オーディオのライトサイド
iLoud Micro Monitor
ik logo

IK Multimedia iLoud Micro Monitorは元々は狭い空間の小規模スタジオ用途に開発されたモニタースピーカーです。ですから、個人宅のような狭い部屋でスピーカーを使う際の問題を解決できるようにはじめからデザインされています。

デスクトップスピーカーとしてもおすすめのiLoud Micro Monitorの配置やEQによる特性の違いをリスニングポジションでマイク測定しました。

目次

一体型スタンドの傾斜あり/なし

iLoud Micro Monitor は底部前側の足を立てることでスピーカーを傾斜させることができます。

iLoud Micro Monitor 側面
傾斜させることでデスクトップ設置時の周波数特性を改善

そこでデスクトップで傾斜あり/なしの2通りで測定してみました。

測定グラフ
測定グラフ‐緑:平置き(本体側面写真左)、赤:傾斜(本体側面写真右)、青:補正後

グラフを見やすくするために3本のグラフは上下にずらして表示しています。

グラフの高音域に注目すると、

  • 傾斜なし(緑)の場合は、高音域が下がっている(横軸3kHzあたりから下降)
  • 傾斜あり(赤)の場合は、高音域が下がる度合いが軽減している
  • 補正(青)した場合は、周波数特性が大幅に改善されている(低音域も含め凸凹が少ない)

低音再生能力の優秀さが見て取れる

ウーファー

グラフからもわかるように、低音域は50Hzあたりまで再生しています。(それより下はなだらかに下降)

小型スピーカーは一般的に低音不足を避けて通れません。iLoud Micro Monitorは聴感上も低音不足を感じることはありませんでしたが、測定結果がこれを実証しています。

※別の記事にも書きましたが、一部の小型スピーカーに見られる”低音不足を気付かせないトリック”による不自然な低音をiLoud Micro Monitorで感じることはありません。ナチュラルです。

高音域の質感も秀逸

ツイーター

グラフからの考察ではありませんが、高音域も音が耳に刺さることなく、かと言って眠たい音でもなく、きびきびとした上質な音を聴かせてくれます。歪み感を感じさせないのもパッシブ回路を排除したバイアンプの恩恵と思われます。

測定に使用したRoom EQ Wizard

Room EQ Wizardは無料で使えるソフトです。Window/Mac/Linux版が提供されています。

Room EQ Wizard

音楽リスナーに使われることはほぼありませんが、オーディオシステムのポテンシャルを最大限に引き出すためのとても有効なツールです。

音質改善にも有効なフレキシブル対応の設計

測定によっても、デスクトップ使用時に底部の足を立てることの有効性がわかりました。

デスクトップ用と謳われるスピーカーの中には元々スピーカー前面を傾斜させた作りのものもありますが、この場合は用途がデスクトップに限定されてしまいます。iLoud Micro Monitorは可動する足でフラットにも傾斜にもセットできるので多くのシチュエーションに柔軟に対応します。

まだ試してはいませんが、卓上用のマイクスタンドにセッティングするとより良い結果が期待できます。市販のネジ変換アダプターを使えばカメラ用ミニ三脚も代用になるかもしれません。※特にミニ三脚はiLoud Micro Monitor取り付けに耐えられる丈夫なものを使ってください

iLoud Micro Monitor 底面
iLoud Micro Monitor スタンド設置

底部のネジ穴(3/8inch)でマイクスタンドに取り付け可能

3つのEQスイッチ

次はEQスイッチを中心にリアパネルのお話です。

iLoud Micro Monitor フロント&リア

リアパネルの左列にはEQのグループにFLAT/DESK、FLAT/HF+2dB、FLAT/LF-3dBと書かれたスライドスイッチがあります。製品ページのスペック欄では”Acoustic settings”とあるように、これらのEQ(イコライザー)は好みの音作りのためと言うよりもアコースティック(音響)調整を目的としたものです。

リアパネル

そこで再びマイク測定して効果の程を確認してみることにします。

各EQスイッチ単独の効果

はじめに3つのEQスイッチ(DESK、HF、LF)をそれぞれ単独でオンにした時の様子を見てみます。

茶;EQオフ、緑:EQオン

デスクトップスピーカーとして使う場合は iLoud Micro Monitor はスタンドを立てて上向きに設置した方が結果が良かったので、今回も上向きにした状態で測定しています。

