iDSD DIABLOが発売されました。昨年末にmicro iDSD Signatureが発売されたばかりですから違いが気になるところです。
メーカーサイトを見て目に留まったのは次の4点です
- MQAフルデコード対応 ※Signatureはレンダラー対応
追記:S/PDIF経由のMQAフルデコードが利用できない不具合があり、ファームウェアアップデートにて修正を予定。 - 2系統の4.4mmバランス出力:ヘッドホン(可変出力)とライン(固定)
- 4.4mm – XLRバランス変換ケーブルが付属
- iPower 5V AC/DC電源アダプターが付属
その他の豊富な付属品も魅力です。
- トラベルケース
- 短い(15cm)USB-C→USB-Aオーディオ・ケーブルと延長ケーブル
- USB-C充電用ケーブル
- 3.5mm→6.3mmシングルエンド出力接続用アダプター
音質も強化されたとのことで、付属品の内容と価格次第ではSignatureよりも魅力的な製品かもしれませんね。
MQA-CD再生
S/PDIF経由のMQAフルデコードが利用できない不具合がございます。ファームウェアアップデートにて修正を予定しております。
http://ifi-audio.jp/micro/micro_idsd_diablo.html
バランス出力
4.4mmバランスヘッドホン出力端子とは別にライン出力用として固定出力の4.4mmバランス出力端子があります。据え置き型のバランス入力機器と接続可能な変換ケーブル(4.4mm to XLR x 2)が付属しているため、バランス入力対応のプリメインアンプやアクティブスピーカー(パワードスピーカー)と即座に接続することができます。
固定ライン出力のDiabloを高音質アクティブスピーカー(パワードスピーカー)に直接接続すると音量調整が困難となるため、間に高品位なボリュームコントローラーを使うことをおすすめします。
バランス出力をアンバランス出力に変換するには
Diabloのライン出力はバランスですから、アンバランス入力のプリメインアンプやアクティブスピーカーに接続するにはバランス→アンバランス変換する必要があります。
TOP WINGから4.4mmバランスをRCAアンバランスに変換するケーブルが発売されています。
注)接続機器によっては信号を正常に伝送できなかったり、出力機器に想定外の負荷がかかったりする可能性があります。接続機器の仕様を確認の上、ご使用ください。
安価で高音質・多機能なARTの変換ボックス DTI(Dual Transformer/Isolater)
DTIにはXLRバランス入力端子とRCAアンバランス出力端子が装備されています。
Diabloに付属の4.4mm – XLR変換ケーブルをDTIに入力して、DTIのRCA出力をRCAアンバランス入力機器に接続することで、バランス出力をアンバランス出力に変換することができます。
RCAアンバランス入力機器の例
仕様
デジタル入力 | USB 3.0 type ‘A’ (USB2.0 互換) S-PDIF (3.5mm 同軸/光) |
対応フォーマット | DSD512/256/128/64 DXD (768/705.6/384/352.8kHz) PCM (768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1 kHz) MQA (フルデコード対応) |
アナログ出力 | 4.4mmバランス・ヘッドフォン出力 6.3mmシングルエンド・ヘッドフォン出力 4.4mmバランス・ライン固定出力 |
周波数特性 | 10Hz-80kHz(-3dB) |
SN比 | バランス : -120dB シングルエンド : -114dB |
ダイナミックレンジ | バランス : 120dB シングルエンド : 114dB |
THD + N | バランス : 0.002% シングルエンド : 0.001% |
ヘッドフォン最大出力 | バランス : 19.2V/611 mW (@ 600 Ohnn) 12.6V/4,980 mW (@ 32 Ohm) シングルエンド : 9.6V/153 mW (@ 600 Ohm) 8.8V/2,417 mW (@ 32 Ohm) |
消費電力 | Turbo : 12W Normal : 5W Eco : 2W |
バッテリー | リチウムポリマー 4800mAh |
バッテリー充電仕様 | 充電用ポート:USB-C (iFi iPower同梱) BC V1.2、充電電流1900mAまで対応 |
サイズ | 166 x 72 x 25 mm |
重量 | 330g |
保証期間 | 12ヶ月 |