正確にリッピング出来たかを確かめる – WaveCompare (for Windows)

過去に同じツール(Pioneer PureRead ドライブとCUERipper)でリッピングしたファイルと、同じCDから新たにリッピングしたファイルの内容(=デジタル音声データ)が一致するかどうかを確認しました。

確認にはWaveCompareというフリーソフトを使います。 注)Windows版のみ

WaveCompareは、2つのファイルがデジタル音声データとして全く同一かどうかを簡単に確認できる優れモノです。但し、扱えるファイルはWAV形式のみですからAIFFやFLAC、ALAC形式の場合は事前にWAVに変換しておく必要があります。 ※AIFFとALACはiTunesでWAVに変換可能

全てのトラックにおいて画面下部に[一致しました]と表示された

WaveCompare を立ち上げて二組のファイルを指定(画面のWave file 1と
Wave file 2)して「比較」ボタンをクリックすることで比較が始まります。

結果として、今回使ったアルバム「Trio/ Emmylou Harris, Dolly Parton, and Linda Ronstadt」の全トラックが一致しました。

Pioneer PureRead ドライブのパーフェクトモードとCUERipper の組み合わせなら、何回リッピングしても音声データは完全一致することがわかりました。

付録:iTunesのリッピング機能の信頼性

iTunes でリッピングしても同じ結果になるか?確かめてみました。リッピング元のCDは同じアルバム「Trio」です。

はじめにPureReadのパーフェクトモードを使用して iTunesのエラー訂正オフでリッピングしたファイルをCUERipperでリッピングしたファイルと比較しました。

結果は、11トラック中でトラック2とトラック6の2つのファイルが一致しませんでした。本来ならパーフェクトモードでリッピングしたファイルどおしは一致するはずです !?

次に同じくパーフェクトモードでiTunesのエラー訂正をオンにしてリッピングしてみました。

こちらの結果も先程と同じで、トラック2とトラック6の2つのファイルが一致しませんでした!?

WaveCompare
iTunesとCUERipperでリッピングしたファイルに相違
(共にパーフェクトモード)

念のためエラー訂正オン(iTunes)の場合とオフ(iTunes)の場合を比較すると、全トラックで一致しました!?

エラー訂正してもしなくても同じ結果になるとはどういうこと?

さて、この結果をどう見るか。

まず、iTunesの場合はCUERipperと異なりエラー訂正オン・オフに関係なく1回ですんなりとリッピング出来ています。これはパーフェクトモードの動作をスルーして早い見極めで補間処理しているのではないか?という疑問が残ります。

また、エラー訂正オンの場合、通常は読み取り辛い箇所に差し掛かるとディスクの回転速度が落ちるのですがそんな様子もなく快調に処理していました。これも上記と同様に早い見極めで補間処理しているのではないか?という疑問が残ります。

更に、エラー訂正オン・オフに関係なく同じトラック(ファイル)が CUERipperと異なった点も疑問ですし、エラー訂正オン・オフ(iTunes)の2パターン間の比較では一致した点も疑問です。

結局、このCD「 Trio」に限っては iTunes のリッピングの挙動を理解することができません。

このような検証は実は過去にも行ったことがあり、それ以降 iTunesでリッピングすることはなくなりました。念のため補足しますが、全てのCDでiTunesのリッピングを疑っているわけではありません。状態の良いCDなら問題ないと思います。

※ iTunes はバージョン12.6.2.20を使用しました

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