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ZEN DACのつなぎ方(バランス接続)/スピーカー接続/設定手順

iFi audio

正規輸入品

mqa
ZEN DAC

ZEN DACが新仕様でMQAフルデコード対応になりました(ZEN DAC V2)

ZEN DACの特徴は以下の3点です。

  • 低価格ながらもPCM(~384kHz)、DSD(~12.4MHz)、MQAフルデコード対応。※2021年の新仕様でMQAはレンダラー対応からフルデコード対応になりました。
  • ボリュームノブで可変出力(可変/固定切り替えスイッチ付)
  • バランス/アンバランス出力対応

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ZEN DACのつなぎ方

入力はUSBのみと極めてシンプル

ZEN DACはUSB入力専用ですから正真正銘のUSB DACです。そしてこのDACにヘッドホンアンプが内蔵されたUSB DAC&ヘッドホンアンプです。※USB DACにカテゴライズされるDACにはNEO iDSD等USB以外のデジタル入力に対応した機種もあります。

おすすめUSBケーブル

Pure Silver USB
ANALYSIS PLUS Pure Silver USB

出力はバランス(4.4mm)とアンバランス(RCA)で可変/固定出力に対応

ZENの音声出力はアンバランス(シングルエンド)としてRCA端子を、バランスとして4.4mm端子をリアパネルに持っています。更に、音声出力をフロントパネルのボリュームと連動させるか、連動せずに一定の音量にするかを選択するスイッチがあります。

アナログ(アンバランス)RCA可変または固定出力
アナログ(バランス)4.4mm可変または固定出力
ZEN DACの出力

ZEN DACの出力先で音量調整できなくてもZEN DACで音量調整することができるため、パワーアンプや本格的なアクティブスピーカー(モニタースピーカー)に直結できます。プリメインアンプなど出力先で音量調整できる場合は、ZEN DACを固定出力にしてZEN DACのボリュームをヘッドホン専用に割り当てることができます。

ZEN DACのボリュームをヘッドホン専用にする例

スピーカーとヘッドホンを個別に音量調整したい場合は、Solid State LogicのSSL2やSSL2+を検討してください。スピーカー用のボリュームとヘッドホン用のボリュームが独立しています。

電源はバスパワー/セルフパワー両対応

電源はUSBのバスパワーでもACアダプターからも供給することができます。※UAB3.0ケーブルは付属されますが、ACアダプターは付属されません。

ZEN DAC
リアパネル中央右にUSB3.0端子、右にACアダプター用端子

製品マニュアルには以下のように記載されています。

ヒント:Zen DACは5Vで稼働します。USBバスパワーでも動作しますが、iFiの iPower 5Vといった超低ノイズ電源アダプターを使用して、電源の品質を上げることができます。

ifi-audio.jp/manual/iFi-ZEN-DAC-Manual-Ver2.0J.pdf

iPower IIは5年ぶりのアップデートとなるiPowerの後継機です。

ZEN DACにおすすめの高音質小型スピーカー

ZEN DACの最大の魅力は低価格ながらもPCM、DSD、MQAとあらゆるハイレゾフォーマットに対応していることです。

ZEN DACをスピーカーにつなぐなら、ZEN DACの特徴を活かした高音質でワイドレンジなスピーカーを選びたいものです。スピーカーやアンプの周波数特性も要チェックです。

スピーカー選びのポイント

パッシブか?アクティブか?

デスクトップやベッドサイドなどで設置スペースが限られているならアンプを内蔵したアクティブスピーカーがおすすめです。余っているパッシブスピーカーを活用するならコスパの高いパワーアンプがよいでしょう。音量調整はZEN DACに任せられるのでパワーアンプを邪魔にならない場所に設置することもできます。

バランス接続か?アンバランス接続か?

