このところCDから取り込んだりネットでダウンロード購入したファイル（ローカルライブラリー）の再生はもっぱらJRiver Media Centerを使用していたのですが、Arrow（UNIVERSAL AUDIOのThunderboltオーディオインターフェイス）の試用をきっかけに幾つかのアプリも試しているので紹介も兼ねて少し情報を整理したいと思います。
VST3 Pluginsに対応したWindows版のAudirvana 1.3
Macの高音質再生ソフトとしてメジャーなAudirvanaは昨年Windowsをリリースしましたが、バージョン1.3になってVSTプラグインに対応したみたいですね。しかもVST2には対応せずVST3のみの対応と今後を見据えた仕様のようです。Audirvanaそのものも64bit版Windows10のみと、Windows新規参入らしい対応だと思います。
MQA CORE DECODERや専用リモートアプリも見逃せないフィーチャーです。
HEDDスピーカーの無償オプションツールであるHEDD LineariserはVST3にも対応しているので試してみたいところです。
関連記事：Audirvana：Win/Mac対応の高音質音楽再生ソフト
Microsoft Store版アプリも充実
以前にMicrosoft Storeを覗いてみたことがありましたが、当時は音楽系のアプリで使えそうなものがSpotifyやAmazon Musicなどストリーミング配信系しか見当たらずにその後ストアを訪れる機会はほぼありませんでした。
今回、目に留まったアプリは以下のようなものです。
- TuneBrowser
- Linn Kazoo
- foobar2000
- MusicBee
- iTunes
TuneBrowser
ストア版アプリの存在は知っていましたが、既にデスクトップ版のライセンスがあるため使っていませんでした。別のPCで動かしてみましたが表記を見なければデスクトップ版かストア版かの違いはわからないと思います。お試しとしてもおすすめです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/tunebrowser/9nblggh52s8c?activetab=pivot:overviewtab
Linn Kazoo
Linn KazooはLinnのオーディオ機器をリモートコントロールするためのiOS,Android,PCアプリですが、上記TuneBrowserのリモートアプリとしても動作します。Winストア版があるのは知りませんでした。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/linn-kazoo/9nblggh4np11?activetab=pivot:overviewtab
foobar2000
デスクトップ版は長年メインで使っていましたが、現在はタグ編集等のツール的にたまに使う程度の存在になっています。しかし、潤沢なコンポーネントと軽快な動作でタグ編集・アルバムアート取得その他、快適なミュージックライブラリー構築に欠かせない存在であることは今も変わりありません。64bit版の登場に期待します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/foobar2000/9pdj8x9spf2k?activetab=pivot:overviewtab
MusicBee
MusicBeeはデスクトップ版を使った時期がありますが、メインで使用する決定的な動機がなかったので現在は使っていません。VSTプラグイン対応ですが試したプラグインでは上手く動作しませんでした。VSTプラグインやスマホ等を使ったリモートコントロールが必要なければよいアプリだと思います。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/musicbee/9p4clt2rj1rs#activetab=pivot:overviewtab
備考
2019/10/6
・MusicBeeは32bitアプリで64bit版はリリースされていない模様。
・VSTプラグイン対応のためのアドオンVST Effects Supportを追加したが、32bit版VSTプラグイン（HEDD Lineariser）は動作せず（Lineariserの画面は動作するが音は変化しない）。
iTunes
今でも世界で最も利用されている音楽再生ソフトなのではないでしょうか。ストア版があったのですね。Windows版iTunesは動作が重いのがネックですがストア版で少しでも軽くなっていることを期待します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/p/itunes/9pb2mz1zmb1s
備考
2019/10/6
・Mac版iTunesは近々終了し音楽再生はApple Musicに引き継がれるようですね(2019/10/6)。
・一方でWindows版はiTunes存続らいしです。Apple Musicは登場しないのでしょうか。
影が薄くなったWindows Media Player
古くからWindowsに入っていたWindows Media Playerですが現在はあまり使われていないのではないでしょうか。スタートメニューでも「Windows アクセサリ > Windows Media Player」と、目立たない所に置かれています。
Windows Media Playerのアンインストール
Windows Media Playerは長らく使っていないのでアンインストールしようと思いましたが「設定 > アプリ > アプリと機能」にリストされていません。画面を下までスクロールして「プログラムと機能」のリンクから「プログラムと機能」画面（=コントロールパネル）を開き、「Windowsの機能の有効化または無効化」（画面左のメニュー）から「Windowsの機能」画面を開くことでやっと設定に辿り着けました。
「Windows Media Player」のチェックを外すと以下の警告が出ました。
無効にすることで厄介なことになりたくないので「いいえ」を選択して有効のままにしておきました。
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