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スピーカーケーブルのつなぎ方:初心者向き

スピーカーケーブルとは、パッシブスピーカーをプリメインアンプやパワーアンプにつなぐためのケーブルです。アクティブスピーカーを音楽プレーヤーやDACにつなぐ時は、ラインケーブルを使います(スピーカーケーブルは使いません)。

この記事を読めばパッシブスピーカーをつなぐためのケーブルと、アクティブスピーカーをつなぐためのケーブルについて理解することができます。

目次

パッシブスピーカーのケーブル

パッシブスピーカーはプリメインアンプやパワーアンプ等のスピーカー出力端子が付いたアンプを使うことが前提のスピーカーで、接続にはスピーカーケーブルを使います。関連記事:スピーカーで音楽を聴くにはパワーアンプが必要

様々の太さのスピーカーケーブル:Sommer CableのMeridian Mobile

次の画像は、Nmode X-PM3 FT(プリメインアンプ)とamphion One15(パッシブスピーカー)の接続例です。

プリメインアンプの「+」とパッシブスピーカーの「+」を、同じく「-」と「-」をスピーカーケーブルでつなぎます。通常はステレオ2チャンネルですから2組の接続です。

スピーカーケーブルをつなぐためのプリメインアンプとパッシブスピーカーの端子の種類はバナナプラグ・Yラグ・その他様々ですから、端子の種類を確認してスピーカーケーブルを選ぶ必要があります。ケーブルを直に接続できる端子もあります。

画像はamphion One12/15のマニュアルより

アクティブスピーカーにスピーカーケーブルは使わない

アクティブスピーカーにスピーカーケーブルは使えないので注意してください。

パッシブスピーカーケーブルという名称であれば間違いも少なくなるでしょうが、パッシブスピーカーのほうがアクティブスピーカーよりも歴史が長い為に単にスピーカーケーブルという名称になったと思われます。

PCスピーカー(アンプ内蔵)につなぐケーブル

パッシブスピーカー2台の片方に2台分のアンプを内蔵した一般的なPCスピーカー(セミアクティブスピーカー)は、音楽プレーヤーやDACとつなぐためのケーブルと2台のスピーカーをつなぐためのケーブルを使います。※通常、付属品としてスピーカーに同梱されています。

何故、スピーカーによって種類の異なるケーブルを使うのかについては「スピーカーとアンプの基礎知識」のPCスピーカーの場合を参照してください。

PCスピーカー(アンプ内蔵)の入力端子とケーブルのコネクター

片方のスピーカーには音楽プレーヤーやDACとつなぐための入力端子があります。PCスピーカーは多くの場合アンバランス接続ですからRCAまたは3.5mmステレオの入力端子です。RCAまたは3.5mmステレオコネクターのケーブルを使います。

更に左右のスピーカーをつなぐための端子もあります。この端子につなぐのはスピーカーケーブルです。

上の図からもわかるように、PCスピーカーの多くは片方がアクティブスピーカーでもう片方がパッシブスピーカーという構成です。オーディナリーサウンドではこのような構成のスピーカーをセミアクティブスピーカーと呼んでアクティブスピーカーと区別しています。

モニタースピーカー(アンプ内蔵)につなぐケーブル

アンプを内蔵したモニタースピーカーにスピーカーケーブルは使いません。パワーアンプやプリメインアンプ等の入力端子に接続するラインケーブルを使います。ラインケーブルをインターコネクトケーブルと呼ぶこともあります。

モニタースピーカーにはアンプを内蔵していないパッシブスピーカーもあります。パッシブスピーカーですからプリメインアンプやパワーアンプとスピーカーケーブルで接続します。

アンプ内蔵モニタースピーカーの入力端子とケーブルのコネクター

アンプを内蔵したモニタースピーカーの一般的な入力端子はXLRまたはRCA(下の画像上段)ですから、接続にはXLRケーブルまたはRCAケーブルを使います。入力端子がコンボジャック(画像中段)のモニタースピーカーはXLRまたは6.3mmTRSケーブルを使うことができます。スピーカーによっては6.3mmTS(アンバランス)にも対応したコンボジャックが付いています(KRK ROKIT等)。

バランス接続にはXLRまたは6.3mmTRSを、アンバランス接続にはRCAを使います。

少数派ながら、6.3mmTRSの入力端子が付いたスピーカー(下の画像下段)もあります。

左上:XLRとRCAでバランスとアンバランスに対応
左中:コンボジャックでバランスとアンバランスに対応
左下:TSRでバランスに対応

アンバランス出力機器をバランス入力のアクティブスピーカーにつなぐ方法

スマホやパソコンのヘッドホン端子、ホームオーディオ機器の多くはアンバランス出力です。これらをアクティブスピーカーとバランス接続する方法は「バランス接続端子とオーディオケーブル:種類と接続事例」の「アンバランス バランス変換」をご覧ください。

デジタル入力端子を持つモニタースピーカー

アンプ内蔵モニタースピーカーの中にはHEDD Audio MK2 SeriesADAM Audio S Series等デジタル入力に対応した機種があります。

モニタースピーカーの多くのデジタル入力端子は民生用規格のS/PDIFではなく業務用規格のAES/EBUです。アナログでいうところのRCAとXLRのような関係です。

EBU-000
AES/EBUケーブル HOSA EBU-000

Lynx Hilo/E22等AES/EBU出力端子を持つオーディオインターフェイスとAES/EBUケーブルで接続することができます。

Aurora(n)
Aurora(n)
Hilo
Hilo
Hilo
Hilo
E22
E22
AES/EBUケーブルをディージーチェーン

Bluetoothスピーカーはケーブル不要

Bluetoothスピーカーはワイヤレススピーカーの一種ですから送信側の音楽プレーヤーがBluetoothに対応していればケーブルは必要ありません。

Bluetoothに対応していない音楽プレーヤーやテレビをケーブルで接続してスピーカーで聴けるようにアナログ/デジタルの外部入力端子の付いたBluetoothスピーカーもあります。

mr1-rear
光デジタル入力とアナログ入力端子のあるruarkaudio MR1 mk2
TOS LINK OPTICAL
光デジタルケーブル TOS LINK OPTICAL

まとめ

  • スピーカーケーブルは、パッシブスピーカーをプリメインアンプやパワーアンプにつなぐためのケーブル
  • アクティブスピーカーを音楽プレーヤーやDACにつなぐには、ラインケーブルを使う

「アンプとスピーカーはスピーカーケーブルでつなぐ」は必ずしも正しい説明ではない

この記事を読んで既に理解していただけたと思いますが、「アンプとスピーカーはスピーカーケーブルでつなぐ」と表現すると誤解が生じるので気を付けたいものです。

例えば、聞き手が「アンプ」をヘッドホンアンプと解釈し「スピーカー」をアクティブスピーカーと解釈して、ヘッドホンアンプのライン出力端子とアクティブスピーカーの入力端子をスピーカーケーブルでつなごうとするようなことが起こってしまいます。


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