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ZEN DAC:MQA対応でアクティブスピーカーと好相性のDAC

iFi audio
mqa

2021年3月11日現在、ZEN DACの納期は2ヵ月です。

ZENシリーズに新機種登場!こちらは近日発売予定です。

先日、iFi audioから発売されたばかりのZEN DACを使ってます。特徴は以下の3点。

  • 低価格ながらもPCM(~384kHz)、DSD(~12.4MHz)、MQA(レンダラー方式)に対応
  • ボリュームノブで可変出力(可変/固定切り替えスイッチ付)
  • バランス/アンバランス出力対応

設定(ドライバーのインストール)

ドライバーのインストールはダウンロードページの案内に従ってZEN DACをPCにUSB接続した状態で、ダウンロードしたiFi (by AMR) HD USB Audio Driver 3.20.exeを実行します。

その前に、USBケーブルでZEN DACとPCを接続するとWindows標準のドライバーが自動的にインストールされるのでシステムのコントロールパネルで確認してみました。

ZEN DACが既定のデバイスに設定されます。プロパティを開くとビット深度は32bit固定でサンプリング周波数が44.1kHzから384kHzまで選択できることがわかります。

ダウンロードしたドライバーをインストールする前にMQA対応のAudirvana 3.5.1で確認してみました。

Audirvanaのスピーカーアイコンからドライバーを確認します。

※Audirvanaについては「Audirvana:Win/Mac対応の高音質音楽再生ソフト」をご覧ください。

WASAPIを選択すると「スピーカー(iFi (by MAR) HD USB Audio)」が表示される

ASIOを選択してもZEN DACのドライバーは表示されない

WASAPIの「スピーカー(iFi (by MAR) HD USB Audio)」を選択して設定画面を開くと、次の画面のとおりにSupported PCM rates:44.1から384、Supported DSD rates:DSD64, DSD128、MQAについてはMQA Rendererと表示されます。ZEN DACはDSD256にも対応していますが、この画面には表示されません。

WASAPIでの再生

ZEN DACは再生しているオーディオフォーマットによってボリュームまわりに点灯するLEDの色が変わるのでPCM(88.2k / 352.8k)・DSD(128 / 256)・MQAの5種類で確認してみました。

確認に使用した曲はHoff ensembleのアルバムPOLARITYからInnocenceです。

Innocence
フォーマットの異なる同じ曲をプレイリストに登録
タグアイコン(画面右)のクリックでオーディオフォーマットを確認できます

WASAPI再生の場合、DSD256を除いてオーディオフォーマットに従ったLEDの色になりました。DSD256は本来ならLEDは青色になるはずですが黄色(PCM 176/192/353/384kHz)でした。Audirvanaの画面右下でも「32bit / 352.8kHz Stereo」と表示されているのでPCM変換して再生しているのでしょうか。

WASAPIの場合、DSD256は32bit / 352.8kHzとなりLEDは黄色

ASIOでの再生

ダウンロードしたiFi (by AMR) HD USB Audio Driver 3.20.exeを実行すると、AudirvanaのASIO一覧に「iFi (by AMR) HD USB Audio」が表示されるようになり、そこから設定を開くとWASAPIでは表示のなかったDSD256が表示されています。

iFi (by AMR) HD USB Audio Driver をインストールするとASIOにiFi (by AMR) HD USB Audioが表示されるようになる

ASIOではSupported DSD ratesにDSD256も表示される

ASIO Driver SetupのOpenで開く「iFi (by AMR) HD USB Audio Control Panel」の内容についてはnano iONEの記事を参照してください。

DSD256を再生すると、今度はLEDは青になり画面右下の表示もDSD256 Stereoとなりました。

FLAC 24bit 88.2kHz再生時、LEDは緑
FLAC 24bit 352.8kHz再生時、LEDは黄
DSF DSD128再生時、LEDはシアン
DSF DSD256再生時、LEDは青
FLAC 24bit 352.8kHz MQA Studio再生時、LEDはマジェンタ

MQAは、Audirvanaの設定によって下表のように再生され方が変わります。MQAをネイティブで再生するには「MQA Renderer」を選択すればよいことがわかります。

