SHOPPING
Amazon Pay/PayPal/etc.
銀行振込
Visa/Mastercard/American Express
SHOPPING
Amazon Pay/PayPal/etc.
銀行振込
Visa/Mastercard/American Express
\ 購入その他、気軽にお問い合わせください /
正規輸入品
ADAM AudioのエントリーとなるTシリーズの中から5インチウーハー搭載のコンパクトなアクティブスピーカーT5Vの紹介です。
5インチポリプロピレンウーハーとU-ARTツイーターを搭載した2ウェイアクティブスピーカーです。内蔵アンプにはウーハー用の50WクラスDアンプとU-ARTツイーター用の20WクラスDアンプを搭載し、クロスオーバーはDSPで制御されています。
スタジオモニターのワールド スタンダードADAM Audio(ドイツ)のエントリーモデルであり、リスニング用途にも適したスピーカーです。
サイズは高さ298 mm x 幅179 mm x 奥行き297mmとコンパクトで、デスクトップにもテレビ用スピーカーにも場所をとりません。
リアパネル右下にXLR入力端子とRCA入力端子を装備しスライドスイッチで入力を切り換えます。接続機器によってバランスにもアンバランスにも対応する親切設計です。
入力端子の上にはレベル調整ノブ(-60 ~ +18 dB)と、リスニング環境への最適化や、好みに合わせた音響調整が可能なDSPによるスイッチ型のハイ/ロー・シェルビングEQ(– 2/0/+2 dB)を搭載しています。
部屋の癖をEQで取り除いてT5Vの本領を発揮できるようにしました。
今回はT5Vの魅力的な価格を考慮して、測定・補正機器も極力低予算で収まるものを選んでいます。
無償で入手できるT-RackS Classic Equalizerは、ルームイコライザーとしては2バンドのパラメトリックイコライザーとしてしか使えませんが、ルームチューニングとしての要所を抑えることはできます。左右チャンネル独立にイコライジングできる点もルームチューニング向きと言えます。
補正後の確認にはDACとしてARTのUSB MIXを使いました。これもT5Vにあわせて低価格なDACを使うことが狙いです。
T5Vに限ったことではありませんが、ルームチューニング前後の音質の違いは一目瞭然です。チェックでよく使うAlicia KeysのDoesn’t Mean Anythingですが、キックの音の改善は勿論のことメロタムのリアリティが増した点が印象的でした。
T5Vの音を端的に述べると”価格を逸脱した高音質スピーカー”であると言えます。T5VをPC・スマホ・その他のプレーヤーに繋ぐだけでも十分に満足してもらえると思いますが、是非ともルームチューニングした状態で使って欲しいところです。ルームチューニングしただけで音質のランクが格段に上がるからです。
同社フラッグシップのS2Vとは1/10の価格差がありますから比較しようもありませんが、音のキャラクター的にはロック系などのポピュラー音楽を中心にT5Vが好まれる場合もあるでしょう。
ADAM T5Vは一台ごとに二系統のアンプを内蔵した本格派であるにもかかわらず、ペアで4万円を切る大変リーズナブルなアクティブスピーカーです。
少なくともアンプとスピーカーをあわせて4万円以下のシステムを利用している場合は、ADAM T5Vに置き換えることで音質の大幅なグレードアップが期待できます。
ホームオーディオ製品で揃えるとなると2万円以内のスピーカーと2万円以内のアンプの組み合わせが考えられますが、この予算で二系統のアンプを高域用と低域用に振り分けることのできるシステム(バイアンプ)はまず存在しません。一般的なステレオアンプをスピーカーに接続する例として、日本で絶大な人気を誇るD社(デンマーク)のペア最安値29,800円のスピーカーと実売2万円以下のアンプの組み合わせをADAM T5Vと比較してみるとよいでしょう。
関連記事:アクティブスピーカーのすすめ for Music Lovers
スマホやPCで音楽を聴いているならADAM T5Vにつなぐだけでも今まで聴いていた音楽の音質がグレードアップします。
スマホやウォークマンなどのDAPはYケーブルとRCA(ピン)ケーブル2本でT5Vにつながります。
スマホやDAPのイヤホンジャックにYRA-154(またはYRA-167)を差し込んで2本のHRR-000とYRA-154(またはYRA-167)をつなぎます。HRR-000をT5Vに接続するとスマホ(DAP)の音がT5Vから出力されます。スマホ(DAP)で音量調整します。
バランス出力付きのDACやプレーヤーはXLRケーブル2本でT5Vにつながります。
DACやプレーヤーの出力端子がXLRならHMIC-000でT5Vと接続します。DACやプレーヤーの出力端子が1/4PhoneのTRSバランスならHSX-000でT5Vと接続します。
音量調整できないDACやプレーヤーはUSB MIXをボリュームコントローラーとして間に挟みます。
DAPやDACがポータブル規格のバランス出力端子なら変換ケーブルを介してXLRケーブルでT5Vに接続できます。
RCAとXLRのどちらへも入力切換できて様々な機器に接続できる点もT5Vのメリットです。
スピーカースタンドの役割は重要で人にとっての靴のような存在ですからT5Vとあわせて使用してください。IsoAcousticsのISO-155はリーズナブルプライスの良品でT5Vに最適なスピーカースタンドです。セットがお得です。
ISO-StandsシリーズのISO-155がT5Vに最適です。
Apertaはアルミ削り出しの上位機種です。
関連記事:デスクトップオーディオの必需品 IsoAcoustics スピーカースタンド
ADAM T5Vに限ったことではありませんが、スピーカーの本来のポテンシャルを引き出すにはルームアコースティック対策を避けて通るわけにはいきません。
いくつかの対策手段を選択できますが、何れの手段を取るにしてもマイクによるルーム測定で問題点をクリアにすることから始める点に変わりはありません。
