正規輸入品
ローコスト&ハイスペック&コンパクトなiFi audioのnanoシリーズは種類が豊富でどれにするか迷ってしまいます。
そこで次の3機種をピックアップしてどのような違いがあるのか比較してみました。
nano iDSD LE
(販売終了)
nano iDSD LE
nano iDSD BL
nano iONE
入力端子
USB入力は三者同様
nano iDSD LE
(販売終了)
写真のとおり何れもUSB端子が付いています。
nano iDSD BLのUSB端子はType Aのオスと珍しく、スマホ接続をシンプルにする配慮です。(PC接続には同梱ケーブルを使用します。)
BluetoothとS/PDIFに対応するiONE
ワイヤレス接続ならBluetooth内蔵のnano iONEです。iONEは更にUSB端子の隣にS/P DIF入出力端子があり様々なデバイスに対応します。S/P DIF端子は一見するとコアキシャルのみと思われがちですがオプティカルにも対応します。
電源
バッテリー搭載はiDSD LEとiDSD BL
3機種ともUSBバスパワー対応。屋外でフル活用できるのはバッテリー搭載のiDSD LE(8時間)とiDSD BL(10時間)です。
対応音声フォーマット
DSDとMQA対応は共通(微妙な違いも)
3機種ともナノサイズながらPCM、DSD、MQA、DXD対応と強力なスペックです。
PCM
iDSD LE:44.1/48/88.2/96/176.4/192/384KHz
iDSD BL:44.1/48/88.2/96/176.4/192/352.8/384KHz
iDSD ONE:44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz
DSD
iDSD LE:2.8/3.1/5.6/6.2MHz
iDSD BL:2.8/3.1/5.6/6.2/11.2/12.4MHz
iDSD ONE:2.8/3.1/5.6/6.2/11.2/12.4MHz
出力
nano iDSD LE
(販売終了)
ボリュームコントロール
ボリュームコントローラーが付いているのは、iDSD LEとiDSD BLです。iONEはスマホやアンプなど他のデバイスでボリューム調整します。
ヘッドホン端子
iDSD LEは1系統、iDSD BLは2系統(内1系統はiEMatch回路搭載)、iONEはヘッドホン端子はありません。
nano iDSD BLは単体製品のiEMatch相当の回路を内蔵していてお得感が増します。
ラインアウト端子
iDSD LEはRCA1系統(固定出力)、iDSD BLは3.5mmステレオミニ1系統(固定出力) 、iONEはRCA1系統(固定出力)です。
サイズ、重量
3機種ともほぼ同じサイズ、重量のナノサイズ&軽量です。
バッテリー非搭載のiONEが最軽量ですね。
サイズ (mm) 奥行き x 幅 x 高さ | 重量 | |
nano iDSD LE | 106 x 67 x 28 | 162g |
nano iDSD BL | 96 x 64 x 25.5 | 139g |
nano iONE | 100 x 64 x 25.5 | 122g |
まとめ
サイズも価格も近くどれを選べばよいか迷ってしまいそうなnanoシリーズですが、比べてみると用途に合った機種が見えてきます。
nano iDSD LEは価格も手頃でモバイルにも適したエントリー機といえます。nano iDSD BLはiDSDの上位機種的な位置づけでバッテーリーのもちも良く音質面でも期待できます。
nano iONEは同じnanoシリーズでも他機種と性格が異なり据え置きに向いています。BluetoothやS/P DIF対応でこのサイズからは考えられない多機能ぶりです。
ショッピング
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ファームウェア情報
nano iDSD BL 詳細情報
オリジナルのnano iDSDが登場した時には、ポータブルDACのゲームを変えるほどの衝撃をもたらしました。新しいnano iDSD Black Labelが次世代のBlack Label製品の開始を告げます。
これが新しいnano iDSD Black Labelです
オリジナルのnano iDSDが登場した時には、ポータブルDACのゲームを変えるほどの衝撃をもたらしました。初のバッテリー駆動DACのひとつであり、しかもiPhoneやAndroidのスマートフォンに対応し、フル・ハイレゾリューションでオーディオを再生するのみならず、DXDとDSDフォーマットまでサポートし、さらにハイパワーのヘッドフォン出力までも備えていたのです。そしてそれがすべて、だれの手にも届く価格に収まっていたのです。
小さなポータブルDACとして世界のベストセラーのひとつとなり、各方面で絶賛され、EISA賞まで受賞しました。
新しいnano iDSD Black Labelが次世代のBlack Label製品の開始を告げます。
さらなるパワー