ZEN DACのバランス端子は4.4mmで、接続先となるアクティブスピーカーやパワーアンプはXLRまたは6.3mmTRSバランスのプラグで接続することになるので、ケーブルの選択肢が限られケーブル代も高めになります。これを踏まえるとバランス接続の場合はスピーカーは買い替えなくても済むようなグレードの高いものをおすすめします。
とりあえず手軽に始めたいのであれば、アンバランス接続でコスパの高いものを選びましょう。

既に4.4mm to XLRのバランスケーブルを所有していて、接続に6.3mmTRSのバランス入力端子のアクティブスピーカーを使う場合には、XLRオスを6.3mmTRSプラグに変換するアダプターを使うことで、新たに4.4mm to 6.3mmTRSバランスケーブルを用意しなくて済みます。

変換アダプター:HOSA GXP-143

パッシブスピーカー

パッシブスピーカーを使う場合はスピーカーの他にスピーカーを駆動するためのアンプ(プリメインアンプまたはパワーアンプ)が必要になります。ハイレゾを活かすにはスピーカーとアンプがハイレゾに対応している必要がありますが低価格で実現するとなると選択肢は多くありません。

RCAケーブル接続(アンバランス)

FOSTEXのパワーアンプAP20dとパッシブスピーカーP804-Sは小型で低価格なハイレゾ機としてZEN DACにおすすめです。AP20dの入力はアンバランスですからRCAケーブルで接続します。

4.4mm – XLRケーブル接続(バランス)

バランス接続に対応したパワーアンプは一般的に高額ですからZEN DACと価格バランスの取れたアンプはなかなか見つかりません。ARTのSLA 1はバランス接続対応のローコストなパワーアンプとして貴重な存在です。パッシブスピーカーは小型でハイレゾ対応のFOSTEX GX100BJです。

アクティブスピーカー

パワーアンプを内蔵したアクティブスピーカーはZEN DACと直結できるのでパワーアンプ不要で省スペースのメリットもあります。

RCAケーブル接続(アンバランス)

小型で低価格なハイレゾ機としてのおすすめはKRKのRP5G4とADAM AudioのA5Xです。両機共に価格を超えた高音質でワイドレンジなスピーカーですからZEN DACの音質を十分に引き出してくれます。

当初はおすすめの1つにあげたADAM A3Xは、慢性的な品不足で入手困難です。このためADAM A5Xをピンチヒッターとします。サイズ的にKRK RP5G4と同クラスです。

※周波数特性はRP5G4:43Hz – 40kHz、A5X:50 Hz – 50 kHz

音源に音楽サブスクやCDクォリティを使う場合はADAM AudioのT5Vもおすすめのアクティブスピーカーになります。

ZEN DACとA5Xはヘッドホンを多用する場合に特におすすめできます。なぜならA5X(およびA3X)はアンバランス(RCA)入力時に音量調整可能な数少ない高音質アクティブスピーカーなので、ZEN DACを固定出力にすることでZEN DACのボリュームをヘッドホン専用にできるからです。

ADAM A3X(A5X)は前面で左右スピーカーを連動して音量調整できる

RP5G4、A5X、T5Vはいずれもアンバランス入力とバランス入力に対応するので好みでどちらを選択しても構いません。ただし、ZEN DACに使えるバランスケーブル(4.4mm to XLR、4.4mm to TRS)は2万円近くするため、数千円からケーブルを入手できるアンバランス接続がおすすめです。バランスケーブル代をスピーカーの予算に割り当てれば、よりハイパワー・ハイグレードなスピーカーが手に入ります。

バランス接続はアンバランス接続の約2倍の出力になるので、アンバランス接続で音量不足を感じるようになったらバランス接続に変更しても良いでしょう。

2万円のケーブルと2万円のアクティブスピーカーよりも4万円のアクティブスピーカー

2万円クラスの人気のアクティブスピーカー(PCスピーカー)の多くは、片方はアクティブスピーカーでもう片方はパッシブスピーカーのセミアクティブスピーカーです(左右のスピーカーをスピーカーケーブルでつなぐタイプ)。セミアクティブスピーカーはアクティブスピーカーのメリットを活かしきれないので本格的なアクティブスピーカーに採用されることはありません。関連記事:スピーカーとアンプの基礎知識 > PCスピーカーの場合

