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PCオーディオのすすめ:音楽プレーヤー・高音質化・録音・音楽管理

Intel-NUC
手のひらパソコン Intel NUC

iTunesの登場以来CDをリッピングしてパソコンで聴くスタイルは、歴史も長く既に広く浸透した感があります。

従来のPCオーディオは、音楽再生ソフトをUSB DACに出力する程度に留まっていますが、折角パソコンを利用するのならスピーカーやヘッドホンを高音質に聴けるようにしたり、レコードやMDをパソコンに取り込んだり、音楽ライブラリーを一元管理したり等々、PCの能力をフル活用したいものです。パソコンなしでは実現できない事が山ほどあります。

Windows 11

Windows 11がリリースされたようです。

インテルNUCの「設定 > 更新とセキュリティ」で確認
このPCでのアップグレードはまだできないようです

OSのメジャーバージョンアップの際に、オーディオ系のソフト・ドライバーの対応が遅れるのはよくあることですから、バージョンアップは慎重に行いましょう。

パソコンが音楽プレーヤーとして優れている理由

あの曲はどのメディアに入ってたっけ?

音楽の再生メディアは、CD・ダウンロード配信・ストリーミング配信・レコード・その他と多種多様です。選択肢が増えたことは一見喜ばしいことのように思われますが、実際には多様化により聴きたい曲にリーチし辛い状況になっています。

例えばあるアルバムを聴こうとします。「はて、あのアルバムはレコードで持ってたっけ?いや、CDだったかな?いやいやストリーミング配信で聴いたのかも。。。」などなど。

昔のようにレコードプレーヤー(またはCDプレーヤー)一択の時代の方が聴きたい音楽にすぐに辿り着けて良かったとも言えます。

レガシーメディアではメディアの種類を1つに統一できない

音楽再生メディアが多様化したことによる前述の問題は、個人の好みのメディアに統一すれば良いだけの事と単純に割り切る事はできません。

レコードが好きだからと言っても絶対にレコードでは入手できない名アルバムは数多く存在しますし、CD・ダウンロード配信・ストリーミング配信の場合も同様ですから再生メディアの統一は不可能です。

更に、音質が向上したリマスター盤により魅力を増したアルバムも沢山ありますが、ダウンロード配信やストリーミング配信のみで提供されていてレコードやCDでは提供されていないことも少なくありません。

理想は、聴きたい全ての楽曲をお気に入りの一種類の再生メディアで聴けることですが、これを叶えられる人は極めて稀でしょう。(数枚~数十枚のCDやレコードしか聴かない人は少ないと思います)

CDやレコードを音楽ファイルに変換して楽曲を一元管理

CDはリッピング(CD取り込み)することで音楽ファイルに変換することができます。

レコードもデジタル録音することで音楽ファイルに変換することができます。

CDもレコードも音楽ファイルに変換することでダウンロード購入した楽曲と同様に音楽ファイル再生に対応したプレーヤーで音楽を聴けるようになります。

ネットワークオーディオではCDやレコードを音楽ファイルに変換きない

音楽ファイルを再生する点ではネットワークオーディオもPCオーディオと同じですが、ネットワークオーディオ(NASとネットプレーヤー等)ではCDやレコードから音楽ファイルを作ることはできず、結局PCの助けが必要になります。

※CDの場合はPCレスでリッピングする手段もありますが、これはあくまでも簡易的な手段です。レコードはデジタルオーディオレコーダーを使えば音楽ファイル化できますが、デジタルオーディオレコーダーは影を潜める一方です。

ストリーミング配信(音楽サブスク)は音楽ファイルと一元化できない

音楽ファイルに加えてストリーミング配信の音楽も一つのライブラリーとして扱えると一気に問題解決するのですが、現状は過渡期といえる状況で解決までにはもう少し時間が必要かもしれません。今のところは音楽ファイルを扱うソフトとSpotifyなどのソフトを併用することになります。※一部のソフトやサービスでストリーミング配信と音楽ファイルの一元管理は既に実現していますが、申し分ないレベルとは言い難い状況に思います。