Not MQA32 / 88.2 kHz StereoLED = 緑
MQA Renderer32 / 88.2 kHz StereoLED = マジェンタ
MQA Decoder32 / 44.1 kHz StereoLED = 緑

ASIOドライバーをインストール後のWASAPI

ASIOドライバーをインストールした後で再びWASAPIに戻してみると設定画面の様子が以前と異なっています。

Supported PCM rateから384がなくなり192までになっています。Supported DSD rateはDSD not supportedです。MQAはMQA Rendererのままです。

システムのコントロールパネルも様子が変わっていました。

384000 Hzがなくなり192000 Hz止まりです。かわりにビット深度が16 / 24 32 bitから選択できます。

ASIOドライバーをアンインストールすれば元に戻るのでしょうか。

入力と電源供給

ZEN DACはUSB入力のみのDACでS/P DIFなどの入力端子はありません。また電源はUSBのバスパワーでもACアダプターからも供給することができます。

ZEN DAC
リアパネル中央右にUSB3.0端子、右にACアダプター用端子

※UAB3.0のケーブルは付属していますが、ACアダプターは付属していません。

付属のRCAケーブルとUSB3.0ケーブル

製品マニュアルには以下のように記載されています。

ヒント:Zen DACは5Vで稼働します。USBバスパワーでも動作しますが、iFiの iPower 5Vといった超低ノイズ電源アダプターを使用して、電源の品質を上げることができます。

http://ifi-audio.jp/_src/6372/iFi-ZEN-DAC-Manual-Ver1.0J.pdf

アナログ出力は可変/固定、バランス/アンバランス対応

フロントパネル中央のボリュームは、リアパネルのスイッチがVARIABLEの時に有効になります(FIXEDで固定出力) 。 これはリアパネルのラインアウト(バランス/アンバランス共)の話で、フロントパネルのヘッドホンアウト(バランス/アンバランス共)は常にボリュームは有効です。※ヘッドホンアウトのバランスでは未確認

ZEN DAC
ZEN DAC

アンバランス出力は一般的なRCA端子でRCAケーブルが付属しますが、バランス出力は4.4mmでケーブルは付属しません。バランス入力を持つ据置タイプのアンプや高音質なアクティブスピーカーは標準的なXLRが一般的で4.4mm端子を見かけることはないので、変換ケーブルが必要になります。

TOP WINGから4.4mm to XLR(オス)x 2のYケーブルが発売されたので、バランスアウトする場合はこちらを使うと良いでしょう。同様のケーブルは他に見かけませんし、見つかったとしてもバランス結線されていないものもあるようです。

※hip-dac、ZEN BlueやLotooのPAW 6000も4.4mmバランスアウトですから、一本持っておくと重宝しそうです。

ZEN DACとアクティブスピーカーでシンプルに高音質再生を実現

ボリュームコントローラーを装備したZEN DACは、アンプを内蔵した高音質アクティブスピーカーとの組み合わせに適しています。

コンパクトなシステムにしたければ、IK MultimediaのiLoud Micro Monterが最有力候補です。ウーハーとツイーターをそれぞれ内蔵の専用アンプで駆動するバイアンプ(左右で計4台分のモノラルアンプ)方式は価格を遥かに上回る音質で他を圧倒します。

ZEN DACはUSB入力専用ですからBluetoothを利用することができません。iLoud Micro MoniterはBluetoothを内蔵しているため、ZEN DACからの入力だけでなくスマホやタブレットの音楽もワイアレスで楽しむことができます。

 

ハイレゾを活かしきる高音質アクティブスピーカー

ZEN DACの最大の魅力はPCM、DSD、MQAとあらゆるハイレゾフォーマットに対応していることです。

この特性を活かしきるためにはスピーカーは高音質でワイドレンジである必要があります。以下のKRK、ADAM Audio、HEDD Audioのアクティブスピーカーは高音質であることは言うまでもありませんが、どの機種も40kHz以上を再生するツイーターを搭載しZEN DACのポテンシャルを十二分に発揮できる最高のパートナーです。