音響パネルによるルームアコースティック対策も進歩しています。Primacoustic社(カナダ)のキット製品やKOTOBUKI(日本)の各種パネルは比較的導入が容易な価格になっています。
ルームイコライザーによるルームアコースティック対策は、PCを利用することで予算に応じた対策ができる柔軟性も魅力です。
音響パネルとルームイコライザーによるハイブリッド型も効果的です。
ADAM T5Vのコストパフォーマンスを活かす意味でも、測定にはできるだけコストを掛けない機器を揃えることが望ましいと言えます。
例えばこのような測定用機器のチョイスです。
測定用マイクは1万円以下と低価格ながら安定性の高いIK Multimedia MEMS Microphoneです。本来はARC System 2.5専用マイクですが、Room EQ Wizardなどでも差し支えなく利用できます。
測定用マイクで拾った音をPCに取り込むには、マイクアンプとPCに接続可能なADC(アナログデジタルコンバーター)が必要になります。ART USB MIXはマイクアンプを内蔵したADCで価格も1万円台とリーズナブルなUSBオーディオインターフェイスです。
マイクとオーディオインターフェイスはXLRケーブルで接続します。測定に使うために高価なケーブルは要りませんからHOSAのHMICシリーズが手頃です。安価と言えどもプラグは信頼性の高いノイトリック社を採用しています。
マイクはマイクスタンドに取り付けることで信頼性の高い測定ができます。こちらも家庭で使う分には高級品は必要ありません。
上記の様な機器は、良い音で音楽を楽しむために実に有効なツールなのですが、オーディオショップで入手することはできません。
ADAM T5Vはサイズと価格から考えて十二分の低域再生能力があります。量感とスピート(タイトさ)を兼ね備えた良質な低音です。
そうは言ってもローコストスピーカーの5インチウーハーには限界があるのも事実です。ADAM Audioはこれを補うオプションとしてTシリーズとのマッチングを考慮したサブウーハーT10Sを提供しています。
10インチ ウーハー搭載で28Hzまでカバーしながらも幅318 mmとコンパクトです。
低音再生能力が増すと、低域がよく出るようになるばかりでなく音楽全体がより豊かな表現力で再生されることに気付きます。
スピーカーは一般的なデジタル機器と異なり使い方次第で5年~10年以上と長く付き合えるアイテムです。T5Vの保証は、修理作業を含めた代理店保証が1年間、2年間の部品保証、製品登録によって5年間に延長と極めて手厚い内容です。
T5Vは非常に手頃な価格の2ウェイ・モニターで、自宅スタジオや小規模なコントロールルームに最適な製品です。
T5Vは5インチのウーファーを搭載しており、45 Hzまで伸びた低域再生能力を持っています。新たに開発されたU-ARTツイーターは、25kHzまでの高域が再生可能で、高解像度が求められるレコーディングやミキシング作業にも対応しています。U-ARTツイーターには、ADAM AudioのフラッグシップSシリーズモニターでも使用されているHPS(High-frequency Propagation System)と同様のウェーブガイドが使用されており、高域における均一な放射特性が実現されることで、非常に広いスイートスポットを提供します。これにより、限られたリスニングポジションに縛られることなく、自由に作業を行うことができます。
フロントに面取りが施されたキャビネットにはリア・ファイアリング型のバスレフポートがついており、そのコンパクトなサイズによって、スペースの限られた場所でも問題なく使用することができます。クロスオーバーとイコライジングは内蔵されたDSPによって制御され、入力部にはRCAとXLRのアナログ接続が用意されています。ウーファー用の50WクラスDアンプとU-ARTツイーター用の20WクラスDアンプを搭載したT5Vは、ペアで最大106dBのSPLを再生可能です。優れた音響特性、コンパクトなサイズ、そしてその並外れたコストパフォーマンスにより、音楽、映像、放送制作における小規模なコントロールルームでの使用に最適です。 よりディープな帯域のモニタリングには、ADAM Sub7およびSub8サブウーファーと組み合わせて使用することをお勧めします。
ユニット数 | 1 |
ドライバー口径 | 5″ (127 mm) |
コーン素材 | ポリプロリピレン |
ユニット数 | 1 |
タイプ | U-ART |
ダイアフラム面積 | 4 inch² (2420 mm²) |
同等ダイアフラム径 | 1.9″ (48 mm) |
ベロシティ変換比率 | 4:1 |
ダイアフラム重量 | 0.17 g |
ウェーブガイド | HPS |
アンプ数 | 2 |
ウーファー | 1 |
タイプ | PWM |
アンプ出力(RMS) | 50W |
ツイーター | 1 |
タイプ | PWM |
アンプ出力(RMS) | 20W |
入力感度 | +4 dBu / -10 dBV 切り替え可能 |
ゲイン | 調整可能 |
ハイシェルフEQ | – 2 dB, 0 dB, +2 dB |
ローシェルフEQ | – 2 dB, 0 dB, +2 dB |
アナログ入力 | XLR, RCA |
入力インピーダンス | 10 kOhm / 20 kOhm |
パネル | リア |
周波数特性 | 45 Hz – 25 kHz |
THD > 80 Hz | 0.5 % |
Max. SPL | ≥106 dB(ペア@1m) |
クロスオーバー周波数 | 3 kHz |
最大消費電力 | 132 W |
重量 | 5.7 kg |
高さ x 幅 x 奥行き | 298 mm x 179 mm x 297mm |
保証 | 通常2年間、製品登録で5年に延長 |
付属品 | パワーコード、クイックスタートガイド |
SHOPPING
Amazon Pay/PayPal/etc.
銀行振込
Visa/Mastercard/American Express