ですから安価なスピーカーに高価なケーブルをつなぐよりも、高価なスピーカーに安価なケーブルを使った方が音質的に遥かに有利です。

2万円のケーブルと2万円のアクティブスピーカーの予算で、KRK RP5G4やADAM Audio T5Vが手に入ります。

アンバランス接続で出力が半分になるとは言え家庭で聴くには十分に大出力ですから、ケーブル代を押さえる代わりに確かなスピーカースタンドを使うことをおすすめします。

4.4mm – XLRケーブル接続(バランス)

ZEN DACをフル活用するなら高音質なアクティブスピーカーが一押しです。小型デスクトップスピーカーのハイエンドとも言えるHEDD AudioのTYPE 05 MK2はZEN DACとバランスで接続しましょう。

設定と動作確認

以下の動作確認は、ZEN DACがMQAフルデコード対応前のMQAレンダラー対応の時に行っています。そのためMQAの動作確認にはMQAレンダラーDACに対応するAudirvanaを使っています。フルデコード対応以降のZEN DACであれば特にAudirvanaに限らずMQAをハイレゾ再生できるはずです。改めてTuneBrowserやJRiver Media Center等で確認してみる予定です。何れにしても、Audirvanaのライセンス形態が定期購読に変更されたタイミングでZEN DACがフルデコード対応になったことは好ましいと思います。

ドライバー インストール前

ドライバーをインストールする前に、USBケーブルでZEN DACとPCを接続するとWindows標準のドライバーが自動的にインストールされるのでシステムのコントロールパネルで確認してみました。

ZEN DACが既定のデバイスに設定されています。プロパティを開くとビット深度は32bit固定でサンプリング周波数が44.1kHzから384kHzまで選択できることがわかります。

この状態(ドライバー インストール前)でMQA対応のAudirvana 3.5.1で再生確認してみました。

Audirvanaのスピーカーアイコンからドライバーを確認します。WASAPIを選択すると「スピーカー(iFi (by MAR) HD USB Audio)」が表示されますが、まだドライバーをインストールしていないのでASIOを選択してもZEN DACのドライバーは表示されません。

※Audirvanaについては「Audirvana:Win/Mac対応の高音質音楽再生ソフト」をご覧ください。

WASAPIの「スピーカー(iFi (by MAR) HD USB Audio)」を選択して設定画面を開くと、次の画面のとおりにSupported PCM rates:44.1から384、Supported DSD rates:DSD64, DSD128、MQAについてはMQA Rendererと表示されます。ZEN DACはDSD256にも対応していますが、この画面には表示されません。

WASAPIでの再生

ZEN DACは再生しているオーディオフォーマットによってボリュームまわりに点灯するLEDの色が変わるのでPCM(88.2k / 352.8k)・DSD(128 / 256)・MQAの5種類で確認してみました。

確認に使用した曲はHoff ensembleのアルバムPOLARITYからInnocenceです。

フォーマットの異なる同じ曲をプレイリストに登録
タグアイコン(画面右)のクリックでオーディオフォーマットを確認できます

WASAPI再生の場合、DSD256を除いてオーディオフォーマットに従ったLEDの色になりました。DSD256は本来ならLEDは青色になるはずですが黄色(PCM 176/192/353/384kHz)でした。Audirvanaの画面右下でも「32bit / 352.8kHz Stereo」と表示されているのでPCM変換して再生しているのでしょうか。

右画面:WASAPIの場合、DSD256は32bit / 352.8kHzとなりLEDは黄色

ドライバー インストール後

次に、ドライバーをインストールしてASIOとWASAPIで再生確認します。

ASIOでの再生

ドライバーのインストールはダウンロードページの案内に従ってZEN DACをPCにUSB接続した状態で、ダウンロードしたiFi (by AMR) HD USB Audio Driver 3.20.exeを実行します。

ダウンロードしたiFi (by AMR) HD USB Audio Driver 3.20.exeからインストールすると、AudirvanaのASIO一覧に「iFi (by AMR) HD USB Audio」が表示されるようになり、そこから設定を開くとWASAPIでは表示のなかったDSD256が表示されています。

iFi (by AMR) HD USB Audio Driver をインストールするとASIOにiFi (by AMR) HD USB Audioが表示されるようになる

