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xDSD Gryphon:iFi audio ポータブル Bluetooth/USB DAC

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xDSD Gryphonはフロントにヘッドホン出力端子を、リアにライン出力端子を装備した、アウトドア・インドア両対応のDACです。共にバランス/アンバランス対応です。

xDSD Gryphon
xDSD Gryphon
iFi audio

正規輸入品

mqa
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ヘッドホンRODE NTH-100
プリメインアンプNmode X-PM3 FT
スピーカーamphion Argon1
組み合わせの例
目次

製品情報

ポケットに入るハイファイオーディオシステム
プレミアムハイレゾDACと強力なバランスアンプの融合

幻の動物、生息地はここです

ポータブルDACアンプは、優れたデジタル部、もしくは、優れたアナログ部のどちらかに注力するため、製品全体として妥協する傾向にあります。どちらも優れてはいないのです。しかし、xDSD Gryphonは異なります。神話上のGryphonのように、1体に2つの要素が共存しているのです。

中心部にバーブラウン製マルチビットDACチップを使用する超解像度デジタル部から1000mWを出力するPureWaveアナログ出力に至るまで、様々な技術を内包しています。

接続完了

  • セパレート化されたBluetooth、DAC、アンプ段、これらはそれぞれ最大の性能を発揮するよう最適化されています。
  • デジタル入力:USB、S/PDIF、Bluetooth
  • アナログ入力:4.4mmバランス、3.5mmシングルエンド

輝かしきBluetooth、ハイレゾワイヤレス

最新のQCC5100シリーズチップセットの搭載を起点に、ワイヤレス接続に関してxDSD Gryphonは以下の最新コーデックに対して最先端です。

  • aptX Adaptive、aptX HD
  • LDAC、HWA/LHDC
  • aptX、aptX Low Latency
  • AAC
  • SBC (一般的なコーデック)

QCC5100シリーズチップセットと同様に、各セクションのiFiのデジタルプラットフォームは分離されています。つまり、受信のQCC5100~ジッター除去のGlobal Master Timing~DA変換のバーブラウン製DACチップなどです。手間はかかりますが、だからこそ、iFiのワイヤレスは有線に勝るとも劣らないのです。

USB&S/PDIF、完璧な有線接続

有線接続に関してxDSD Gryphonは、、フラッグシップモデルのPro iDSD Signatureと同じPCM/DSDハイブリッドのバーブラウン製DACチップを使用してすべてのフォーマットに対応します。

以下の最新のフォーマットはすべて対応していますが、最も重要なのは、それらの頂点へ追い込んでいる点です。

USB接続:

  • PCM (768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)
  • DSD (512/256/128/64)
  • MQAフルデコード

S/PDIF接続:

  • PCM (192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)
  • DoP

バランスパワー

xDSD Gryphonは、iFiの増幅回路「PureWave」を採用しています。32Ωで1,000mWの出力です。最大6.7Vの出力で、ハイインピーダンスのヘッドフォンを使用しても、駆動するのにGryphonは汗一つかかないでしょう。

あらゆるヘッドフォンを駆動するのに十分な出力です。4.4mmペンタコン出力は、バランス再生に最適です。3.5mm S-Balanced出力はシングルエンドヘッドフォンを最大限に生かし切ります。iEMatchはヒスノイズをカットします。

あなたの耳に合わせて

XSpaceは、音源の奥行きのあるサウンドステージを取り戻します。

XBass IIは、開放型のヘッドホンから、またはバスドラムの迫力を求める録音のために、失われた低音を復元します。 XBass IIでは、「Bass」や「Presence」を選択して、中高域の周波数をお気に入りの音源に正しく取り戻すことができます。

iEMatchは、ダイナミックレンジを失うことなく、高感度イヤフォンから煩わしいヒスノイズを低減するiFi独自の技術です。

デジタルソースを使用すると、OLED上のメニューから3つの特注デジタルフィルター、ビットパーフェクト、スタンダード、GTO(Gibbs Transient Optimised)を選択でき、それぞれがサウンドに微調整効果をもたらします。

OLED、見えるが音に影響しない

OLEDディスプレイとiFi独自のCyberSyncシステムを組み合わせることで、まったく新しいユーザーの楽しみの世界が到来します。フォーマットからバッテリー寿命までのすべての情報がそこにあります。同様に重要なこととして、SilentLineテクノロジーは、ディスプレイがシステムにノイズを追加しません。 必要に応じて、オフに設定することもできます。

技術仕様

DACには、クアルコムの新しいQCC5100 Bluetooth ICとシーラス・ロジックのCS43131とを組み合わせて使用し、聴感の優れた「Bluetoothエンジン」を生み出しています。

現在流通しているすべての高解像度Bluetoothオーディオ・フォーマットをサポートしています。クアルコムのaptX AdaptiveとaptX HD、SonyのLDAC、HWAのLHDC、通常のaptXとaptX Low Latency、AAC (AppleのiOS機器)、SBC(「基本的な」Bluetoothコーデック)などです。

24ビット対応コーデックのうち、aptX AdaptiveとaptX HDは48kHzまでを、LDACとLHDCは96kHzまでをサポートしています。

iFiの「Bluetoothエンジン」はワイヤレスでアップデートすることがきるので、将来開発される可能性のあるコーデックも追加することができます。

バーブラウンの「トゥルーネイティブ」チップセットによって、ファイルのフォーマットを変えないこと、つまり「ビットパーフェクト」を保つことができます。録音時に使用されたフォーマットのままで、アーティストが意図した音楽をそのまま聞くことができるのです。

iFiの製品にはバーブラウンのチップセットを広く使用していますが、それは自然な音という「音楽性」と「トゥルー・ネイティブ」のアーキテクチュアが理由で選定しているのです。私たちはこのICに豊富な経験を持っているので、それを最大限に活用する方法を知っています。

