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eqMac最新バージョン:1.3.2 (2022/4/14調べ)
注)Apollo x6で動作確認できませんでした(音が全く出ない)
eqMacはMacのシステムワイドイコライザーです。フリーのBasicとサブスクリプションのProの2種類のエディションがあります。対応するOSバージョンはmacOS 10.12(Sierra)以降です。
eqMacのバージョンは1.1.0(2021/7/20現在)です。eqMac2という名称の版が過去にありましたが、eqMacが現行バージョンですから注意してください。(紛らわしい)
※古いeqMac2についてはeqMac2をご覧ください。
eqMacはオフィシャルサイトからインストーラーをダウンロードしてインストールします。
ダウンロードしたeqMac.pkgを開いて次の手順でインストールします。
ローンチパッドにeqMacのアイコンが追加されているので、ここから起動します。
起動するとイコライザーのタイプに「Basic」が選ばれていて、3バンド(BASS / MID / TREBLE)のシンプルなイコライザーが表示されます。VoiceMeeterの3バンドイコライザーと似たようなものです。
イコライザーを「Advanced」にすると10バンドグラフィックイコライザーになります。
iTunesも同様の10バンドグラフィックイコライザーですが、iTunesの調整範囲が±12dBに対してeqMacは±24dBとワイドな設定が可能です。
イコライザータイプの「Expert」を選択するとPro版にアップグレードするための確認メッセージが表示されます。トライアルとして5分間Pro版を試用することもできます。
Pro版で利用可能になるイコライザータイプのExpertはパラメトリックイコライザーで、バンド数が何と無制限です。スペクトラムアナライザーも追加されます。
画面右上のアイコン(レンチ)をクリックするとSettingsが表示されます。次の設定項目があります。
次のグラフは、ベーシックイコライザーのBASS / MID / TREBLEを各々ミニマム(-24dB)にした時のイコライザーカーブです。
次のグラフは、アドバンストイコライザーの各バンドを各々ミニマム(-24dB)にした時のイコライザーカーブです。
イコライザーの設定はプリセットとして保存して再利用できます。
プリセットを追加するには
プリセットを削除するには
以下は以前リリースされていたeqMac2の記事です。
ハイレゾ対応USB DACを内蔵したAirpulse A100が期待通り好結果だったので、測定~ルームチューニングを試みることにしました。
測定まではいつものよにREW(Room EQ Wizard)を使えば良かったのですがイコライザー補正をどうするか?
A100はADAM S2Vのようなルームチューニングに適したイコライザーは搭載していないのでスピーカーに入力する前にイコライザー処理する必要があります。※ほとんどのスピーカーがそうです
方法は様々ですが、折角ならSpotifyやAmazon プライムビデオを含めてルームチューニングの恩恵を受けたいので、Macで使えるシステムイコライザーの中からeqMac2を使ってみることにしました。
eqMac2は、Macから出力する音声にグラフィックイコライザー(10バンド/31バンド)を掛けることのできる無料ソフトです。出来れば2チャンネルで左右個別に設定できるイコライザーが良いのですが、両チャンネル共通設定でも補正効果はあるので無いよりは遥かにましです。
インストールするとメニューバーにeqMac2のアイコンが現れ、クリックするとグラフィックイコライザーが表示されます。
同じくメニューバーのスピーカーアイコンをクリックすると「eqMac2」が追加されています。
早速、SpotifyとAmazonプライムビデオでイコライザーを使ってみました。スライダーをドラッグすると確かにイコライザーが効いています。
ところが、暫く再生していると所々ノイズが発生し、そのまま再生を続けるとノイズだらけでまともに再生されなくなってしまいます。一旦再生停止してデバイスを再度eqMac2を選択すると正常再生されますが、これも時間の問題でノイズ発生してしまいました。
何か回避方法があれば良いのですが、現状では使用できるような状況ではありませんでした。※Airpulse A100のUSB出力でのみ確認。eqMac2アンインストール後は正常動作しています。
eqMac2はノイズ発生の問題があるため結果的に利用することはできませんでした。AUなどのオーディオプラグイン形式のイコライザーは対応ソフトでしか使えないためSpotifyやAmazonプライムビデオなどではルームアコースティックのためのイコライザーを適用することができません。
eqMac2と同等以上の働きをしてくれるイコライザーとしては、安定的に動作する外部イコライザーを使うことが望ましいのかもしれません。
最も汎用的に使えるイコライザーは単体機器のイコライザーでしょう。ARTにはステレオ対応のリーズナブルなグラフィックイコライザーが2種類あります。
eqMac2と同じ31バンドのグラフィックイコライザーを2チャンネル搭載しているので、左右独立で設定可能です。入出力もアンバランス(RCA)とバランス(XLR)に対応しているため様々な機器に接続できます。
Mac対応のDACを使うのであれば、DACのかわりにUNIVERSAL AUDIOのオーディオインターフェイスを使う手もあります。オーディオインターフェイス内部のDSPにイコライザーを持たせることができるので、システムイコライザーとして利用できます。
UNIVERSAL AUDIOのオーディオインターフェイスにはDSPで動作するイコライザーがバンドルされています。
オプションで更に本格的なイコライザーを追加することも可能です。
スピーカーを使うのであれば、イコライザーを搭載したアクティブスピーカーを使う手があります。オートマチック設定のIK Multimedia | iLoud MTMやマニュアル設定のADAM AUDIO Sシリーズなどがあります。
IK MultimediaのiLoud MTMのイコライザーはボタン一押しでルームアコースティックを自動調整します。マニュアル設定も用意されています。
ADAM AUDIO Sシリーズには6バンドのパラメトリックイコライザーとハイ/ローのシェルビングイコライザーといった本格的なイコライザーが搭載されています。
Windowsのおすすめシステムワイドイコライザーです。