楽曲をファイルで扱うメリット

楽曲をファイルとして扱うと、CDやレコードでは実現できない数多くのメリットをもたらしてくれます。

メリット
  • 所有する楽曲全てを1つのメディアに保存できる
    SSDやハードディスク等の小型で大容量のメディアに所有曲全てが収まります。
  • 省スペース
    CDやレコードのラックが不要となり、占有していたスペースを有効活用できます。>> 断捨離にもつながります。
  • アルバムアートワークや曲名などのメタデータを付与できる
    PCオーディオなら音楽ファイル内に曲名やアーティスト名、ジャケット写真その他多くの情報を埋め込むことができるので、CD・レコードラックを使ったライブラリー管理では実現できない柔軟な並べ替えや検索ができます。アーティスト名で並べ替える、リリース順でアルバムを並べ替えるなど瞬時にやってのけます。
    ※ネットワークオーディオの場合は、メタデータを編集するためにパソコンが必要です。
  • 簡単・確実・ローコストなバックアップ
    レコードやCDは劣化を伴うメディアですからバックアップが望まれますが、バックアップとなると同じものを複数枚所有しなければならず現実的ではありません。PCオーディオなら、音楽ファイルを簡単・高速・ローコストにバックアップできます。

マイ コンピレーションアルバムがいとも簡単に

お気に入りの曲を続けざまに再生したい場合、CDやレコードではその都度ディスクを入れ替えなければなりません。ディスクを入れ替えることなく連続再生するために、昔はオープンリールやカセットなどのテープレコーダーに実時間をかけて順番に録音したりしていたものでした。そうでなくても、車のドライブ用にレコードやCDをカセット・MDに録音した経験のある方もいらっしゃると思います。

音楽ファイルなら、プレイリストという方法で複製することなくオリジナルの曲集を作ることができます。プレイリストは曲順が書かれただけのリストですから、実時間をかけて録音することもファイルコピーすることもなく瞬時に作成・編集することができます。

※ 車にPCを持ち込めない場合でも、プレイリストの曲をSDカードその他の車で再生できるメディアに保存すれば良いだけです。車でBluetoothが使えるなら、スマホやタブレットの音楽をワイヤレスでカーナビに接続できて更に快適になります。

プレイリストとは

連続再生したい曲をまとめたリストのことです。音楽再生ソフトでプレイリストを再生するとプレイリストの曲順で再生されます。プレイリストは曲順を変えることで再生順を容易に変えることができます。

音楽再生ソフトは複数のプレイリストを作ることができます。また、Spotifyのように多くのプレイリストを容易に管理できるように、フォルダーにプレイリストを仕分けることができる音楽再生ソフトもあります。

レコードやCDでプレイリストと同様のことをするには、カセットデッキのようなレコーダーに1曲ずつ録音していかなければなりませんが、PCオーディオなら音楽再生ソフトで曲を次々と追加するだけで瞬時にプレイリストを作ることができます。曲順を変更したければ作ったプレイリストの曲順を並べ替えるだけでよく、録音し直す必要もありません。

スマホやタブレットがスマートなリモコンに

音楽鑑賞は音質だけでなく快適な操作も欠かせない要素の一つです。レコードからCDに移行した時代には、リスニングポジションにいながら選曲や音量調整の出来るリモコンが快適さをもたらしてくれました。

楽曲が音楽ファイルになるとリモコン操作の快適性が格段に上がります。従来の専用リモコンの代わりにスマホやタブレットを使うことで、再生/停止や曲送りはもとより、ジャケット写真一覧表示によるアルバム検索~再生ができたり、再生中はアルバムアートワークを大きく表示してレコードジャケットを再生中にディスプレイしていたようにできたり、アプリの中には曲に合わせて歌詞を表示してくれたりするものまであります。

iPad でリモート操作
JRiver専用リモートアプリJRemote(iOS/Android)

