カセットテープやレコードなどのアナログ資産は劣化する前にデジタル化しておきましょう。デジタル化することでCDリッピング音源やダウンロード音源を含め統合化されたミュージックライブラリーを実現できる点も大きな魅力です。
デジタル化に必要なツール
カセットテープやレコードをデジタル化して音楽再生するにはPCを使う方法をおすすめします。PCで録音するとひとかたまりのデジタル音声データが作られるので曲単位で扱えるように分割してファイル保存します。必要に応じてファイルにメタデータを付与すれば音楽ファイルとして音楽再生ソフトやミュージックストリーマーなどで再生できるようになります。
Audacityで録音~ファイル分割
Audacityは外部音声入力の録音から曲単位のファイル分割までの一連の作業をおこなうことができる音声編集ソフトです。
録音すると波形が表示されるので、再生しながら曲間の分割位置を決めてラベル付けします。
ラベルに曲名を入力して分割出力すれば曲単位で音楽ファイルを作ることができます。
Roonで自動的にメタデータを取得
音楽プレーヤーにRoonを使うと録音で作った音楽ファイルは多くの場合、Roonで設定したフォルダーに置くだけでアルバムアートを含む様々なメタデータが自動的に取得されます。
CDリッピングによる音楽ファイルと同様にアーティスト・アルバム・曲名は勿論のことクレジットも取得されます。
AudacityとRoonを使えば、カセットテープやレコードのデジタル化の手間を大いに省いてくれます。
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