ありのままのサウンドクォリティ

音楽ファイルのバックアップ:FreeFileSync/FastCopy

PCオーディオ、ネットワークオーディオと呼ばれる音楽の聴き方は、大容量ストレージにすべての音源を保存できる点がレコードやCDにはない魅力の一つです。

ストレージに保存した音源は定期的にバックアップしていますか?

目次

HDD(ハードディスク)やSSDは永久保存に適したメディアではない

CDは経年劣化するためHDDやSSDにリッピングすると自ずとバックアップの役目も果たしてくれて一石二鳥です。(関連記事:CDリッピングしなければならない2つの理由

ところがHDDやSSDにリッピングしたからもう安心、とはなりません。HDDは衝撃や落下などに弱くSSDも長年の実績があるわけではないので、大切なデータ(音源)はバックアップしておきたいものです。※ハードの故障以外にもヒューマンエラーによるデータ消失もあります

SSDやHDD、USBメモリーは消耗品です。

どのようにバックアップするか

  • 外付けストレージに保存
  • 差分バックアップと高速インターフェイスで時間短縮
  • 出来れば別の場所に保管
RAIDを組んでいるから大丈夫と勘違いしていませんか?

RAIDは逐一自動的にバックアップを取ってくれるから万全といった考え方は止めましょう。誤って削除した音楽ファイルはバックアップ側も即座に削除されてしまいます。RAIDシステムはストレージに障害が起きた際でもサービスを停止することなく稼働させたい場合には役立ちますが、削除など人為的な操作ミスをカバーすることはできません。

外付けストレージに保存

ソースファイルと同じストレージにバックアップコピーしても悪くはありませんが、そのストレージが壊れてしまってはバックアップした意味がないので別のストレージに保存するようにしましょう。更にバックアップ用のストレージはPCやNASに内蔵するよりも外付けタイプを選んで破損リスクを減らしましょう。

差分バックアップと高速インターフェイスで時間短縮

音源が増えてくるとファイルサイズが数百ギガ~数テラといった大容量になってくるので、バックアップの度に全ての音源を上書き保存していては膨大な時間が掛かってしまいます。更新された差分だけバックアップすることで大幅に時間短縮できます。外付けストレージもできるだけ高速なタイプ(USB3.1gen2やThunderbolt等)にすることで時間短縮できます。※最低限USB3.0にしたいものです。

出来れば別の場所に保管

バックアップしたストレージは火事や地震などに備えて別の場所(実家やクラウド等)に保管することが理想的ですが、これは人それぞれの判断次第ですね。

バックアップツール

WindowsやmacOSの標準機能でファイルコピーすればバックアップはできますが、バックアップ専用ツールを使った方がよいでしょう。

FreeFileSync

FreeFileSyncはWindows、Mac、Linuxに対応した寄付歓迎のフリーソフトです。

ダウンロード

FastCopy

FastCopyはWindowsで人気のフリーのツールです。2015年窓の杜大賞も受賞していて小まめにアップデートもされています。

最新版はv3.92 (2020/08/02) ※2021/9/20確認

fastcopy
FastCopy

画面のように「同期(サイズ・日付)」を選んでおけば、差分ファイルだけを追加・削除するのでバックアップを時間短縮できます。「リストアップ」をクリックすると事前に追加・削除されるファイルを確認できる点も安心です。

関連情報

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