大きな画面とタッチ操作は従来のリモコン操作を遥かにしのぎます。PCを使えば大容量メディアの中に所有アルバムすべてを入れることができるため、アルバム再生が終わる度に次のディスクを探しに立ち上がる必要もありません。

パソコンの音楽再生ソフトをリモート操作するには、各ソフトに対応したアプリをスマホにインストールします。以下のリンクから、音楽再生ソフトごとの対応アプリの記事をご覧ください。

注)リモート操作できる音楽再生ソフトの種類は限られます。

専用プレーヤーに勝るとも劣らない高音質

「PCで音楽を聴くなんて」と昔なら誰もがそう思っていました。急速に発展していったPC本体のスペックや周辺機器(オーディオインターフェイスや USB DAC)の登場により、専用の音楽プレーヤーに勝るとも劣らないレベルのクォリティを実現しています。

そればかりかオーディオをはじめとしたソフト&ハードの新しい技術への対応の早さは、ホームオーディオでは真似することのできない大きなメリットです。Spotify等の音楽サブスクもMQAもPCは真っ先に対応してきました。

関連記事:ESS DAC搭載!ハイレゾ認証取得!MSIのマザボはもはやオーディオです^^

好みにあわせて音楽再生ソフトを選べるメリット

PCオーディオの中核をなす音楽再生ソフトは好みに合ったものをチョイスしましょう。

WindowsならTuneBrowserfoobar2000JRiver Media CenterAudirvanaが、MacならJRiver Media CenterAudirvanaが有力候補です。

ストリーミング再生

PCオーディオは音楽ファイルの再生だけに留まりません。既に浸透し始め今後メインストリームと成り得る音楽ストリーミング配信サービス(音楽サブスク)はパソコンなしでも利用できますが、パソコンで音楽サブスクを利用することでサービスをフル活用できることが多々あります。

音楽サブスクとして抜きん出た存在のSpotifyについての活用方法はこちらをご覧ください。

パソコンはCDプレーヤー代わりに使えるが

光学ドライブを搭載しているパソコンは、CDプレーヤーと同じく音楽CDをそのまま再生することができます。CDプレーヤーが壊れても代用として使うことは出来ますが、ディスク単位で出し入れしなければならない点など操作性が向上することはないのでリッピングして利用することをおすすめします。

再生環境をトータルに最適化し高音質化する最強のオーディオ

パソコンで高音質化と言えば、パソコン自体あるいはUSB DACを含むプレーヤーとしての高音質化のことが多く語られています。しかし、パソコンはオーディオシステム全体のウィークポイントを発見し改善することのできる従来のオーディオには存在しない第4のオーディオ機器です。

スピーカーで音楽再生する場合は、ルームアコースティック問題をクリアしない限りは高音質は望みようもありません。ルームアコースティックとは無縁のヘッドホンオーディオとてヘッドホン自体の最適化と個々のリスナーへの最適化が高音質化につながります。

ルームアコースティックを的確に把握するには測定用マイクが有効なツールとなるため、スピーカーリスニングにはマイク音声をPCに取り込むADコンバーターを揃えます。オーディオインターフェイスはADコンバーター機能とDAコンバーター機能が備わっているので、USB DAC以上の働きをしてくれます。

ヘッドホンは左右の特性に個体差が見られることがあるため、マイク測定による補正で音質改善することがあります。

これとは別に、音源がマスタリングされた環境や時代背景にあわせてオーディオシステムを最適化することで本来の音源のクォリティを再現できる場合があります。

再生環境がマスタリング時のモニターシステムやルームアコースティックと異なると、本来の音源の再現とはほど遠いものになってしまうことがあります。トランジスタアンプ登場以前のマスタリング環境で使われた真空管アンプは音を着色するため、再生環境においても真空管のサウンドキャラクターを付加することが好結果につながる場合があります。

