KORG Nu I、アナログ資産をDSDで残すための一押しオーディオインターフェイス

KORG Nu I、アナログ資産をDSDで残すための一押しオーディオインターフェイス

誰も届かなかった、DSDの未踏の領域へ。

DSDを手軽に聴く。DSDでパソコンに録音する。DS-DACシリーズで実現してきた新しいDSDの楽しみ方は、このNu Iによって全く別の次元へと進化します。
DSD11.2MHz録音、MCカートリッジ対応のフォノ・アンプ、バランス入力などレコーディングに関する新機能 / 装備の搭載に加え、バランス・ヘッドホン出力端子、トロイダル・トランス電源の採用など、リスニングにも最大限に配慮。そしてNu I最大の特徴は、これまで頑なに「原音の再現」にこだわってきたコルグが、オーディオ・カテゴリー製品で初めて「コルグだけが出せる音」に挑戦したことです。
コルグとノリタケ伊勢電子(株)が共同開発した新世代真空管「Nutube」による温かみのあるサウンド、オノ セイゲン氏がプロデュースしたDSDで遊べる「S.O.N.I.C.リマスタリング・テクノロジー」を搭載したオーディオ・ドライバー、これに加えてNu Iを最大4台まで同期しての8チャンネル・マルチDSD録音など、独自技術を惜しみなく投入し、DSDで聴くこと、録ることの楽しさを追求しました。
このUSB DAC / ADCだけが実現できる、DSDの新たな世界。コルグNu I。

Nu I フロントパネル

Nu I リアパネル

コントロールノブ

Nu I

Nu I 接続図

Nu I ボリューム

2018/11/8:発売日が決まりました。Nutubeについて追記しました。

2018年11月17日発売予定のKORGの新製品 Nu I は、レコードをはじめとするアナログブームにおいて注目の高音質オーディオインターフェイス(DAC、ADC、プリアンプ)です。

注目点1:DSD11.2MHzで録音

注目点2:録音したDSDファイルを分割可能

注目点3:MM/MC対応フォノアンプ内蔵

注目点4:フォノイコライザーをバイパスして録音可能

注目点5:新世代真空管KORG Nutubeによるサウンドキャラクター付加が可能

注目点6:S.O.N.I.C.リマスタリング・テクノロジー(PCアプリ)を付属

オーディナリーサウンドが注目した点を箇条書きしました。今後、掘り下げて加筆予定です。

KORG Nu I -1

KORG Nu I フロント

KORG Nu I リア

KORG Nu I 接続図

フォノイコライザーとしてのKORG Nu I の先進性

KORG Nu I は、USB DACとして使わずにフォノイコライザー専用機としても価値ある存在です。(USB DACとして使わないのは実にもったいない話ですが。)

MM/MCカートリッジ対応

アナログ入力端子

KORG Nu I は外部のフォノイコライザーを使うことなしでレコードプレーヤーをダイレクトに接続できるよう、リアパネルにRCA端子に加えてGND端子とMM/MC切り換えスイッチがあります。(画面左側)
※リアパネルにはこの他にもLINE入力端子(RCA×1系統、XLR×1系統)があるため、外部のフォノイコライザーを接続することもできるでしょう。(画面右側)

2系統のフォノイコライザーを使い分け

モード切換スイッチKORG Nu I は2系統ものフォノイコライザーを好みに応じて使い分けることができます。2系統のフォノイコライザーはNu I のフロントパネル中央のMODEで切り換えて利用します。

ANALOGモードにすると、Nu I 本体に内蔵されたフォノイコライザーを利用してスタンドアローン(Nu I をPC接続しない状態)でレコード再生ができます。Nu I はボリュームによって可変出力できるのでパワーアンプやHEDDなどの高音質アクティブスピーカーに接続することでシンプル&プレミアムなシステムが出来上がります。

