スピーカーで音楽を聴く場合、DACのグレードアップとルーム補正とでどちらを先にやるべきかご存知でしょうか?
ルーム補正に着手していないのであれば、まず間違いなくルーム補正からやるべきです。
この記事ではDACを価格差8倍以上にグレードアップした場合と、DACは変更なしでデジタルルーム補正した場合の音質の違いをサンプルを使って紹介しています。
※オーディオインターフェイスはDACとして使用できるばかりか、ルーム補正に必要なマイク入力を備えた音質向上に役立つ優れものです
デジタルルーム補正によるシステム全体の音の最適化が、ローコストで実に効果的であることがよくわかります。もちろんのことDACをグレードアップすることが無意味な訳ではありません。ルーム補正を済ませておくことで、DACのどの部分をどの程度グレードアップすればよいのかが見えてきます。
- プレーヤー
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Windows PC(intel NUC)
- オーディオインターフェイス(DACとして)
- アクティブスピーカー
く・う・き・ろ・く・お・ん
オーディオテスト音源提供:(C)マエストロTacky(https://globalaudio.info/page-2358/)
まとめ
いかがだったでしょうか。どれだけオーディオ機器をグレードアップしてもルームアコースティックの最適化には何の効果もないことがよくわかっていただけたことと思います。音質はオーディオ半分、部屋半分と言われる通りの結果です。
ルーム補正は音響測定ソフトで測定した結果をベースラインに目標値に近づける修正作業です。音響測定ソフトの定番であるRoom EQ Wizardについては次の記事を参照してください。
オーディオ機器と肩を並べるくらい(いやそれ以上)に音質を大きく左右するのがルームアコースティックです。ルームアコースティック全般については次の記事から目的の記事を見つけてください。
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