箱から出したらすぐにMQA(Master Quality Authenticated)を聴くことができます。Tidal Mastersに接続してMQAストリーミングのオプションをチェックするだけです。

伝統的なシングルエンド回路よりもすぐれた方法です。バランス回路はノイズとクロストークを低減します。干渉が減少し、サウンドがよりクリアーになります。

バランス回路は通常はハイエンドの価格帯の製品に使用されます。たとえばiFiのPro iCANなどがその例ですが、iFiは今ではこれをすべての製品に使用して、すべてのお客様のために最高品質のオーディオ製品を生み出しています。

iFi独自の「S-Balanced」®回路が、シングルエンド・ヘッドフォンとバランス・ヘッドフォンの両方から最高のパフォーマンスを引き出します。

「ネガティブ・フィードバック」は、出力信号と入力信号を比較してエラーを是正するために、アンプ回路で使われています。これによってゲインをコントロールし、歪みを低減させるのです。

音質的にはこれは有利ですが、一般的に用いられている、ひとつですべてに対応する「グローバル・ネガティブ・フィードバック」では、一方で問題を解決しながら他方では別の問題を目立たせるということが起こる可能性があります。エラー信号が汚れ、位相が変わり、グループが遅延するといったことにより、音質にネガティブな影響が生じることがあるのです。

回路の様々な部品にそれぞれ特別に適正化されたフィードバック・ループを持たせると良い結果が得られると認識したiFiは、通常のアプローチよりもずっと精確なネガティブ・フィードバック・システムを開発しました。これは、ひとつのグローバル・ループではなく、複数のフィードバック・パス(経路)で構成されており、それぞれのパスが特定の機能に最適化され、他のパスと相乗的に動作することで全体が最適化されたパフォーマンスを生み出すようになっているのです。

バランス・ディファレンシャル回路設計は、左右チャンネルを完全に分離することで信号経路内のノイズとクロストークを低減する能力によって、長年にわたってもてはやされてきました。新開発の「PureWave」は、信号経路が短くダイレクトなバランス・シンメトリカル・デュアルモノ・トポロジーです。この名称は、並外れたリニアリティと限りなく低いノイズと歪みによって達成された純粋なサウンドを表しているのです。

xDSD GryphonのOLEDは、SilentLineデザインを採用しています。 これにより、オーディオ信号に干渉する電気ノイズがなくなります。

設定の切り替え方法は、音の透明性を確保するように設計されています。マイクロコントローラーによりFETベースの切り替えは、設定を変更したときにのみ起動するため、音響的に有害な干渉を排除します。

CyberSyncは、アナログドメインで動作するソフトウェアベースのボリュームコントロールであり、xDSD Gryphonが接続されるデジタルソースと同期する仕組みになっています。

CyberSyncは、アナログドメインで動作するソフトウェアベースのボリュームコントロールであり、xDSD Gryphonが接続されるデジタルソースと同期する仕組みになっています。

ソースとDAC間の完全なボリューム同期を提供します。DACが接続されているオペレーティングシステム(OS=iOS、Android、Windows、Mac OS、またはLinux)を検出し、ソフトウェアのボリューム制御をバイパスするようにソースのOSに指示します。 音量がxDSD Gryphonのロータリーコントロールを使用して調整されているか、ソース端末で調整されているかにかかわらず、CyberSyncは、ボリューム調整がxDSD Gryphonの優れたアナログコントロールチップによって実行されます。ボリュームカーブはOSとアプリによって異なりますが、CyberSyncはソースデバイスとDACの間の完全な同期を行うのです。

仕様

入力Bluetooth 5.1 (aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA, AAC, SBCコーデック)
USB-C、S/PDIF同軸(3.5mm)/光(丸端子)
ライン入力(フルバランス4.4mm, シングルエンド3.5mm)
対応フォーマットDSD512/256/128/64
PCM 768/705.6/384/352.8/192/176.4/ 96/88.2/48/44.1kHz
MQAフルデコード対応(~352.8/384kHz)
Bluetooth(~96kHz)
DACチップバーブラウン製DACチップ
バッテリーUSB-C充電(BC1.2準拠、最大1.9A給電)
ラインセクション
出力電圧バランス6.7V(可変)、シングルエンド3.5V(可変)
出力インピーダンスバランス200Ω以下、シングルエンド100Ω以下
S/N比バランス110dB(A)以下、 シングルエンド110dB(A)以下
THD+Nバランス0.007%以下、シングルエンド0.015%以下
ヘッドフォンセクション
出力端子バランス4.4mm、シングルエンド3.5mm
出力パワーバランス>1000mW @ 32Ω、>74mW @ 600Ω、>6.7V max. @ 600Ω
シングルエンド>320mW @ 32Ω、>40mW @ 300Ω>3.5V max. @ 600Ω
出力インピーダンスバランス1Ω以下、シングルエンド1Ω以下
S/N比バランス116dB(A)以下、シングルエンド115dB(A)以下
THD+N0.005%以下(1V@16Ω)
サイズ123x75x19 mm
重量215g
保証期間12ヶ月
JANコード5.06074E+12
価格82,500円(税込)
※仕様は予告なく変更する場合がございます

マニュアル

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