ZEN DACとアクティブスピーカーの接続はアンバランスをおすすめします。バランス接続は多くのメリットをもたらしますが、ZEN DACでバランス出力するにはZEN DACと同額の4.4mm to XLRバランス変換ケーブルを追加購入しなければなりません。

ハイレゾとアンバランス接続に対応する高音質アクティブスピーカーの例

A3X
ADAM Audio – A3X:アンバランスRCA、バランスXLR

ZEN DACと上記のアクティブスピーカーとのバランス接続を可能とするバランスYケーブルWhite Barrel

White Barrel

Audirvana、TuneBrowser、JRiver Media CenterでZEN DACを使う場合のチェックポイント

ZEN DACの特徴の一つは低価格ながらもハイレゾに幅広く対応している点ですがZEN DACを使う際の再生ソフト選びも大切です。

MQA再生ならAudirvana

次世代ハイレゾフォーマットと言われているMQAをZEN DACで再生するには再生ソフトがMQAコアデコーダーを搭載していなければなりません。AudirvanaはMQAコアデコーダー搭載ですからMQA再生ならAudirvana一択です。※他に選択肢が無いわけではありませんが一般的とは言い難いソフトになります

チェックポイントは、オーディオデバイス設定で「MQA Renderer」にしておくことです。

補足1)TuneBrowser、JRiver Media CenterでMQAファイル再生は可能ですが16bit44.1kHzになります。(ZEN DACのLEDが緑色)

補足2)MQAフルデコードに対応したDACなら再生ソフトを選ばずMQAを再生できます。

DSD256、PCM384kHzは3ソフト共に対応

DSD256、PCM384kHzを再生するには3つのどのソフトを選んでも構いません。

JRiver Media Centerは、オプション > オーディオ > ビットストリーミングを「DSD」にしましょう。AudirvanaとTuneBrowserは特に設定変更しなくてもDSDを再生できるはずです。

フォーマットごとの聴き比べにはTuneBrowserが便利

MQAを除いては3つのどのソフトを使っても構いませんが、オーディオフォーマットによる音の違いを聴き比べるにはTuneBrowserが便利です。

TuneBrowserのツリービューには、はじめからフォーマット別に分類する項目があります。

JRiver Media Centerはカスタマイズすることでフォーマット別に表示できます。Audirvanaは一曲ごとに情報を確認しなければなりません。

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DAC to the future

お求めやすい価格からは考えられない仕様とパフォーマンスを実現したUSB DAC/ヘッドフォン・アンプ

ZEN DAC

高度な仕様、超お買い得な価格、簡単な使用法、iFiのZEN DACはあなたのデジタル・オーディオ体験をさらに高い水準に押し上げます。
Amazon Music HDやmora qualitasが将来さらに高いサンプルレートの配信に対応しても、まず当分は困ることはないでしょう。

ハイレゾBluetoothストリーマーZEN Blueから立て続けに、iFiはZEN DACを発売して、デスクトップ・オーディオ製品のZENファミリーを拡張します。お求めやすい価格からは考えられない仕様とパフォーマンスを実現したUSB DAC/ヘッドフォン・アンプです。

家庭での使用、つまりおそらくはデスクトップやリビングルームで使用する前提で設計されたZEN DACは、PCやMacに、あるいはスマートフォンやタブレットにUSB経由で接続します。ハイレゾDA変換テクノロジーによって、あらゆるデジタル・オーディオ・フォーマットを超高水準に処理するとともに、アナログ・ヘッドフォン・アンプが、インイヤー・モニターからオンイヤー・ヘッドフォン、オーバーイヤー・ヘッドフォンに至るまで、あらゆるタイプのヘッドフォンに、すばらしいサウンドを送り出します。

コンピューターやスマート機器に直接ヘッドフォンを接続した場合に比べて、ZEN DACはリスニング体験を大きく変容させます。サウンドがよりクリアーになり、細部まで明瞭になり、広がりを持ち、より魅力的になるので、どのようなヘッドフォンを接続していても、その能力が最大限に引き出されます。