さらなるパワー 最大出力(32Rで)がiPhone6の約10倍(285mW対27mW)のnano iDSD Black Labelは大半のヘッドフォンを駆動することができます。アナログ・ステージはデュアル・モノ・デザインで、専用の固定ライン出力を装備しています。新しい信号パス抵抗器を採用し、振動から生じるあらゆるノイズを最小限に抑え、低インピーダンスでハイスピードのソリッドステート・パワー・キャパシターを内蔵しています。
マスター音源の音質を
iFiは常に選択をユーザーのみなさまに委ねようと努力しています。新しいnano iDSD Black Labelには、MQAという新たなファイル・フォーマットを追加しています。TidalやMQAのファイルを新たな音質レベルで聴くことができます。 MQAはボブ・スチュアートが開発したオーディオ・テクノロジーです。このテクノロジーによってハイレゾ・オーディオによるストリーミングが現実のものになり、スタジオのマスター音源の音質をヘッドフォンで聴くことができるようになったのです。(MQAを再生可能にするには、すべての機器でファームウェアのアップデートをすることが必要です。)
MQAでエンコードされた384kHz/24bitまでのオリジナルのマスター・ファイルは、48kHz/24bitのファイルとして伝送されます。チェーンの最終端では、デコーディングとレンダリングが同一機器内で行われようと、デコーディングとレンダリングがアプリのソフトウェアと別のDACで分担して行われようと、結果はどちらも同じで、オリジナルの384kHz/24bitのファイルがまるごと生み出されます。
携帯性と省電力を考慮したモバイルDACには、MQAレンダリングが理想的なソリューションになります。というのも、負担となる処理過程がホスト(コンピューター)とクライアント(DAC)で分担されるからです。たとえば、nano iDSD BLのようなDACでは、CPUの処理量を減少させ、電力の消費量も減少させることが必要なのです。iFiのポータブル製品にこのアプローチを適用しても、端から端までフルにMQAソリューションを保つことができ、妥協することなしにMQAの恩恵を楽しむことができます。
MQAのウェブサイトに図解が掲載されています。→www.mqa.co.uk/customer/how-it-works
私たちはMQAとの協力関係を積極的に築くことによって、iFiのできるだけ多くの製品(既存の製品も含めて)をMQA対応(レンダラーであろうと、あるいは場合によってはデコーダー+レンダラーであろうと)にしようと努力しています。
さらなる利便性
小さい、軽い、バッテリー駆動。nano iDSD Black Labelはどこにでも持っていくことができ、スマートフォンのバッテリーを消耗させることもありません。nano iDSD Black Labelのスイッチを入れて、機器を接続するだけです。リチウム・ポリマー・バッテリーによって、nano iDSD Black Labelは10時間ノンストップで音楽を楽しませてくれます。
直接接続のための特別なUSB‘A’コネクターも装備しています。USBケーブルをLightningコネクターまたはOTGコネクターに接続し、それをAppleやAndroidの機器に接続します。家庭では同梱のUSB3.0ケーブルでPCに接続します。Apple Music、Google Play、Spotify、Tidal、YouTubeのコンテンツをまったくレベルの違う音質でスマートフォンからストリーミングすることができます。コンソールやコンピューターに接続すると、パワフルなサウンドでゲームを楽しむことができます。
トゥルーネイティヴDSD/PCMチップセット
iFiでは、「どのフォーマットが最高か」ということはほとんど気にかけていません。それよりもむしろ、どのフォーマットも最高の状態で再生することに気を配っているのです。
それは何を意味するのか? ─ もっとも先進のチップセットを選定して、それを模範的に実行するということです。
使用されているBurr-Brown社製のDACチップは、Burr-BrownジャパンとBurr-Brown本体によって開発されました(テキサス・インスツルメンツによる買収以前の開発です)。生産は合併後でしたが、このチップセットはコンバーター・テクノロジーの最高性能を追求したBurr-Brownの“白鳥の歌”的存在であり、今日に至るまで高い評価を受けています。
すべてのフォーマットを再生できるチップセットを持っていても、それらがすべて、ひとつのフォーマットから他のフォーマットへの変換なしに、“トゥルーネイティブ”で実行できなければ、ほとんど意味がありません。このBurr-Brownのチップセットを駆動させるために、AMR(このAMRがチップセットのコードの下書きをしたのです)のノウハウをそのまま使っているので、オリジナルの音楽フォーマットは変わらないままです。これはハイエンド・オーディオ再生の頂点を極めるのに不可欠の条件なのです。
コンピューターによるオーディオ再生は異常な速度で進歩しています。nano iDSD Black Labelはその最前線にいるのです。
ポータブル機器に焦点を絞ると、nano iDSD Black Labelはこの最新のオーディオ進化の最先端に位置づけられます。コンピューター上だけでなく、iPhone、iPad、Android、ウォークマンと組み合わされたiDSDは、ハイエンド・オーディオ音源となります。すべてのフォーマットを、驚くほど見事に再生することができるのです。