ドライバーインストール後は、ASIOのSupported DSD ratesにDSD256が表示される

ASIO Driver SetupのOpenで開く「iFi (by AMR) HD USB Audio Control Panel」の内容についてはnano iONEの記事を参照してください。

DSD256を再生すると、今度はLEDは青になり画面右下の表示もDSD256 Stereoとなりました。

MQAは、Audirvanaの設定によって下表のように再生され方が変わります。MQAをネイティブで再生するには「MQA Renderer」を選択すればよいことがわかります。

Not MQA32 / 88.2 kHz StereoLED = 緑
MQA Renderer32 / 88.2 kHz StereoLED = マジェンタ
MQA Decoder32 / 44.1 kHz StereoLED = 緑

ASIOドライバーをインストール後のWASAPI

ASIOドライバーをインストールした後で再びWASAPIに戻してみると設定画面の様子が以前と異なっています。

Supported PCM rateから384がなくなり192までになっています。Supported DSD rateはDSD not supportedです。MQAはMQA Rendererのままです。

システムのコントロールパネルも様子が変わっていました。

384000 Hzがなくなり192000 Hz止まりです。かわりにビット深度が16 / 24 32 bitから選択できます。

ASIOドライバーをアンインストールすれば元に戻るのでしょうか。

MQAフルデコード対応で音楽再生ソフト選びが柔軟に

ZEN DACの仕様変更(MQA対応がレンダラーからフルデコードへ)により、音楽再生ソフトにAudirvanaを使わなくてもMQA音源をネイティブ再生できるようになりました。

旧仕様のZEN DACはMQAフルデコード対応ではない(レンダラー対応)ためMQA音源をネイティブ再生するにはAudirvana3.5(Windows/Mac)が必要でしたが、Audirvana3.5は販売終了となりサブスクライセンス(¥890/月)のAudirvana Studioに置き替わりました。

旧仕様のZEN DACを使い続けてAudirvana StudioでMQAを再生するとなると2年で約2万円のサブスク代になるため、新仕様のZEN DACに買い換えた方が賢明かもしれません。

MQAフルデコード対応DACは再生ソフトを選ばずMQAをネイティブ再生できます。

フォーマットごとの聴き比べにはTuneBrowserが便利

MQA、DSD、PCMなどのオーディオフォーマットによる音の違いを聴き比べるにはTuneBrowserが便利です。

TuneBrowserのツリービューには、はじめからフォーマット別に分類する項目があります。

JRiver Media Centerはカスタマイズすることでフォーマット別に表示できます。Audirvanaは一曲ごとに情報を確認しなければなりません。

製品情報

家庭でもオフィスでもくつろいで

超お買い得なコンパクトDAC&ヘッドフォンアンプであなたのZEN(禅)を見つけてください。

音楽に感動できるようになります。

高度な仕様、超お買い得な価格、簡単な使用法、iFiのZEN DACはあなたのデジタル・オーディオ体験をさらに高い水準に押し上げます。
Amazon Music HDやmora qualitasが将来さらに高いサンプルレートの配信に対応しても、まず当分は困ることはないでしょう。

ハイレゾBluetoothストリーマーZEN Blueから立て続けに、iFiはZEN DACを発売して、デスクトップ・オーディオ製品のZENファミリーを拡張します。お求めやすい価格からは考えられない仕様とパフォーマンスを実現したUSB DAC/ヘッドフォン・アンプです。

家庭での使用、つまりおそらくはデスクトップやリビングルームで使用する前提で設計されたZEN DACは、PCやMacに、あるいはスマートフォンやタブレットにUSB経由で接続します。ハイレゾDA変換テクノロジーによって、あらゆるデジタル・オーディオ・フォーマットを超高水準に処理するとともに、アナログ・ヘッドフォン・アンプが、インイヤー・モニターからオンイヤー・ヘッドフォン、オーバーイヤー・ヘッドフォンに至るまで、あらゆるタイプのヘッドフォンに、すばらしいサウンドを送り出します。

コンピューターやスマート機器に直接ヘッドフォンを接続した場合に比べて、ZEN DACはリスニング体験を大きく変容させます。サウンドがよりクリアーになり、細部まで明瞭になり、広がりを持ち、より魅力的になるので、どのようなヘッドフォンを接続していても、その能力が最大限に引き出されます。