1. DESKオン

周波数特性グラフ

1kHz~10kHzあたりが持ち上がり、300Hz以下が少し下がりました。

5kHzまでの落差は縮まりましたが、それ以上の帯域に改善はありません。

2. HFオン

周波数特性グラフ

2kHzあたりから上が持ち上がる結果となりました。

低域と落差があることに変化はありませんが、2kHz以上の範囲では落差が縮まって改善が見られます。

3. LFオン

周波数特性グラフ

300Hzあたりから下の帯域が抑えられる結果となりました。

300Hz以上の帯域では変化なしです。

EQスイッチの組み合わせ

次にEQスイッチを組み合わせた場合の様子を見てみます。部屋の影響による特性から低音域を押さえる必要があるので、LFスイッチをオンにした状態を基準にします。

茶;EQオフ、緑:EQオン

4. LFスイッチとHFスイッチをオン

周波数特性グラフ

低音域を押さえ高音域を持ち上げることで、全音域の落差を縮める結果となりました。

5. LFスイッチ、HFスイッチ、DESKスイッチをオン

周波数特性グラフ

3つの全EQスイッチをオンにすると、LFスイッチとDESKスイッチの相乗効果で持ち上がり過ぎた低域をより抑えることはできました。しかし、2kHz~5kHzあたりが持ち上がり過ぎて4. と比べて5kHz以上の帯域の落差が目立つ結果となりました。

6. LFスイッチ、DESKスイッチをオン

周波数特性グラフ

これまでの結果から期待はしていませんでしたが、念のためLFスイッチとDESKスイッチをオンにした状態も測定してみました。5. との比較で2kHz~5kHzは若干下げられましたが5kHz以上の改善はありません。

EQスイッチまとめ

以上の結果からEQスイッチ設定は、「4. LFスイッチとHFスイッチをオン」がベストな結果となりました。

このようにEQスイッチは、ルームアコースティックの悪影響を回避するためにとても有効な手段です。

部屋やスピーカーの置き方によって音響特性は千差万別ですから、この組み合わせが全ての環境で万能なベストセッティングという訳ではありません。EQスイッチは、部屋やスピーカーの置き方にあわせた設定をしてください。 また、なだらかな周波数特性になれば優れたスピーカーであるという訳でもありません。あくまで、スピーカーのポテンシャルを十分に発揮するにはなだらかな周波数特性にしてあげることが前提条件だということです。

リアパネル(EQ以外)の説明

ボリュームノブ

本格的アクティブスピーカーの中にはボリュームコントロールが付いていないものも存在します。iLoud Micro Monitorは、左スピーカーのリアパネルに左右連動ボリュームノブが付いているので、CDプレーヤーなど音量調整できない機器も繋げられて便利です。本体がマイクロサイズなので、ボリュームが裏にあっても操作し辛いことはありません。

ペアリングボタン

スマホやPCとBluetoothでペアリングする時に押します。Bluetoothは使用環境にもよるでしょうが、安定接続できています。

2系統のアナログ入力

Bluetooth以外にもステレオミニとRCAの2系統の入力端子があるので柔軟な接続ができます。

audient iD4との組み合わせ

今回、audient iD4との組み合わせで測定しました。iLoud Micro Monitorにはステレオミニ-RCAケーブルが付属しているので、これを使って接続することができました。

Rスピーカー端子

4ピンの専用ケーブル(付属)で右スピーカーへ接続します。

4ピンのケーブルなので、おそらく左スピーカーに内蔵された右チャンネルの低域用アンプと高域用アンプの出力が、右チャンネルスピーカーのウーハーとツイーターに直結しているものと思われます。

