ポータブルBluetoothレシーバー
ZEN Blueが新仕様で、aptX Adaptive, aptX LLコーデックが追加されました。
ZEN DACの新たなラインナップ登場!
ZEN Air DACとZEN Air BlueはZEN DACとZEN Blueからバランス出力が排除されRCAのアンバランス(シングルエンド)のみとなった下位バージョンの位置づけです。
プレスリリースでは更にZEN Air CANとZEN Air Phonoが紹介されていて、ZENシリーズのアンバランスラインナップが一気に出揃いそうです。
ZEN Blueの使い方 おすすめ
アクティブスピーカーを据え置きBluetoothスピーカーとして活用
BluetoothスピーカーとはBluetoothレシーバーを内蔵したアクティブスピーカーのことですから、ZEN Blueにアクティブスピーカーをつなぐことで据え置き型のBluetoothスピーカーとして利用することができます。高音質なアクティブスピーカーを使う場合は、多くの機種が音量調整機能を持たないためZEN Blueとアクティブスピーカーの間にボリュームコントローラーを使います。
音量調整とヘッドホンアンプを追加するZEN CAN
音量調整機能を持たないアクティブスピーカーにZEN CANを追加することで音量調整ができるようになります。ZEN CANはヘッドホンアンプでもあるためZEN Blueの出力音声をヘッドホンで聴くこともできます。
ZEN CANの追加費用のためにアクティブスピーカーの予算を抑えたければADAM T5VやT7Vがおすすめです。アンバランス接続もバランス接続も可能です。
プリメインアンプにBluetooth入力を追加
ZEN Blueは豊富な音声出力(アナログ アンバランス/アナログ バランス/デジタル光/デジタル同軸)を持っていますからプリメインアンプをはじめ様々なオーディオ機器に接続できます。
バランス入力対応のNmode X-PM7 MKIIやアンバランス入力対応のNmode X-PM3 FTのソースにBluetoothを追加できます。
デジタル入力対応のプリアンプ等は、光/同軸デジタルケーブルで接続することもできます。
光デジタル入力/同軸デジタル入力のDACにBluetooth入力を追加
ZEN Blueを光デジタル入力/同軸デジタル入力を持ったDACやオーディオインターフェイスとデジタルケーブルで接続することで、DAC/オーディオインターフェイスの入力にBluetoothを追加することができます。ZEN Blue自体もDACを内蔵しているので、内蔵DACと外付けDACの音質を使い分けるといった利用方法もあります。
ZEN Blueのアナログ出力はアンバランス(シングルエンド)が高コスパ
ZEN Blueはアンバランス出力にもバランス出力にも対応しています。アンバランス出力はRCAプラグで接続しますが、バランス出力は4.4mmバランスプラグでの接続となるためケーブルのコストも考慮しておきましょう。
ZEN Blueその他ZENシリーズで使えるバランスケーブルの種類は限られる
ZEN Blueその他ZENシリーズでオーディオ機器とバランス接続するには、4.4mmバランス変換ケーブルが必要です。4.4mmバランスの規格は新しいこともあり安心して利用できる変換ケーブルはTOP WINGのWhite BarrelやiFi audioのケーブル等、今のところ限定的です。
ZEN Blueのコストパフォーマンスを活かすならRCAアンバランス接続がリーズナブルです。HOSAのProシリーズはプラグにノイトリック社のブランド『REAN(リアン)』を使った低価格で高信頼・豊富なバリエーションのケーブルとしておすすめです。
ワイヤレスDACとしてPCオーディオに利用する
パソコンはZEN Blueをオーディオデバイスとして認識するので、USB DACと同じようにワイヤレスDACとしてZEN Blueを利用することができます。ノートPCの場合は、DACとのケーブル接続から解放されるので離れた位置からPCオーディオを楽しむことができます。
また、M1チップ搭載の新しいMacではまだ非対応のDACやオーディオインターフェイスも少なからず存在するので、DACとしてZEN Blueを検討する価値があります。
[https://ordinarysound.com/bigin-pc-music/#bluetooth]
製品情報
仕様
電源 | DC5V |
チップセット | Qualcomm QCC 5100 series |
入力 | Bluetooth 5.0(aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBCコーデック) |
出力 | Optical/Coaxial, Audio RCA L/R, 4.4バランス・ライン出力 |
周波数レスポンス | 20Hz – 20kHz <+0/-0.5dB (44.1kHz) 1Hz – 44khz <+0/-3.0dB (>= 88.2kHz) |
出力電圧 | 2.05V (+/-0.05V) |
ダイナミック・レンジ | 109dB (A) |
SN比 | 109dB (A) @ 0dBFS |
THD & N@0dBFS | < 0.0015% 10k Load |
出力インピーダンス | < 50Ω |
消費電力 | < 2.5W |
サイズ | 158mm(長さ)×100mm(幅)×35mm(高さ) |
重量 | 476g |
保証期間 | 12ヶ月 |
バーコード | 5081313082476 |
Bluetoothペアリング・ボタン
ZEN BlueはaptX、aptX HD、LDAC、HWA、AAD、SBC経由でBluetooth信号を受信します。
BluetoothペアリングとCodecディスプレイ
電源を入れると、ZEN Blueは青色に点滅し、以前にペアリングした機器を探します。保存されている機器が見つからない場合は、自動的にペアリング・モードに入って青/赤に点滅します。
ペアリング・モードに入るには、前面左側のボタンを「Bluetooth mode LED」が青/赤に点滅するまで長押しします。ペアリングをするには、お手許のデバイスの利用可能なデバイス・リストの中から「ZEN Blue」を探します。
ZEN BlueはBluetoothデバイスを7個まで保存することができます。
Codec
前面中央の「iFi」のロゴの色が、受信したファイル・フォーマットに応じて変わります。
- AAC:黄
- aptX:青
- aptX HD:マジェンタ
- LDAC:シアン
- HWA:白
- SBC:緑
kHz LED
サンプリング・レート
- 44/48:青
- 88/96: 白