Audirvana:Win/Mac対応の高音質音楽再生アプリ

Audirvanaは、Win/Mac対応のFLAC, MQA, DSD, Apple Lossless, AIFF, WAV , M4A, MP3, WavPack, Cue Sheets, APE等を再生可能な高音質音楽再生アプリです。

最新版

  • Win:3.5.10
  • Mac:3.5.33

ライセンス形態

Audirvanaのライセンス形態が変わりました。(2020/3/23)

Audirvanaを購入するとMac / Winを問わず最大2台のPCで使用できるというものです。※ただし同時使用不可とあります

リモートアプリもこれまでは有償で入手する必要がありましたが、無償で使えるようになります。iOS版とAndroid版があります。

Audirvanaの価格は2020/3/24現在で10,868円(税込)です。PC2台分のライセンスとリモートアプリが無料になったことを考えると、1台分に換算した価格は少し安くなったかもしれません。ミュージックPCにWindowsとMacを併用している場合は魅力的なライセンスです。

ダウンロードとインストール

AudirvanaはWindows版、Mac版共に30日フリートライアル版が提供されています。

First Name, Last Name, Emailを入力してI accept the user License termsにチェックを入れ、Download for WindowsまたはMacOSをクリックすることでダウンロードとインストールが始まります。

Windows版を例にインストール手順を掲載します。

audirvana
Audirvana for Windowsをインストール中
audirvana
License Agreement画面が表示されるので「I accept」をクリックして次に進みます
audirvana
Audirvana License画面で「Request Trial」をクリックします

次に「Windowsセキュリティの重要な警告」が表示されるので「アクセスを許可する」をクリックします。

アップデート

設定ボタン(画面右上の歯車アイコン)をクリックして表示される設定画面からインストール中のAudirvanaのバージョンとアップデートの確認ができます。

audirvana
設定画面
  • 設定画面の「GENERAL > License」の下にバージョンが表示され、その左の「Check for update」をクリックすることでアップデートの有無を確認します。アップデートがあれば引き続きアップデートを実行できます。

※インストール直後のバージョンは3.4.916で、「Check for update」から3.4.917へアップデートしました。

アンインストール

Audirvana for Windowsをアンインストールするには次の何れかを実行します。

  • Windowsの「設定 > アプリと機能」でAudirvanaをクリックすると表示される「アンインストール」を選択する。
  • スタートメニューのAudirvanaを右クリックして「アンインストール」を選択する。

※コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」にAudirvanaはリストアップされないので、この方法でアンインストールできません。

修復とリセット

Windowsの「設定 > アプリと機能」でAudirvanaをクリックすると表示される「詳細とオプション」の中に「修復」と「リセット」があります。

アプリが正しく動作していない場合に修復や再インストールできると画面の説明にあったので試してみましたが、本記事冒頭で書いたVSTプラグインが動作しない件は改善されていません。(2019/10/25, ver.3.5.0)

ライブラリー管理フォルダーの指定

アップデートの確認と同じく設定画面からAudirvanaの再生対象となる音楽ファイルを保存したフォルダーを指定します。

  • 設定画面の「LIBRARY > Add Folders」でフォルダーを指定します。

ライブラリーデータベースへの登録パフォーマンスについて
Audirvanaは内部キューシート形式のFLACを曲単位で扱えなかった(再生は可)ため、一般的な曲単位のFLACを保存しているフォルダー(約2万2千曲)へ登録しなおしてみました。
Audirvanaのデータベース登録は結構時間が掛かるようです。しかもその間Audirvanaは挙動が重たくなり登録が終わるまでほとんど何もできないような状態でした。TuneBrowser、foobar2000、JRiver Media Centerに同じことをさせてもストレスフリーですがAudirvanaはこの点で不満が残ります。