DC IN

電源アダプターを接続します。

POWER

電源をオン・オフします。マルチアンプ内蔵の本格的なスピーカーは通常は各々のスピーカーにマルチアンプを内蔵しているため、スピーカーごとにパワースイッチがあります。iLoud Micro Monitor は左スピーカーのパワースイッチだけですので手軽に操作できます。

iLoud Micro Monitorの能力を最大限に引き出すARC System

iLoud Micro Monitorのメーカー発表スペックでは下のグラフのように極めてフラットな特性です。

メーカー発表グラフ

下は前述の実際にマイク測定した結果。緑と赤のグラフは上のグラフと比べて凹凸があります。※青のグラフは補正後の測定結果であるため比較対象外

実測グラフ

メーカー発表の周波数特性はグラフに記載のとおり無響室(anechoic chamber)での結果ですから、今回測定したグラフとの差は部屋の違いに起因していると考えられます。※スピーカーとマイクの距離は1mと70cmですから大差ありません。

通常、スピーカーを置いている部屋は無響室ではないので、実際に聴いている音はスピーカーから直接届く音(直接音)の他に壁等で跳ね返ってくる反射音が多く含まれています。直接音と反射音がミックスされた結果、凸凹になってしまいます。

部屋の反射音の影響(凸凹)を取り除いてくれるのが、iLoud Micro Monitorと同じIK Multimedia社のARK Systemです。専用の測定マイクとソフト(Win/Mac)がパッケージになっているのでPCを使って手軽に導入できます。

製品情報

リスニングに、音楽制作に

コンパクトかつ高音質なリファレンス・モニター

世界最小クラスのリファレンス・モニター・システム
誰でも、どこでも、正確なサウンドを

リニアな周波数特性。色づけされていないサウンド。透明感のあるクリアな音質。余裕のあるヘッドルーム。どれもスタジオ・リファレンス・スピーカーに求められる、欠かせない要件です。なるほど、確かにそれなりのサイズと価格のスタジオ・モニターならこれらの要件を実現しています。しかしながら、狭いデスクトップでも容易に設置可能なサイズのスピーカーとなるとどうでしょう?容易に持ち運び可能なコンパクト・サイズのスピーカーでは?

そうしたニーズにお応えできるのが、世界最小クラスのアクティブ・スタジオ・リファレンス・モニター、iLoud Micro Monitorです。色づけの無い極めて正確な周波数レスポンスを実現したiLoud Micro Monitorは、狭いデスクトップの音楽制作環境からツアー中のホテルまで、さまざまな環境でスタジオ・クオリティのモニタリング環境を実現してくれます。

iLoud Micro Monitorは、極めてポータブルなエンクロージャーにも関わらず、クリアな音質で、50W RMS高出力を実現した世界最小のアクティブ・スタジオ・リファレンス・モニターです。ウーファー、トゥイーターそれぞれを独立したアンプで駆動するバイ・アンプ設計により、音楽制作、アレンジ、ミックス時にもお使いいただける、正確でリニアな周波数特性を実現しています。

iLoud Micro Monitorは、いつでも、どこへでも持ち運ぶことができる、頼れるモニター・システムと言えるでしょう。バッグにも容易に収まるiLoud Micro Monitorがあれば、自宅、スタジオ、ホテルと場所を問わず、いつでも、どこでも、クリアな音質の信頼できるスタジオ・リファレンス・モニター・システムをお使いいただけるのです。

設置面積を抑えながらもIK伝統のハイ・パワー

IKのBluetoothスピーカーのiLoudが発売された時、ポータブル・スピーカーの業界スタンダードが変わったと言っても過言ではでしょう。iLoud Micro Monitorは、この伝統を確かに受け継いだ進化形です。極めてコンパクトなそのエンクロージャーから予想もできないほどの、透明感のあるクリアなサウンドで、なおかつハイ・パワーの出力を誇ります。

iLoud Micro Monitorには、カスタム・メイドの複合素材によるしっかりとした材質の3インチ・ウーファー、3/4インチのシルク・ドーム・トゥイーターが搭載され、計4つの超高能率のクラスDアンプで駆動されています。合計50W RMSというクラスを超えた余裕のあるパワーと入念に設計された前面のバスレフ・ポートにより、どこまでも透明に澄み切った高音域、濁りのない鮮明な中音域から、55Hz (-3dB)までの驚くほど豊かな低音域まで、リニアな周波数特性であなたのサウンドを再生してくれるのです。