ヘッドフォンを駆動するのはもちろんですが、ZEN DACは家庭のオーディオ・システムでUSB DACとしてもご使用いただくことができます。ボリューム機能を有効にすることも無効にすることもできます。さらに、ヘッドフォン、外付けアンプ、アクティブ・スピーカーのどれを接続する場合でも、シングルエンド接続とバランス接続のどちらかを選択することができます。これは、この価格帯の製品では注目すべき装備です。

仕様

入力USB3.0 Bメス(USB2.0互換)
フォーマットPCM 44.1/48/88.2/96/176.4/192kHzDXD 352.8/384kHzDSD 2.8/3.1/5.6/6.2/11.2/12.4MHzMQA(レンダラー対応)
DACBit-Perfect DSD & DXD DAC by Burr Brown
ライン・セクション
出力Audio RCA(アンバランス) 2.1V 固定 1V / 最大3.3V(可変)4.4mm Pentaconn(バランス) 4.2V 固定 2V / 最大6.2V(可変)
出力インピーダンス<= 100Ω(アンバランス) <= 200Ω(バランス)
SNR<-116dB(A) @ 0dBFS(アンバランス/バランス)
DNR>116dB(A) @ -60dBFS(アンバランス/バランス)
THD+N<0.0015% @ 0dBFS(アンバランス/バランス)
ヘッドフォンセクション
出力6.3mm(アンバランス)1V / 最大3.3V 12Ω ‒ 300Ωのヘッドフォン4.4mm Pentaconn(バランス):2V / 最大6.2V 12Ω ‒ 600Ωのヘッドフォン
出力パワーアンバランス > 280mW @ 32R, > 36mW @ 300Rバランス > 380mW @ 50R, > 70mW @ 600R
出力インピーダンス<1 Ω(アンバランス/バランス)
SNR>113dBA(3.3V アンバランス / 6.2V バランス)
THD+N< 0.005% (125mW @ 32R)
その他
消費電力信号なし ~ 0.5W、最大信号 ~ 2.5W
サイズ158mm(長さ)×100mm(幅)×35mm(高さ)
重量491g
保証期間12 ヶ月
標準的な小売価格18,000円(税別)
バーコード5081313082483
付属品汎用USBケーブル/RCAケーブル
※付属品はあくまで動作確認用です。よりよいサウンドで再生するためにはオーディオグレードの製品をお使い下さい

デジタル・ステージ

DACセクションは、iFiが幅広く使用しているバーブラウンのDACチップを基本に設計しています。なめらかできわめて「音楽的な」音質、そして「トゥルー・ネイティブ」なアーキテクチャーによって選択したチップです。これが、入力処理に使用されるXMOSチップとともに、優れた音質を生み出すことを可能にしているのです。ハイレゾPCM、「ビットパーフェクト」DSD、MQA(Tidalの「Masters」コースに使用されているハイレゾ・ストリーミング・コーデックです)を含む、あらゆるデジタル・オーディオ・フォーマットをカバーしています。ごくつつましい価格を考えると、ZEN DACのデジタル・オーディオの実力は、きわめて印象的です。

PCMとDXDのオーディオ・データは24k-bit/384kHzまで、そしてDSDのサンプリング・レートは2.8MHzから12.4MHz(DSD256)までサポートしています。バーブラウンのチップの「トゥルー・ネイティブ」設計のおかげで、PCMとDSDは別々の経路を通るので、DSDを、そのネイティブの形である「ビットパーフェクト」のままで、アナログ変換へ送り届けることが可能になっています。DSD対応を謳うDACの中には、DSDデータは確かに受け取りますが、その後はPCMに変換するものが多くあります。DSDをそのままネイティブで再生したい人にとっては、ZEN DACは購入しやすい価格でのすばらしい解決策となるのです。

