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PCオーディオ入門:パソコンで音楽を高音質に聴く

PCで音楽再生できることは知っていても方法がわからない!音質は良いの?といった方も少なからずいらっしゃいます。これとは別に、既に音楽再生にPCを使っていも、構築は人まかせだったために最小限の操作はできているけど・・・といった方も少なからずいらっしゃいます。(PCはCD/レコードプレーヤーのように繋いだだけでは思うように操作できないこともままあります)

PCで音楽を快適に再生するには、(スマホやIT関連の使いこなしがそうであるように)求められることを自ら習得しなければ思ったように優れた道具にはなってくれません。PCで音楽再生する際に知っておきたい基本的なことはしっかり身につけておきましょう。

目次

PCオーディオで揃えるものと優先度

ベーシックアイテム

次のものさえ揃えればPCオーディオはすぐにでも始められます。
※CDを取り込んで音楽ファイルを作るにはパソコン周辺機器の光学ドライブが必要です。(関連記事:リッピングに必要なツール

パソコン

ノートPC

音楽を聴くために特別なパソコンは必要ありませんから、既に持っているパソコンを使ってみてください。

パソコンを持っていない、あるいは使っているパソコンを音楽用に割り当てられない場合は新調しましょう。最新鋭のパソコンである必要はないので、ファンの音はうるさくないか・スピーカーを邪魔せずに設置可能かなどを考慮に入れて選ぶと良いでしょう。次の画像は手のひらサイズの高性能ミニPCです。

HX90
HX90
X500
X500
TL50
TL50 16GB

OS(Windows)をプリインストールした一般的なパソコンならMINISFORUM、ストレージやCPUをチョイスするならベアボーンキットのASRockのDeskMiniIntelのNUC等がおすすめです。

オーディオ専用を謳った高価なPCも市販されていますが、普通のPCで差し支えありません。

音楽再生ソフト

OSには標準で音楽再生ソフトがインストールされていますから別途インストールしなくても音楽を聴くことができます。OS標準のソフトで不十分な場合は、有料無料の音楽再生ソフトが豊富に揃っていますから目的に応じたソフトを選びましょう。SpotifyやAmazon Musicなどの音楽サブスクは無料の専用ソフトをインストールします。

イヤホン・ヘッドホン

HEDDPhone
HEDDphone

通勤通学で使うイヤホン・ヘッドホンでも構いませんが、屋外と屋内では周囲の騒音レベルが異なるため屋内使用に適した高音質で疲れにくいイヤホン・ヘッドホンを選びましょう。ほとんどのパソコンはBluetoothで音声をワイヤレス伝送できるので、Bluetoothイヤホン・ヘッドホンも利用できます。

スピーカー

PCオーディオの音質はスピーカー次第と言っても過言ではありませんから、可能な限り高音質なスピーカーを使いましょう。高音質なアクティブスピーカーは、費用対効果が高く省スペースであることもPCオーディオに使うスピーカーとしておすすめします。

Diamond studio 5-BT
Diamond studio 5-BT
TYPE 07 MKII
TYPE 07 MKII
ADAM A7V
ADAM A7V

既に使っているオーディオシステムにPCを追加する場合は、プリメインアンプのアナログ入力端子にパソコンの音声出力を接続します。新たにアンプ(プリメイン/パワー)とパッシブスピーカーを揃える場合は、以下のリンクページを参考にしてください。

オプションアイテム

ストレージ(HDD / SSD / SDカード / USBメモリー / NAS等)

SSD

ストレージは元々PCに入っていますが曲数が増えてくると容量不足になるため、大容量ストレージを追加することになります。音楽ストリーミング配信サービスだけなら大容量ストレージは必要ありません。但しオフライン再生のために楽曲をダウンロードするとなると大容量ストレージが必要になります。

様々なストレージの種類の中でどれを選べば良いでしょうか。高速で省スペース・回転系を持たないので静音性が高いといった点でSSDが最有力候補になります。容量単価を重視するならHDDを選択します。ノートPCでストレージ容量を内部増設できない場合は、SDカードやUSBメモリーを使います。ネットワークで音源(音楽ファイル)を複数のパソコンやオーディオ機器で共有したければNASを使います。

DAC

PC本体のオーディオ出力の品質に物足りないならDACを追加します。音楽サブスクやYouTubeその他の動画再生であればPC接続に対応した豊富なDACの種類から好みの機種を選びます。DSDやMQAの音源が再生対象に入っている場合は各々のフォーマットに対応したDACを利用します。

通常、PCオーディオと言うと真っ先に紹介されるのがUSB DACですが、ヘッドホンリスニングなら高音質なヘッドホンやイヤホンを、スピーカーリスニングなら高音質なスピーカーを先に揃えることが良い音で聴くために大切です。特にスピーカーリスニングを高音質で聴く場合はDACよりも先に次に紹介するオーディオインターフェイスの導入をおすすめします。

オーディオインターフェイス

PCをプレーヤーとして利用するだけならDACを利用すればよいですが、PCのメリットを活かして最初からオーディオインターフェイスを利用することも検討の価値が十分にあります。オーディオインターフェイスは基本的にDSDやMQAに対応しませんから、DSDやMQA対応DACと併用することもできます。

PCで録音したりルームアコースティックの最適化に役立てるには音楽再生ソフト以外のソフトや機器が必要になります(録音するには録音ソフト等)。用途に応じて必要なものは個別の記事を参照してください。