ヘッドフォンを駆動するのはもちろんですが、ZEN DACは家庭のオーディオ・システムでUSB DACとしてもご使用いただくことができます。ボリューム機能を有効にすることも無効にすることもできます。さらに、ヘッドフォン、外付けアンプ、アクティブ・スピーカーのどれを接続する場合でも、シングルエンド接続とバランス接続のどちらかを選択することができます。これは、この価格帯の製品では注目すべき装備です。

デジタル・ステージ

DACセクションは、iFiが幅広く使用しているバーブラウンのDACチップを基本に設計しています。なめらかできわめて「音楽的な」音質、そして「トゥルー・ネイティブ」なアーキテクチャーによって選択したチップです。これが、入力処理に使用されるXMOSチップとともに、優れた音質を生み出すことを可能にしているのです。ハイレゾPCM、「ビットパーフェクト」DSD、MQA(Tidalの「Masters」コースに使用されているハイレゾ・ストリーミング・コーデックです)を含む、あらゆるデジタル・オーディオ・フォーマットをカバーしています。ごくつつましい価格を考えると、ZEN DACのデジタル・オーディオの実力は、きわめて印象的です。

PCMとDXDのオーディオ・データは24k-bit/384kHzまで、そしてDSDのサンプリング・レートは2.8MHzから12.4MHz(DSD256)までサポートしています。バーブラウンのチップの「トゥルー・ネイティブ」設計のおかげで、PCMとDSDは別々の経路を通るので、DSDを、そのネイティブの形である「ビットパーフェクト」のままで、アナログ変換へ送り届けることが可能になっています。DSD対応を謳うDACの中には、DSDデータは確かに受け取りますが、その後はPCMに変換するものが多くあります。DSDをそのままネイティブで再生したい人にとっては、ZEN DACは購入しやすい価格でのすばらしい解決策となるのです。

MQAを採用したTidalは、ハイレゾ・ストリーミング・オーディオの未来を定義しつつあります。箱から取り出せばMQAに対応しているZEN DACもまた、11.289MHz DSD(Quad-DSD 256)と384kHz/32ビットPCMによって、フル・ハイレゾ・オーディオをサポートしています。(コンピューターで)Tidalに接続して、MQAをストリーミングするオプションをチェックするだけで、MQAチームが言うように、「アーティストが意図したとおりの」音楽を聴くことができるのです。※(訳注:ZEN DACのMQAはレンダラー方式です。MQAの各方式についてはMQAのWEBサイトをご参照下さい。)

ZEN DAC、そしてiFiの他のDACと、競合他社の製品とを違うものにしているもうひとつの特徴が、iFiがXMOSチップを社内でプログラムしているという点です。他のメーカーはチップに付属のファームウェアをそのまま使いますが、それはオーディオ・グレードのサウンドには最適化されていないということです。iFiは、専用のファームウェアを独自にプログラムして、オーディオ処理能力を高めているのです。

iFiはソフトウェアを開発し続けているので、ファームウェアのアップデートを通じて様々な機能を追加したり最適化したりすることができます。これによってZEN DACは、使用者の再生の優先順位に合わせることができ、長期にわたって最先端の状態を確保することができるのです。使用者は、好みに応じてiFiの異なったバージョンのファームウェアをダウンロードしてインストールし、異なったデジタル・フィルターを試すことさえできるのです。
ジッターを根絶して、アナログ変換に到達するまでデジタル信号を完璧な状態に保つために、全体にわたってクロック・ロッキングを使用しています。

革新的なデジタルフィルターGTOを採用

DACにはどうしてもデジタル・フィルターが必要になります。ZEN DACが採用しているデジタル・フィルターGTO™(ギブズ・トランジェント・オプティマイズド)はiFi製品の仕様に応じて、MQAチームと共同開発されたもので、iFiのフラッグシップDACであるPro iDSDにも採用されています。GTOが、MQAが使用しているフィルターのタイプと直製の関連を持っているわけではないことを、明確にしておかなければなりません。「裏口MQA」ではないということです。その代わり私たちは、MQAの処理を受けていないデジタル・オーディオの再生にとって、これが最適の解決になると感じています。GTOについての詳細はこちらです。