MQAを採用したTidalは、ハイレゾ・ストリーミング・オーディオの未来を定義しつつあります。箱から取り出せばMQAに対応しているZEN DACもまた、11.289MHz DSD(Quad-DSD 256)と384kHz/32ビットPCMによって、フル・ハイレゾ・オーディオをサポートしています。(コンピューターで)Tidalに接続して、MQAをストリーミングするオプションをチェックするだけで、MQAチームが言うように、「アーティストが意図したとおりの」音楽を聴くことができるのです。※(訳注:ZEN DACのMQAはレンダラー方式です。MQAの各方式についてはMQAのWEBサイトをご参照下さい。)

ZEN DAC、そしてiFiの他のDACと、競合他社の製品とを違うものにしているもうひとつの特徴が、iFiがXMOSチップを社内でプログラムしているという点です。他のメーカーはチップに付属のファームウェアをそのまま使いますが、それはオーディオ・グレードのサウンドには最適化されていないということです。iFiは、専用のファームウェアを独自にプログラムして、オーディオ処理能力を高めているのです。

iFiはソフトウェアを開発し続けているので、ファームウェアのアップデートを通じて様々な機能を追加したり最適化したりすることができます。これによってZEN DACは、使用者の再生の優先順位に合わせることができ、長期にわたって最先端の状態を確保することができるのです。使用者は、好みに応じてiFiの異なったバージョンのファームウェアをダウンロードしてインストールし、異なったデジタル・フィルターを試すことさえできるのです。
ジッターを根絶して、アナログ変換に到達するまでデジタル信号を完璧な状態に保つために、全体にわたってクロック・ロッキングを使用しています。

革新的なデジタルフィルターGTOを採用

DACにはどうしてもデジタル・フィルターが必要になります。ZEN DACが採用しているデジタル・フィルターGTO™(ギブズ・トランジェント・オプティマイズド)はiFi製品の仕様に応じて、MQAチームと共同開発されたもので、iFiのフラッグシップDACであるPro iDSDにも採用されています。GTOが、MQAが使用しているフィルターのタイプと直製の関連を持っているわけではないことを、明確にしておかなければなりません。「裏口MQA」ではないということです。その代わり私たちは、MQAの処理を受けていないデジタル・オーディオの再生にとって、これが最適の解決になると感じています。GTOについての詳細はこちらです。

アナログ・ステージ

ZEN DACのアナログ・ステージは、バランス設計になっています。この価格帯のDAC/ヘッドフォン・アンプではきわめて珍しいことです。オーディオという背景で十分なパフォーマンスを発揮できるように注意深く選定された一連の高品質な回路部品を集めていますが、それにはTDKのC0Gキャパシター、テキサス・インスツルメンツの高精度超低ノイズ電源IC、高品質なアナログ・ボリューム・ポテンショメーターなどが含まれています。
バランス回路は本質的に複雑なため、開発にコストがかかります(左右チャンネルを独立させるのでほぼ倍のコストがかかるのです)。超ハイエンドの高額なオーディオ・コンポーネントにしか使われないのは、これが主な理由なのです。
以下の写真は実際のプリント基板を撮影したもので、左右のチャンネンルが分離しているのがわかります。

このバランス回路の明白な利点を、ジョン・カールが簡潔に要約しています。
「本質的によりリニアであり、こういったタイプの設計は、他の部分がすべて同じであれば、常に歪みが減少するのである」。
バランス回路設計は、トルステン・レッシュが率いるAMR/iFiのオーディオ・チームが開発しましたが、ジョン・カールの貴重なアドバイスも受け取っています。

ヘッドフォン・アンプ・ステージは、iFiが「PowerMatch」と名付けた、ゲインの切り替えが可能なスイッチを備えています。入力感度を調節することによって信号の強度を変えることができるので、駆動レベルとヘッドフォンの負荷レベルを合わせることができるのです。インイヤー・モニターのような高感度なタイプのヘッドフォンには、PowerMatchを低く設定して、超低ノイズのパフォーマンスを得ることができます。しかし、ご使用のヘッドフォンにもっと駆動力が必要な場合には(たとえば、オンイヤー・ヘッドフォンやオーバーイヤー・ヘッドフォンの大半はこれに該当します)、フロント・パネルのPowerMatchボタンを押して、ゲインを上げることができます。

