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Lynx
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製品情報

Lynx 史上最も澄んだインターフェイス

Hilo は、Lynx の最先端コンポーネントと設計技術が投入された定評ある Aurora (初代モデル) にさらなる改良が加えられた、アナログ・コンバージョンの頂点とも言えるモデルです。そのアナログ段における革新の回路設計とコンバーター・トポロジーは、従来では考えられないほどの鮮明さと深みを生み出し、驚異的なまでの低ノイズ、低歪み率を実現しています。

従来型のステレオ・コンバーターとは異なり、Hilo には独立した D/A コンバーターおよびフレキシブルなルーティングが行えるアナログ出力がステレオで3系統備わっています。メイン出力、モニター出力、さらにヘッドフォン出力は、それぞれ独立したソースの組み合わせ、およびレベルコントロールが可能です。

主な特長

完全独立した2イン/6アウト、最大 32×32 までのデジタル拡張による A/D D/A 変換

カスタム設計のユニークなタッチスクリーンインターフェイス

ファームウェア更新による機能向上、改善、追加

将来性も考えられた LSlot インターフェイス 設計 – Thunderbolt、USB、Dante 接続に対応

リアルタイムメーター表示と解析ツール

柔軟性に富むルーティングとモニターコントロール

高品位ヘッドフォンアンプ

ロケーション (フィールド) レコーディング対応 – 通常のAC電源以外に、9-18v DC バッテリーパックで駆動可能

2色のラインナップ – ブラックバージョンとシルバーバージョン

詳細

主な用途

Hilo はピュアなオーディオクオリティーを求めるプロフェッショナルのために生まれました。

真のオールインワンデバイスとして設計された Hilo は、クラス最高峰の A/D D/A コンバージョンを核に、多彩なメーターと解析ツール、マルチ入出力、柔軟性に富むルーティングとモニタリングコントロールといった豊富な機能を備え、それらをタッチスクリーンで簡単に設定、保存、呼び出しが可能です。

ハードウェア

Hilo
Hilo

ソフトウェア

メーター

Hilo は精確なレベル表示をリアルタイムで行います。デュアル水平表示、アナログスタイルのVUメーター、全入出力のレベル一括表示とスペクトラム解析を大型のLCDタッチスクリーンで切り替えでき、快適さと抜群の視認性を誇ります。

ルーティング

入力信号をどこに送るか、どの信号をヘッドフォンモニターするのか等、自由なルーティングが可能です。各出力ごとに対する独立した入力レベル調整、チャンネルモードとミュートの設定、そして出力レベルの補正等、柔軟性の極みです。

モニタリング

選択した4つのソースを個別にレベルマッチングし、マスターボリュームでグローバルに制御します。

シーン

デバイス全体の設定を呼び出します。用途別に様々なカスタム設定を保存することができ、切り替えも簡単です。

セッティング

サンプルレート、クロックソース、トリムを含む各種設定を Hilo 本体で直接変更することができます。

専用アプリケーション “Hilo Remote”

Hilo

Hilo Remote は、Lynx の高性能リファレンス A/D D/A コンバーターシステム : Hiloを Mac / Windows コンピューター上で操作、および各セクションを視覚化するための無償アプリケーションです。Apple iPad バージョンの Hilo Remote も用意されており、こちらでは Hilo と iPad を別売の Apple カメラコネクションキットを介してUSB接続した有線モード、もしくは無償の専用デスクトップアプリケーション “LynxRedirector”を介してコンピューターと接続された Hilo (USBもしくはThunderboltモデル) をリモートコントロールする Wi-Fi モードが利用できます。

Hilo Remote は大きく分けて2つの画面で構成されています。”Monitor” 画面ではメーター表示ならびに各チャンネルのルーティング、独立したレベル調整、パン調整を扱います。ヘッドフォン出力とadat入力に関しては、実際に Hilo にデバイスが接続された際にモニター画面に表示されるようになっています。”RTA” 画面では、選択されたチャンネルペアのスペクトラム解析をリアルタイムで表示します。

Hilo

モニターページ左側の “Adapter” パネルでは、クロックソース、現在のサンプルレート、そして SynchroLock のステータスを含むサンプルクロック情報が表示されます。また、アナログライン入出力のリファレンスレベル(トリム)、デジタル入力ソース、デジタル出力モード、サンプルレートコンバーターモードの有効/無効の設定もここで扱います。”LSlot” セクションでは、最大16チャネルの USB または Thunderbolt I / O のルーティング、モニタリング、およびメーター表示へとアクセスすることができます。

Hilo Remote のダウンロードはこちらから (英語サイトとなります)

技術仕様

アナログパフォーマンス

ライン入力 L/R

THD+N (高周波歪率) : -114dB @1kHz、-1dBFS、20kHz フィルター、+22dBu トリム
ダイナミックレンジ : 121dB、A-weighted、-60dBFS シグナルメソッド
周波数特性 : ± 0.01dB、20 – 20 kHz
最大クロストーク : -140dB @ 1kHz、-1dBFS シグナル
フルスケールトリム設定 : +0dBV、+2dBV、+4dBV、+6dBV、+18dBu、+20dBu、+22dBu、+24dBu
接続端子 : XLR メスコネクター

ライン出力L/R

THD+N (高周波歪率) : -109dB @ 1kHz、-1dBFS、20kHz フィルター、+22dbu トリム
ダイナミックレンジ : 121 dB、A- weighted、-60dBFS シグナルメソッド
周波数特性 : ± 0.02 dB、20 – 20kHz
最大クロストーク:-135dB @ 1kHz、-1dBFS シグナル
フルスケールトリム設定:+0dBV, +2dBV, +4dBV, +6dBV, +18dBu, +20dBu, +22dBu, +24dBu
接続端子:XLRオスコネクター

モニター出力L/R

THD+N (高周波歪率) : -107 dB @1kHz、-1dBFS、20kHz フィルター、ボリューム最大
ダイナミックレンジ : 121 dB、A- weighted、-60dBFS シグナルメソッド
周波数特性 : ± 0.02 dB、20 – 20kHz
最大クロストーク : -135dB @ 1kHz, -1dBFS シグナル
最大出力レベル : +24dBu または +10dBu、ジャンパーで選択
接続端子 : 1/4”TRSコネクター

ヘッドフォン出力

THD+N (高周波歪率) : -107 dB @1kHz、-1dBFS、20kHz フィルター、最大ボリューム
ダイナミックレンジ : 121 dB、A- weighted、-60dBFS シグナルメソッド
周波数特性 : ± 0.02 dB、20 – 20kHz
最大クロストーク : -130 dB @ 1kHz、-1dBFS シグナル
最大出力レベル : +19dBu
接続端子 : 1/4”ステレオヘッドフォンジャック

デジタル入出力

AES/EBU : トランスフォーマーカップルのXLRコネクター
S/PDIF コアキシャル : トランスフォーマーカップルのRCAジャック
S/PDIF オプティカル : 光角形 (TOSLINK) コネクター
ADAT : 8チャンネル @ 48kHz (オプティカルコネクタ選択時)

その他

サンプルレート

192kHzまでの一般的なサンプルレートに対応、SynchroLock サンプルクロックジェネレーターによる高精度処理

クロック同期ソース

インターナル
外部ワードクロック:75ohm TTL 信号 BNC コネクター、AES/EBU、あるいは S/PDIF 入力

LCDディスプレイ

480 x 272 LCDタッチスクリーン

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