MQAフルデコードDACとMQAレンダラーDAC おすすめ14選

次世代ハイレゾフォーマットのMQAは、MQA-CDプレーヤーやMQA対応DAPの他にもMQA対応DACでデコードして再生することができます。MQA対応DACにはMQAフルデコードDACとMQAレンダラーDACの2種類があり、使用条件も異なります。

MQAフルデコードDAC

MQAフルデコードDACは、MQAファイルやMQA-CDなどのMQA音源再生に対応しています。

USBでパソコンに接続するタイプのMQAフルデコードDACは、foobar2000／Audirvana／TuneBrower／JRiver Media Center等数多くの音楽再生ソフトでMQAファイルを再生することができます。

S/PDIFやAES/EBUの入力端子を持ったMQAフルデコードDACの多くは、CDプレーヤーとデジタル接続してMQA-CDを再生することができます。※MQA対応CDプレーヤーである必要はありません

MQAレンダラーDACは、Audirvana等のMQAコアデコーダーを搭載した音楽再生ソフトと組み合わせることでMQA音源を再生することができます。

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MQA音源は3種類のメディア（配信配布）方法で入手することができます。そしてMQAフルデコードDACとMQAレンダラーDACで再生できるメディアが異なってきます。

フルデコードDACは多くのメディアのMQAを再生可能ですが、レンダラーの場合は通常のCDプレーヤーでMQA-CDを再生するとMQAではなく通常のCD(44.1kHz/16bit)として再生されるようです。

※以前にnano iONEとCDプレーヤーをデジタル接続してもMQAとしては認識していませんでした。関連記事として「iFi nano iONEはDSD11.2MHz／Bluetooth／MQA対応のハイCP＆超コンパクトDAC」を参照してみてください。

ストリーミング配信は、TIDALが有名ですが日本ではサービスインしていません。（裏技あり）

ダウンロード配信は、MQAフルデコードDACであれば多くの音楽再生ソフトで再生可能なはずです。

※以前にMYTEKのLiberty DAC（フルデコーダー）とJRiver Media Centerやfoobar2000で動作確認しています。

MQA-CDは、フルデコードDACでもCDプレーヤーと接続可能なインターフェイス（S/PDIF, AES/EBU等）を持ったDACに限ります。また、S/PDIFやAES/EBU入力できるMQAフルデコードDACが必ずしもMQA-CDを再生できるとは限りません。

レンダラー対応のDACの場合は、AudirvanaやRoonなど特定の再生ソフト（コアデコーダー対応）との組み合わせが前提条件になります。

このように一言でMQAと言ってもDACによって再生可能なメディアが異なったり、特定の再生ソフトが必要だったりするため、事前に確認する必要があります。

MQAフルデコードDAC

		USB	S/PDIF	AES/EBU
iFi audio	NEO iDSD, micro iDSD Diablo, Pro iDSD	〇	〇	×
iFi audio	ZEN DAC, ZEN DAC Signature V2	〇	×	×
MYTEK	Liberty DAC, Brooklyn DAC+, Manhattan DAC II	〇	〇	〇
Lotoo	PAW S1	〇	×	×

MQAレンダラーDAC

		USB
iFi audio	micro iDSD Signature, hip-dac, xDSD	〇

MQAといえばTIDAL、TIDALといえばJay Z、ということで大好きなEmpire State of Mindです！

オーディオインターフェイスはDACとして利用することができます。