TrueBassもまた、選択可な機能となっています。iFiの定評あるXBass回路の進化形であるTrueBassは、「バス・ブースト」を精緻に実現することができます。ミッドレンジを汚すことなく、低域を精妙に増強するのです。これは、深い低音が不足しているイヤフォンや開放型ヘッドフォンには、とりわけ有効です。すべてがアナログ領域で作用するので、DSP(デジタル信号処理)を使用することでデジタル信号が汚染されることはありません。この機能もまた、フロント・パネルのボタンでON/OFFを切り替えることができます。

豊富な接続性

ZEN DACは、フロント・パネルとリア・パネルの両方に、贅沢にもペンタコン4.4mmバランス出力を装備しています。これは比較的新しいタイプのインターフェースですが、これを装備することによって、伝統的なXLR接続端子が装備できないような小型製品間でのバランス信号伝送が可能になります。フロント・パネルには、標準のシングルエンド6.3mmヘッドフォン端子と並んで、4.4mm出力端子が装備されています。これによって、バランス型ヘッドフォンの利点をフルに活用することができるのです。しかもこの端子は、バランス型、シングルエンド型を問わず、あらゆるタイプのヘッドフォンに対応しているのです。

「可変(VARIABLE)」と「固定(FIXED)」に対応したライン出力

リア・パネルの4.4mm出力端子は、バランス入力端子を備えたアンプやアクティブ・スピーカーに接続することができます。その際は、ペンタコンの4.4.mm入力端子で接続するか、4.4mmからXLRへの変換ケーブルを使用して、XLR入力端子に接続します。シングルエンドのRCA出力端子も装備しています。

ZEN DAC

これらのライン・レベル出力(バランスもシングルエンドも)は、「可変(VARIABLE)」と「固定(FIXED)」のどちらかをスイッチで切り替えることができるので、ZEN DACを状況に応じて柔軟に使用することができます。「可変」に設定すると、オーディオ信号のボリュームをコントロールすることができるので、ZEN DACをプリアンプとして使用して、パワーアンプやアクティブ・スピーカーに信号を送ることができます。「固定」に設定すると、ボリューム・コントロールをバイパスして、出力を4.2V(バランス)または2.1V(シングルエンド)に固定することによって、外付けプリアンプやプリメインアンプに接続することができます。

また、輸入元トップウイングでは自社ブランドで、このリアパネルのバランス・ライン出力に対応した4.4mm5極→XLR3ピンへ変換するショートケーブルWhite Barrel 4.4XLRを発売します。XLR入力のある機器(アクティブスピーカー、アンプなど)に接続してお使いいただくことができます。

USB入力

ZEN DACのエイシンクロナスUSB B入力は、「超高速の」USB3.0の基準をサポートしており、USB2.0とも互換性があります。

ZEN DACのUSB入力端子はPCやMacとの接続が前提ですが、以下のようにOTG別売りOTGケーブルや5vの電源アダプター(入力端子5.5×2.1mm、センタープラス)を接続することで、スマートフォンにつなげて使用することもできます。

※1 スマートフォンとの接続にはOTG(On The Go)ケーブルが必要です。USB-C端子、USB-micro端子のスマートフォンにはiFi純正のiFi OTGをお勧めします。
アップルのLightning端子を持つiOSデバイス(iPhone、iPod、一部のiPad)にはアップル社純正のLightning – USBカメラアダプタをお使い下さい。
スマートフォンやDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)とのデジタル接続ではデジタル出力の対応をご自身で製造メーカーにご確認下さい。iFi、及び日本の代理店トップウイングでは個別のスマートフォンやDAPのデジタル出力についてのお問い合わせは受け付けておりません。
※2 iFi純正のDCアダプターiPower5vをお勧めします。


オーディオ・フォーマット表示LED(kHz)

LEDの色はZen DACが音楽ソースから受け取ったオーディオ・フォーマットとサンプリング周波数を表示します。

ModeLED
PCM 44/48/88/96kHz
PCM 176/192/353/384kHz
DSD64/DSD128シアン
DSD256
MQAマジェンタ

ZEN DACの上位機種も新製品が続々登場です!

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