上記の再生環境測定に基づく最適化と本来の音源クォリティの再現には、イコライザーや真空管エミュレーターを含むオーディオプロセッサーの導入が有効な手段です。パソコンはプラグインソフトにより多様なオーディオプロセッサーの役割も担うことができます。TuneBrowserJRiver Media CenterVoiceMeeter Banana等のソフトでこのプラグインを利用します。

レコード・テープは録音してデジタル化、MDも音楽ファイルに変換

レコード・テープ・MDなどを音楽ファイルに変換する作業はCDの取り込みに比べると少々手間はかかりますが、貴重な音源を所有していることも多いでしょうからPCに取り込む価値は大いにあります。バックアップとしても有意義です。カセットテープレコーダーとは比べ物にならない高音質で録音することができます。

レコードやテープなどのアナログ音源を音楽ファイルに変換する場合は、ADコンバーターを利用することになりします。

ADコンバーター機能とDAコンバーター機能が備わったオーディオインターフェイスはパソコンに接続して音楽ファイルに変換できる最高の手段となります。MD等のデジタル音源はデジタル入力対応オーディオインターフェイスにデジタル接続することで、アナログ変換することなくデジタル音声のままで音楽ファイルを作成できます。

音楽ファイルへの変換に使う有償無償の録音ソフトは種類も豊富でハードウェアのレコーダーに比べて同等以上の機能・性能ながらローコストで入手することができます。

AURORA(n)はスタンドアロンで録音可能な、プロが認めるマスタリンググレードDAC、ADCです

スマートな楽曲管理はパソコンの独断場

音楽ファイルに埋め込まれるメタデータ(タグ情報)を元にパソコンの音楽再生ソフトが生成するデータベースは、CDやレコード等の楽曲管理では実現不可能なスマートな楽曲管理を提供してくれます。演奏者・作曲者・リリース年等で絞り込んだアルバム一覧を瞬時に提示してくれるのはパソコンならではの離れ業です。ネットワークオーディオでもパソコンに近いことはできますが簡易的で柔軟性に欠けます。

楽曲管理の柔軟性の高さは音楽再生ソフト次第ですが、TuneBrowserはこの点においても特出しています。PCオーディオにMacを使うなら、TuneBrowserには劣りますがJRiver Media Centerが有力候補となります。

まとめ

PCオーディオがベストソリューション

音楽再生メディアが多様化しカオス状態になっている現状では、パソコンを音楽再生システムの中枢に置くことがベストソリューションです。レガシーメディアを音楽ファイルに変換することで音楽を一元管理できるばかりでなく、パソコンをプリアンプとしてレコードやテープ等のアナログソースのままで再生することも可能です。

昔なら”PCで音楽再生なんて、ありえへん!”でしたが、もはや音質への課題はクリアされ更には利便性・柔軟性・拡張性等多くのメリットをもたらしてくれます。

PCだからこそ最高音質のスピーカーを使いたい

”PCスピーカー”とカテゴライズされる安価なスピーカーではPCの音質を引き出すことはできません。オーディオとして想像以上に高音質なPCですから、アンプやスピーカーは最高の音質を発揮できるものを選びたいものです。

  • RP5G4WIN(KRK)は、ペアで4万円以下ながらも本格的なサウンドを楽しめる小型のアクティブスピーカーです。
  • A7X(ADAM Audio)は、世界中のレコーディングスタジオで高い評価を得る定番のアクティブスピーカーです。
  • Type 20 MK2(HEDD Audio)は、ニアフィールドリスニングにも対応するハイエンドアクティブスピーカーです。
  • Two18(amphion)は、ハイエンドの小型パッシブスピーカーです。

PCの利用は音楽プレーヤーだけに留まらず、音楽再生リスニングのプラットフォームとして最も優れたアイテムです。こちらの記事も是非お読みください。


オーディオにおすすめのPC

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