シンプル&プレミアムなシステム

KORG Nu I とHEDD Type 20などの高音質アクティブスピーカーで、シンプルな高音質レコード再生システム

USBモードにしてPC接続すると、Nu I 付属のAudioGate アプリに内蔵されたフォノイコライザーを利用して9種類ものイコライザーカーブを使い分ける事ができます。9種類のイコライザーカーブについては「レコードプレーヤー接続時もフォノイコライザー要らずのAudioGate - その1」と「AudioGateのフォノイコライザーカーブを実測公開」をご覧ください。

USBモードの時はANALOGモード時の接続にPCが加わっただけのシステム構成ですから、こちらもシンプル&プレミアムなシステムです。レコードに加えてPCに一括保存したミュージックライブラリーも楽しめる強力なシステムです。

”掛け録り”に加えて、新たな体験を提供する”後掛け”

レコードはKORG Nu I を使ってPCに保存することで、CDリッピングやダウンロード購入した音楽と共に一元的に扱えるようになり快適です。

レコードの音楽をPCに保存する場合、一般的にはフォノイコライザーを通して録音します(掛け録り)。※USBモードでAudioGateのフォノイコライザーを使います。「レコードプレーヤー接続時もフォノイコライザー要らずのAudioGate - その1」をご覧ください。

KORG Nu I はこの”掛け録り”に加えて、フォノイコライザーを通さずに録音して再生時に好みのイコライザーカーブを掛けるといったこれまでにない新たな体験があります(後掛け)。フォノイコライザーを掛けずに録音したデータ(ファイル)に好みのイコライザーカーブを掛けてファイル保存(コンバート)することもできますから、一度の録音で何種類ものイコライザーカーブを掛けたバージョンを短時間で作成することができます。

ギターのレコーディング方法にリアンプというものがあります。通常、ギターはアンプを通した音を録音しますが、アンプを通さずに(アンプのキャラクターを付けずに)録音して録音した音にギターアンプを通すのがリアンプです。リアンプにより理想のギターサウンドメイキングが実現するという訳です。KORG Nu I の”後掛け”もリアンプと同じ発想で、”後掛け”によって理想のレコード再生音を見つけ出すことができるでしょう。

DSD11.2MHzとPCM384kHzの選択肢、DSDでもファイル分割可能

レコード録音に限りませんが、KORG Nu I は記録時にDSDまたはPCMを選択できますから好みに応じた録音を叶えてくれます。

DSD録音で気をつけたいのは、レコードやテープなどを録音した後で曲単位にファイル分割できるかどうかです。通常、DSDでファイル編集するには業務用途の専用ソフトが必要ですが、KORG Nu I は付属のAudioGateでファイル分割できますから安心してDSDで録音することができます。

次世代バルブNutube搭載でNu I は真空管プリアンプとしての価値も

トランジスタアンプが登場して久しいにもかかわらず、特有の豊かな倍音を生み出す真空管アンプは愛され続けています。

KORG Nu I には次世代真空管であるNutubeを搭載し、好みに応じて真空管サウンドを付与することができます。Nutubeは真空管サウンドの持ち味はそのままに、省電力・小型・長寿命といったメリットをもたらしてくれます。

Nutubeをオンにすることで、AudioGateなどのPCアプリやレコードプレーヤーの再生音を真空管サウンドで楽しむだけでなく、KORG Nu I を真空管プリアンプとしてCDプレーヤーなどに接続することもできます。

Nutube 切換スイッチ

Nutubeの特徴

大幅な省電力化:従来の真空管の2%以下の電力で動作

リアル真空管サウンド

小型:容積比で真空管の30%以下

高信頼度:日本製

長寿命:連続期待寿命30,000時間

Nutube 倍音グラフ

グラフからは、本体フロントパネルのNutube HDFC(Harmonic-Detecting Feedback Circuit / 倍音抽出帰還回路)をoff/1/2/3に設定した場合の倍音発生の様子がわかります。

真空管とは(出典:KORG Nutubeサイト)

(続く)

音源の音質改善に期待できるS.O.N.I.C.リマスタリング

 

KORG Nu I 製品ページ:https://www.korg.com/jp/products/audio/nu_1/

詳細スペックはこちらを参照してください。https://www.korg.com/jp/products/audio/nu_1/specifications.php

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