アナログ・ステージ

ZEN DACのアナログ・ステージは、バランス設計になっています。この価格帯のDAC/ヘッドフォン・アンプではきわめて珍しいことです。オーディオという背景で十分なパフォーマンスを発揮できるように注意深く選定された一連の高品質な回路部品を集めていますが、それにはTDKのC0Gキャパシター、テキサス・インスツルメンツの高精度超低ノイズ電源IC、高品質なアナログ・ボリューム・ポテンショメーターなどが含まれています。
バランス回路は本質的に複雑なため、開発にコストがかかります(左右チャンネルを独立させるのでほぼ倍のコストがかかるのです)。超ハイエンドの高額なオーディオ・コンポーネントにしか使われないのは、これが主な理由なのです。
以下の写真は実際のプリント基板を撮影したもので、左右のチャンネンルが分離しているのがわかります。

このバランス回路の明白な利点を、ジョン・カールが簡潔に要約しています。
「本質的によりリニアであり、こういったタイプの設計は、他の部分がすべて同じであれば、常に歪みが減少するのである」。
バランス回路設計は、トルステン・レッシュが率いるAMR/iFiのオーディオ・チームが開発しましたが、ジョン・カールの貴重なアドバイスも受け取っています。

ヘッドフォン・アンプ・ステージは、iFiが「PowerMatch」と名付けた、ゲインの切り替えが可能なスイッチを備えています。入力感度を調節することによって信号の強度を変えることができるので、駆動レベルとヘッドフォンの負荷レベルを合わせることができるのです。インイヤー・モニターのような高感度なタイプのヘッドフォンには、PowerMatchを低く設定して、超低ノイズのパフォーマンスを得ることができます。しかし、ご使用のヘッドフォンにもっと駆動力が必要な場合には(たとえば、オンイヤー・ヘッドフォンやオーバーイヤー・ヘッドフォンの大半はこれに該当します)、フロント・パネルのPowerMatchボタンを押して、ゲインを上げることができます。

TrueBassもまた、選択可な機能となっています。iFiの定評あるXBass回路の進化形であるTrueBassは、「バス・ブースト」を精緻に実現することができます。ミッドレンジを汚すことなく、低域を精妙に増強するのです。これは、深い低音が不足しているイヤフォンや開放型ヘッドフォンには、とりわけ有効です。すべてがアナログ領域で作用するので、DSP(デジタル信号処理)を使用することでデジタル信号が汚染されることはありません。この機能もまた、フロント・パネルのボタンでON/OFFを切り替えることができます。

豊富な接続性

ZEN DACは、フロント・パネルとリア・パネルの両方に、贅沢にもペンタコン4.4mmバランス出力を装備しています。これは比較的新しいタイプのインターフェースですが、これを装備することによって、伝統的なXLR接続端子が装備できないような小型製品間でのバランス信号伝送が可能になります。フロント・パネルには、標準のシングルエンド6.3mmヘッドフォン端子と並んで、4.4mm出力端子が装備されています。これによって、バランス型ヘッドフォンの利点をフルに活用することができるのです。しかもこの端子は、バランス型、シングルエンド型を問わず、あらゆるタイプのヘッドフォンに対応しているのです。

「可変(VARIABLE)」と「固定(FIXED)」に対応したライン出力

リア・パネルの4.4mm出力端子は、バランス入力端子を備えたアンプやアクティブ・スピーカーに接続することができます。その際は、ペンタコンの4.4.mm入力端子で接続するか、4.4mmからXLRへの変換ケーブルを使用して、XLR入力端子に接続します。シングルエンドのRCA出力端子も装備しています。

ZEN DAC

これらのライン・レベル出力(バランスもシングルエンドも)は、「可変(VARIABLE)」と「固定(FIXED)」のどちらかをスイッチで切り替えることができるので、ZEN DACを状況に応じて柔軟に使用することができます。「可変」に設定すると、オーディオ信号のボリュームをコントロールすることができるので、ZEN DACをプリアンプとして使用して、パワーアンプやアクティブ・スピーカーに信号を送ることができます。「固定」に設定すると、ボリューム・コントロールをバイパスして、出力を4.2V(バランス)または2.1V(シングルエンド)に固定することによって、外付けプリアンプやプリメインアンプに接続することができます。