PCオーディオの接続方法

ノートPC等スピーカーを内蔵したパソコンならそれ自身で音楽を聴くことはできますし、PCのヘッドホンジャックにヘッドホンやイヤホンを接続して聴くこともできます。しかし、パソコン内蔵のスピーカーで満足な音質は得られませんから、音楽再生に相応しいオーディオ機器を接続しましょう。

最も手軽な方法はBluetoothスピーカーとワイヤレス接続することです。今日のパソコンは標準でBluetoothを搭載しているので、ケーブルも必要なく簡単に高音質で音楽再生することができます。

パソコンとワイヤレススピーカー

Wharfedale Proの高音質アクティブスピーカーDiamond studio BTシリーズはBluetoothでパソコンの音楽をワイヤレス再生することができます。(本格的なバランスケーブル接続にも対応)

一般的な左右セパレートのBluetoothスピーカーの場合は左右スピーカーをケーブルで接続する必要がありますが、Diamond studio BTシリーズは左右スピーカーもワイヤレスです。(トゥルーワイヤレス)

Diamond studio 5-BT
Diamond studio 5-BT
ノートPC
Diamond studio 5-BT
Diamond studio 5-BT

CDやレコード再生に使っているオーディオシステムがあれば、オーディオシステムの外部入力端子(AUX)とパソコンのヘッドホンジャックをケーブル接続することでCDやレコードと同じようにオーディオシステムでパソコンの音楽を聴くことができます。

ノートPC
6NX-MPR 30(m/RCA)
ortofon 6NX-MPR 30(m/RCA)
X-PM3 FT
X-PM3 FT

注)外部入力端子のあるオーディオシステムに限ります。外部入力端子がない場合でもBluetoothを搭載していれば、Bluetoothスピーカー同様にワイヤレス接続することができます。

PCオーディオ用にオーディオシステムを新たに揃える場合は、一般的なホームオーディオ製品のシステムを使うよりもアンプを内蔵したアクティブスピーカーをおすすめします。(関連記事:アクティブスピーカーを音楽鑑賞におすすめする5つの理由

USB DACよりもスピーカー

PCオーディオといえば、”はじめにUSB DACありき”のように語られることがほとんどですが、良い音で音楽を聴くための最も重要な要素はスピーカーです。USB DACに割り当てる予算をスピーカーに割り当てた方が費用対効果が高いので、USB DACは後から検討しても構わないでしょう。(関連記事:オーディオインターフェイスをリスニング用途におすすめする2つの理由(DAC/ADC)

パソコンと手軽に接続できるおすすめ高音質スピーカー

PCオーディオの手始めとしておすすめする高音質アクティブスピーカーはイギリスruarkaudioのMR1 mk2とイタリアIK MultimediaのiLoud Micro Monitorです。

iLoud Micro Monitor
iLoud Micro Monitor
iLoud Micro Monitor
iLoud Micro Monitor

おすすめポイント

PCと簡単・シンプルに接続できてしかも高音質なスピーカーとなると実はあまり選択肢はありません。簡単・シンプルにPCとスピーカーを接続するにはアンプを内蔵したスピーカー(アクティブスピーカー)が適していますが、スピーカー側で音量調整できるPCスピーカーでは音質的に満足できません。かといって音質的に満足できる本格的なアクティブスピーカー(モニタースピーカーなど)はスピーカー側で音量調整しないため、PCとスピーカーの間にボリュームコントローラーが必要となりシンプル接続になりません。

先にあげた2機種は高音質でありながらスピーカー側で音量調整できるPCと相性の良いスピーカーです。

パソコンとケーブルで接続する方法

パソコンのヘッドホンジャックと左右のスピーカーをケーブルで接続するだけです。

MR1 mk2 (ruarkaudio)は3.5mmステレオケーブルで接続します。

6NX-MPR 30(m/m)
ortofon 6NX-MPR 30(m/m)

iLoud Micro Monitor (IK Multimedia)はYケーブル(3.5mm – 2xRCA)が付属しているのですぐに接続することができます。Performance J2P Graphiteなどにグレードアップするのも良いでしょう。

6NX-MPR 30(m/RCA)
ortofon 6NX-MPR 30(m/RCA)

パソコンとアクティブスピーカーをワイヤレス接続

ほとんどのPCはBluetoothにより音声をワイヤレス伝送できるため、MR1 mk2 (ruarkaudio)やiLoud Micro Monitor (IK Multimedia)などのBluetooth対応スピーカーならケーブル接続の煩雑さから解放されます。特に持ち出す機会の多いノートPCには重宝します。

M1チップ搭載のMacの場合は未対応のDACやオーディオインターフェイスがありますが、Bluetooth接続ならつながる可能性も高いと言えそうです。

パソコンとパッシブスピーカーをワイヤレス接続

手持ちのオーディオシステムにPCを追加する場合にもワイヤレス接続が簡単で便利です。オーディオシステムがBluetoothに対応していない場合は、プリメインアンプなどの外部入力にBluetoothレシーバーを接続することでPCの音声をワイヤレス伝送できるようになります。

音質に拘るならZEN Blue等の高音質Bluetoothレシーバーを選びましょう。

手持ちのオーディオシステムとバランス接続またはデジタル接続するならZEN Blue、アンバランス接続(RCA)ならZEN Air Blueです。

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