驚くほど透明で明瞭なサウンド

iLoud Micro Monitorで音楽を再生すると、まずはそのサウンドの明瞭さに驚かされることでしょう。その秘密は、内蔵された56-bit DSPによる位相、周波数特性のコントロールにあります。長年に渡るIK Multimediaのフィルター開発において培われた技術を基に、入念にデザインされたクロスオーバーの設定、ウーファー、トゥイーター、それぞれから発せられるサウンドが聴く人の耳に届くタイミングをコントロールするタイムアライメントの処理が、このDSPテクノロジーで実現されています。これまで小さなスペースでは不可能と考えられていた正確な位相、定位と、リニアな周波数特性を実現したのです。

ホワイト・カラーもあります

iLoud Micro Monitorはブラックに加えて、モダンなホワイトもご用意しています。自宅やスタジオにマッチするカラーで、より心地のよいモニタリング環境を。

Ideal for small studios

大抵のホーム・スタジオは、理想的なワーク・スペースからすれば小さく、ベッドサイドの壁に沿って置かれた机の上に、すべての機材が設置されている、などといった状況もしばしばです。大抵のモニター・スピーカーはこうした作業環境を意図して設計されたものではありません。そしてその結果、ブーミーで、ぼやけた不鮮明なサウンドになりがちです。

横幅9 cm、奥行き13.5 cmのiLoud Micro Monitorならば、こうした環境に設置しても作業スペースを犠牲にすることはありません。加えて、内蔵DSPをコントロール可能な3つのEQスイッチを備えており、設置される環境にあわせてサウンドを最適化することができます。デスクトップ設置時に机の上に置かれたさまざまな物による音の乱反射を補正するDESKTOPモードの他、低域、高域の補正を行う3つのEQスイッチが装備されています。

iLoud Micro Monitorの底面に装備されたスタンドにより、2段階の角度調節が可能です。耳の位置よりも低い場所に設置するときは、このスタンドを立てて、ウーファーとツィーターのサウンドがクロスオーバーする「スィート・スポット」を、あなたの耳の高さにあわせることができるのです。すなわち、ボーカルやギターなど、より鮮明な中音域を聴くことができるのです。

マイク・スタンドにも設置可能

iLoud Micro Monitorは、マイク・スタンド取り付け用のネジ穴(UNC 3/8”-16)を装備しており、最適な位置、高さに設置可能です。標準的なマイク・スタンドがお使いいただけますから、高価な壁面マウント用のオプションなどをご購入いただく必要はありません。

高級機の機能をお手頃価格で実現

スモール・サイズのモニターを購入するとなると、これまでは、ステレオ・ペアで1万円台から2万円台の低価格のモニターか、ステレオ・ペアで少なくとも6、7万円はする高級機かの、2つの選択肢しかありませんでした。iLoud Micro Monitorは、価格を抑えながらも、正確でクリアな音像、フラットな周波数レスポンス、バイアンプ駆動、DSPにより制御されたクロスオーバーやEQ補正、スタンド、マイク・スタンド用ネジ穴など、高級機だけが提供してきた機能を備えているのです。小規模なスタジオでも、より正確でクリアなサウンドでのモニタリングが可能な、頼りになるリファレンス・モニター。しかもお手頃価格。それがiLoud Micro Monitorなのです。

ライン接続だけでなくBluetooth接続にも対応

iLoud Micro Monitorは、併せてお使いいただく機材を選びません。 iLoud Micro Monitorには、RCA、1/8インチ・ステレオ・ミニ端子を装備している他、Bluetooth接続にも対応しています。音楽制作、ビデオの編集などの作業時にはライン接続、日常のリスニング時にはワイヤレス接続と、さまざまなシーンでの使用目的に合わせてお使いいただけます。

ノートPCの最良のパートナー

近年、ノートPCの大幅な処理能力の向上に伴い、自宅でも、スタジオでも、一貫してノートPCで音楽制作を行う方が増えています。

それぞれ180mm × 135mm × 90mm、ステレオ・ペアでも1.7kgと、機材用のバッグやバックパックなどにも容易に収納して持ち運びできるコンパクトな筐体のiLoud Micro MonitorとハイスペックのノートPCを持ち運ぶ。まるでフル装備のスタジオを持ち運んでいるかのようではありませんか?