また、輸入元トップウイングでは自社ブランドで、このリアパネルのバランス・ライン出力に対応した4.4mm5極→XLR3ピンへ変換するショートケーブルWhite Barrel 4.4XLRを発売します。XLR入力のある機器(アクティブスピーカー、アンプなど)に接続してお使いいただくことができます。

USB入力

ZEN DACのエイシンクロナスUSB B入力は、「超高速の」USB3.0の基準をサポートしており、USB2.0とも互換性があります。

ZEN DACのUSB入力端子はPCやMacとの接続が前提ですが、以下のようにOTG別売りOTGケーブルや5vの電源アダプター(入力端子5.5×2.1mm、センタープラス)を接続することで、スマートフォンにつなげて使用することもできます。

※1 スマートフォンとの接続にはOTG(On The Go)ケーブルが必要です。USB-C端子、USB-micro端子のスマートフォンにはiFi純正のiFi OTGをお勧めします。
アップルのLightning端子を持つiOSデバイス(iPhone、iPod、一部のiPad)にはアップル社純正のLightning – USBカメラアダプタをお使い下さい。
スマートフォンやDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)とのデジタル接続ではデジタル出力の対応をご自身で製造メーカーにご確認下さい。iFi、及び日本の代理店トップウイングでは個別のスマートフォンやDAPのデジタル出力についてのお問い合わせは受け付けておりません。
※2 iFi純正のDCアダプターiPower5vをお勧めします。


オーディオ・フォーマット表示LED(kHz)

LEDの色はZen DACが音楽ソースから受け取ったオーディオ・フォーマットとサンプリング周波数を表示します。

ModeLED
PCM 44/48/88/96kHz
PCM 176/192/353/384kHz
DSD64/DSD128シアン
DSD256
MQAマジェンタ

仕様

入力USB3.0 Bメス(USB2.0互換)
フォーマット

PCM 44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz

DXD 352.8/384kHz

DSD 2.8/3.1/5.6/6.2/11.2/12.4MHz

MQA(レンダラー対応)

DACBit-Perfect DSD & DXD DAC by Burr Brown
ライン・セクション
出力

Audio RCA(アンバランス) 2.1V 固定 1V / 最大3.3V(可変)

4.4mm Pentaconn(バランス) 4.2V 固定 2V / 最大6.2V(可変)

出力インピーダンス<= 100Ω(アンバランス) <= 200Ω(バランス)
SNR<-116dB(A) @ 0dBFS(アンバランス/バランス)
DNR>116dB(A) @ -60dBFS(アンバランス/バランス)
THD+N<0.0015% @ 0dBFS(アンバランス/バランス)
ヘッドフォンセクション
出力

6.3mm(アンバランス)1V / 最大3.3V 12Ω ‒ 300Ωのヘッドフォン

4.4mm Pentaconn(バランス):2V / 最大6.2V 12Ω ‒ 600Ωのヘッドフォン

出力パワー

アンバランス > 280mW @ 32R, > 36mW @ 300R

バランス > 380mW @ 50R, > 70mW @ 600R

出力インピーダンス<1 Ω(アンバランス/バランス)
SNR>113dBA(3.3V アンバランス / 6.2V バランス)
THD+N< 0.005% (125mW @ 32R)
その他
消費電力信号なし ~ 0.5W、最大信号 ~ 2.5W
サイズ158mm(長さ)×100mm(幅)×35mm(高さ)
重量491g
保証期間12 ヶ月
標準的な小売価格18,000円(税別)
バーコード5081313082483
付属品汎用USBケーブル/RCAケーブル
※付属品はあくまで動作確認用です。よりよいサウンドで再生するためにはオーディオグレードの製品をお使い下さい

ZEN DACの上位機種も新製品が続々登場です!

iFi audioのMQA対応DAC

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