オーディオデバイスの設定

オーディオデバイスの設定は再生停止状態でスピーカー・アイコン(画面右下)をクリックしておこないます。

再生中、一時停止中は設定画面は操作できません。必ず再生を停止してから開くようにします。

WASAPIまたはASIOを選択してオーディオデバイスを選択します。WASAPIは排他モード固定で共有モードはなさそうです。

選択したデバイス名の右端の「>」をクリックするとメイン画面がオーディオ関連の設定画面に切り替わります。

選択中のオーディオデバイス、シグナルプロセッサー、アップサンプリング、ボリュームなどの大項目があります。

Device Name : xxxxxxx

アクティブなデバイスの情報を表示したり、設定したりします。WASAPIとASIOで一部設定項目が異なります。

信号処理

オーディオ信号の極性を反転させたり、VST3プラグインを組み込んだりします。

信号極性

VST3プラグイン

Audirvana for WindowsのVSTプラグインはVST3(.vst3)のみに対応で、プラグインの格納先も固定(C:\Program Files\Common Files\VST3)になっているようです。

「VSTエフェクトを使用」を有効にすると、エフェクトプラグイン #1から#4までが表示されます。#1~#4のプルダウンメニューからプラグインを選択します。

※別のフォルダーに保存されているVST3プラグインは上記のフォルダーにコピーしてAudirvanaを再起動することでプルダウンメニューに表示されました。

「設定」をクリックすると選択したプラグインの画面が表示されるので各パラメーターを設定して保存します。

再生中にパラメーターを変更したい場合は、「リアルタイム調整」を有効にします。有効にすると再生中(一時停止含む)にプラグインの画面が表示されます。停止するとプラグイン画面も消えます。

注)何らかのきっかけ(メインウィンドウの移動やサイズ変更)でプラグインウィンドウがディスプレイからはみ出して操作できなくなります。プラグインを登録解除し再登録することでディスプレイ内に表示されるようになります。
プラグイン画面の問題はアップデートで改修されたようです。(2020/3/27)

動作確認済VST3プラグイン(2019/10/13)
・T-rackS (IK Multimedia)
・HEDD Rinearliser (HEDD Audio)

アップサンプリング

アップサンプリングの設定をおこないます。

オーディオ音量

音量の設定をおこないます。

ライブラリーのブラウズ

Audirvanaに登録(設定画面でフォルダー指定)された曲はアーティスト、アルバム、トラックで一覧表示されます。

「ライブラリ」(アプリ左上)を選択して「トラック」、「アルバム」、「アーティスト」で分類方法を切り替えます。

トラック

トラック一覧をリスト表示して再生することができます。

アルバム

アルバム一覧をサムネイル表示して再生することができます。サムネイルをクリックすると対象アルバムのトラック一覧が表示されます。

アーティスト

アーティスト一覧をサムネイル表示します。アーティスト一覧はプルダウンメニュー(上記画像参照)からアーティストの定義を選択するといった工夫があります。

選択肢:すべてのアーティスト/アルバムアーティスト/出演者/Ensenbles / Composers

特にクラシックファンには嬉しい機能ではないでしょうか。

サムネイルをクリックすると対象アーティストのアルバム一覧がサムネイル表示されます。ここで優れた点は、そのアーティストの曲が含まれているオムニバス盤などを「出演」として一緒に表示してくれることです。

「アーティスト」からアーティストをクリックしてアルバム一覧を表示

試しにオーディナリーサウンドがTuneBrowserやJRiver Media Centerでメインに再生している内部キュー形式のFLACを保存しているフォルダーを指定してみました。

LIBRARYのアルバム一覧やアーティスト一覧が画像付きで表示され、再生することを確認できました。

但し、内部形式のキューシートは対応していないのか、トラックリストは曲単位で表示さません。

体験版の使用をとおしてAudirvana for Windowsの導入は時期尚早と判断したため記事の更新は一旦休止する予定です。2019/11/3@ver.3.5.0

新しいライセンス形態(Win/Mac)をきっかけにWindows版の使用を再開しました。問題点も少しずつ改善されているようです。

関連記事:

内部キューシートから外部キューシート(*.cue)を作るには

【メモ】

Mac版Audirvanaはこちら(2020/2/14)

ZEN DAC (ASIO)ではVSTに問題なし (2019/11/10)

ZEN DACのASIOではVSTが問題なく動作しているようです。ASIOでのVSTの問題はドライバー次第なのかもしれません。数種類のオーディオデバイスで確認する必要がありそうです。

Audirvana for Windows v.3.5.1にアップデート (2019/11/8)

ZEN DACでMQA再生を確認するためにAudirvanaを起動すると次のようなメッセージが表示されたのでアップデートしました。

Audirvana for Windows v.3.5.0のVSTプラグインの動作について (2019/10/21)

最新バージョンのv.3.5.0にアップデート後、VSTプラグインが正常動作しなくなりました。※過去バージョンでは特に問題なく動作

【訂正】(2019/11/3)
VSTプラグインが動作しない現象はASIOの場合で、WASAPIでは動作します。但し、再生の頭で一瞬音がふらつきます。

楽曲のメタデータ編集

ジャケット写真

ジャケット写真は音楽ファイルに埋め込まれた画像でも外部のJPEGでもAudirvanaで表示されます。ジャケット写真のない音楽ファイルはAudirvanaで追加することができます。

Audirvanaを使ってジャケット写真を追加・変更するには

※説明はWindows版です

ジャケット写真を追加するアルバムを開きます。

右端のタグアイコンをクリックしてタグエディタを開き、「変更」でジャケット写真を追加します。

「カバー」右に選択したジャケット写真が表示されるので「保存」をクリックします。

空白だった場所にジャケット写真が表示されます。

Audirvanaをジャケット写真のビューに切り替えた場合もジャケット写真が表示されます。

追加したジャケット写真をタグエディター(Mp3tag)を使って削除した後でAudirvanaを開くと、埋め込み画像は削除したにもかかわらずジャケット画像は消えずに残っていました。

そこでジャケット写真ビューで再生してみましたが今度はジャケット写真は表示されません。

一旦追加したジャケット写真はAudirvanaで保持されているようですが、ジャケット写真ビューへは反映されないようなので注意が必要です。

Audirvanaでキューシートを利用する際の注意点

Audirvanaは外部キューシート(.cue)に対応しているのですがタグ編集をしているうちに問題に差し掛かったので書き留めておきます。

キューシート形式の音楽ファイルでは、タグに複数の値を入力しても無効になる?

AudirvanaはTuneBrowserやfoobar2000のようにアーティストタグやアルバムアーティストタグに複数の値を持たせることができます。1つの曲に複数のアーティスト名を付けたい場合、「〇〇〇 feat. ×××」と1つの文字列にせずに「〇〇〇」、「×××」と併記できます。アルバムが複数アーティストの共同制作の場合はアルバムアーティスト名を同様に併記できます。

活用事例としてはアーティスト名を別々に入力して(=feat.にしない)音楽の楽しみ方を広げるを参照してください。

キューシートを使わない一般的な1トラック1ファイル形式の音楽ファイルではタグに複数の値を入力しても問題ないのですが、キューシート形式の場合は、複数の値は入力できてもすぐさま元に戻されて複数の値を持たせることができないといった問題があります。

キューシートは1つのタグに複数の値を持たせることはできない(と思う)ので、TuneBrowserやJRiver Media Centerなどは内部データベースに複数の値が書き込まれますが、Audirvanaはそのようなことはやらずにあくまでキューシートの値をマスターとして内部データベースに反映しているような動作が見られます。

Audirvanaでタグに複数の値を持たせると他のローカルライブラリー管理アプリでは実現しそうにない楽しさ(音楽を渡り歩く)が 期待できるので、キューシート形式(1CD1ファイル)を諦めて通常の1トラック1ファイル形式で使ってみるかな?といった心境です。

MQA/DSD対応でAudirvanaに相性のよいDAC

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