バッグにいれて持ち出そう

iLoud Micro Monitorのロゴが縫い込まれた、耐久性に富むポリエステル100%のiLoud Micro Monitor Travel Bagが、持ち運びの時のさまざまな衝撃から、あなたのiLoud Micro Monitorを守ってくれます。長さが調節可能なストラップと、ケーブル類など小物の収納に便利なジッパー付きのポーチも備えています。

サイズ: 30cm x 20cm x 18cm

製品の主な特徴

プロ仕様のリファレンス・モニター

  • 反射音、スピーカー間のタイム・アラインメントを制御する先進の56-bit DSPと、極限まで共振を抑えたエンクロージャーにより、リニアな周波数特性を実現。
  • ヘッドルームに余裕のある4機の超高能率のクラスDパワー・アンプ(50W RMS)を搭載し、極めて高いレスポンスのトランジェントを実現。
  • カスタム・メイドの複合素材による3インチ・ウーファー、大口径バスレフ・ポートを装備し、55Hz(-3dB)までをもカバーする、クラス最高水準の低音域の周波数実現を実現。
  • 価格を抑えながらも、ハイエンド・システムにも匹敵するハイ・クォリティなウーファーとツィーターを搭載。

極めてコンパクト

  • リファレンス用モニターとしては最小クラスの設置面積。
  • 設置スペースに制限のある小規模スタジオのモニタリング・システムとして最適。
  • 部屋の反響音、定常波を避け、より耳に近い位置にスピーカーを設置可能。
  • それぞれ180mm × 135mm × 90mm、ステレオ・ペアでも1.7kgと、持ち運びも容易な、軽量でコンパクトな筐体。

自由度の高い設置と接続

  • 高域、低域を補正するEQスイッチ、卓上での音の乱反射を補正するDESKTOPスイッチなどを装備し、設置場所にあわせてサウンドの最適化が可能。
  • 標準的なマイク・スタンド取り付け用のネジ穴(UNC 3/8”-16)を装備し、自由度の高い設置を実現。
  • 音楽制作用の入力端子として、RCA入力端子、1/8インチ・ステレオ・ミニ入力端子を装備。
  • リスニング用途として、Bluetooth接続にも対応。

スペック

Type2-way active, bi-amped studio monitor
Frequency response (-3dB)55Hz – 20kHz
Frequency response (-10dB)45Hz – 22kHz
Crossover frequency3kHz
Tweeter3/4″ silk dome, neodymium magnet
Woofer3″ high-rigidity custom composite material
Maximum SPL @ 50cm
(with two speakers playing, averaged sinewave from 100 Hz to 10 kHz)
107dB
Number of amplifiers4
Amplifiers typeHigh Efficiency Class-D
Total output power (both speakers)70W (peak) – 50W RMS
Low frequency output power (single speaker)18W RMS
High frequency output power (single speaker)7W RMS
Acoustic settingshigh shelf (0dB or +2dB from 4kHz up)
low shelf (0dB or -3dB from 250Hz down)
desktop (+3.5dB between 1kHz and 10kHz and -1dB below 400Hz)
System total latency (analog input)1.02 ms
System total latency (Bluetooth input)155 ms (depends on host implementation, tested on iPhone 6s / iOS 10.0.1)
High performance Bass-Reflex port
Totally DSP controlled
Connectors2 x RCA input (cable included)
TRS 1/8″ stereo input; 4-pin speaker connector (cable included)
Bluetooth® compatible with A2DP protocol
Size180mm x 135mm x 90mm
Weight920g (left speaker), 800g (right speaker), 1,720g (left + right speaker)
Package includes2 x iLoud Micro Monitor speakers
Power supply unit
Power supply cable
4-pin speakers connection cable (1.5m)
TRS 1/8″ stereo to 2 x RCA cable (1.5m)

T-RackS Meteringを無償提供

T-RackS

iLoud MTM、Loud Micro Monitorの購入/登録者に、Mac/PCで使える音響解析メーター・ソフトウェアT-RackS Metering Suiteの無償提供を開始しました。既にご登録いただいているユーザーも対象となります。高く評価されているモニター・スピーカーと、詳細な特性を視覚的に確認できるT-RackS Metering Suiteと組み合わせることで、あらゆる環境のリスナーに通用するミックス、マスターを素早く、自信を持って仕上げることが可能になります。

関連情報

正規輸入品

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