシステムアップ

ADAM T5Vに限ったことではありませんが、スピーカーの本来のポテンシャルを引き出すにはルームアコースティック対策を避けて通るわけにはいきません。

いくつかの対策手段を選択できますが、何れの手段を取るにしてもマイクによるルーム測定で問題点をクリアにすることから始める点に変わりはありません。

音響パネルによるルームアコースティック対策も進歩しています。Primacoustic社(カナダ)のキット製品やKOTOBUKI(日本)の各種パネルは比較的導入が容易な価格になっています。

ルームイコライザーによるルームアコースティック対策は、PCを利用することで予算に応じた対策ができる柔軟性も魅力です。

音響パネルとルームイコライザーによるハイブリッド型も効果的です。

ADAM T5Vのコストパフォーマンスを活かす意味でも、測定にはできるだけコストを掛けない機器を揃えることが望ましいと言えます。

例えばこのような測定用機器のチョイスです。

測定用マイクは1万円以下と低価格ながら安定性の高いIK Multimedia MEMS Microphoneです。本来はARC System 2.5専用マイクですが、Room EQ Wizardなどでも差し支えなく利用できます。

測定用マイクで拾った音をPCに取り込むには、マイクアンプとPCに接続可能なADC(アナログデジタルコンバーター)が必要になります。ART USB MIXはマイクアンプを内蔵したADCで価格も1万円台とリーズナブルなUSBオーディオインターフェイスです。

マイクとオーディオインターフェイスはXLRケーブルで接続します。測定に使うために高価なケーブルは要りませんからHOSAのHMICシリーズが手頃です。安価と言えどもプラグは信頼性の高いノイトリック社を採用しています。

HMIC-000
HMIC-000

マイクはマイクスタンドに取り付けることで信頼性の高い測定ができます。こちらも家庭で使う分には高級品は必要ありませんから2千円台のDICON MS-101で構わないでしょう。

上記の様な機器は、良い音で音楽を楽しむために実に有効なツールなのですが、オーディオショップで入手することはできません。

純正サブウーハーでリッチなサウンドにグレードアップ

ADAM T5Vはサイズと価格から考えて十二分の低域再生能力があります。量感とスピート(タイトさ)を兼ね備えた良質な低音です。

そうは言ってもローコストスピーカーの5インチウーハーには限界があるのも事実です。ADAM Audioはこれを補うオプションとしてTシリーズとのマッチングを考慮したサブウーハーT10Sを提供しています。

10インチ ウーハー搭載で28Hzまでカバーしながらも幅318 mmとコンパクトです。

T10S
ADAM T10S

低音再生能力が増すと、低域がよく出るようになるばかりでなく音楽全体がより豊かな表現力で再生されることに気付きます。

末永く使える嬉しい5年間保証

スピーカーは一般的なデジタル機器と異なり使い方次第で5年~10年以上と長く付き合えるアイテムです。T5Vの保証は、修理作業を含めた代理店保証が1年間、2年間の部品保証、製品登録によって5年間に延長と極めて手厚い内容です。

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ADAM Audio T5V(ペア)

数量:

ADAM Audio T7V(ペア)

数量:

ADAM Audio SP-5

数量:

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