- 16/44kHzから32/384kHzまでに至るPCM
- 11.2&12.4MHzにまで至るDSD
- 384kHzにまで至るDXD
このうようなマルチタレントなDACは、どの価格帯を見てもめったにありません。それはnano iDSD Black Labelが、価格にかかわらず、最上級の存在であることを示しているのです。
ハイレゾ・オーディオの認定を受けています。
Nano iDSD Black Labelは最高の解像度を「ネイティブで」実現するDACのひとつで、32/384kHzまでのPCMとDSD256まで(CDの256倍のサンプリングレート)を、MAC*のOSXやスマートフォン*でもサポートしています。また、JEITA(電子情報技術産業協会)とJAS(日本オーディオ協会)によって規定された厳格な基準に従って認定されています。「ローレゾ」音楽なんて、受けつけないでください! (*DSD256を再生可能にするには、すべての機器でファームウェアのアップデートをすることが必要です。)
完璧なフェーズで音楽を聴くのを楽しみましょう
nano iDSD Black Labelでは、「Listen」(ミニマム・フェーズ・ベジェ・フィルター)と「Measure」(リニア・フェーズ・トランジェント・アラインド・フィルター)のどちらかを選ぶことができます。このようなコントロールができるのは、ポータブルDACではnano iDSD Black Labelが唯一の存在です。
幅広い対応性
新しいヘッドフォン・アンプは、オリジナルのnano iDSDの2倍以上のパワー(16Ωで)を、そしてインピーダンスの高いヘッドフォンに4倍のパワーを送り込むことができます。 また、内蔵のiEMatch回路によって、極端に高感度なヘッドフォンやIEMでも、ボリュームの全範囲にわたってヒス・ノイズなしで聴くことができます。 nano iDSD Black Labelは、ヘッドフォン出力用にSバランス・ワイヤリング・システムを内蔵しています。これによって、バランス接続対応のヘッドフォンやIEMを使用すると、低ノイズ、低歪みでバランス接続の利点をフルに享受することができます。アンバランス型ヘッドフォンもこの恩恵を受けることができます(ヘッドフォンの配線を変える必要はありません)。このシステムはクロストークを半分に削減するからです。
仕様
入力(背面) | USB2.0 Type A “OTG” オス |
出力(背面) | 3.5mmステレオミニ 固定レベルラインアウト |
デジタルフィルター | 2種類 |
出力(前面) | 3.5mmステレオミニ x 2(ダイレクト出力、 iEMatch®搭載出力) |
DAC | Bit-Perfect DSD/DXD変換、デジタルフィルター切り替え可能PCM変換、MQAに対応したBurr Brown DSD, DXD, PCM DAC |
クロック | 低ジッタークリスタルクロック |
対応フォーマット | DSD 256/128/64 12.4/11.2/6.2/5.6/3.1/2.8MHz DXD 384/352.8kHz PCM 384/352.8/192/176.4 96/88.2/48/44.1kHz MQA |
PCM | Listen(過渡特性を最適化した最小位相フィルター) Measure(周波数特性を最適化したフィルター) |
DSD | Listen(過渡特性を最適化した広帯域フィルター) Measure(帯域外ノイズを抑制したフィルター) |
DXD | Bit-Perfect変換 |
MQA | MQAフィルター |
ヘッドフォンアンプ | デュアルモノ 2x285mW ダイレクトド ライブ、高忠実ノーカップリング回路 |
ボリュームコントロール | アナログ 2回路 – 電源スイッチ機 能付きぽテンションメーター、トラッキングエラー2dB以下 (40dB-0dB減衰時) |
ヘッドフォン接続 | シングルエンドと互換性を持つ3.5mm TRRSバランス |
ダイナミックレンジ(ライン出力) | 109dB(A)以上 |
THD+N(0dBFS ライン出力) | 0.004%以下 |
出力電圧(ダイレクトアウト) | 3.5V(600Ω負荷時)以上 2.9V(30Ω負荷時)以上 1.7V(15Ω負荷時)以上 |
出力電圧(ライン出力) | 2.15V(±0.05V) |
出力インピーダンス | 1Ω以下(ダイレクトアウト) 4Ω以下(iEMatch) 240Ω以下(ライン出力) |
チャンネルセパレーション | 99dB(1kHz)以上 |
ジッター | 計測限界以下 |
サイズ | 96(奥行き) x 64(幅) x 25.5(高さ) mm |
重量 | 139g |
保証期間 | ご購入後1年 |
仕様は予告なく変更になることがあります。
1. USB2.0 Aタイプ ‘OTG(’ On-The-Go)入力
(iPurifier®テクノロジーが組み込まれています) ホスト側(PC、iPhone、iPad、Android機器など)からのUSBケーブルを接続します。同梱されているUSB3.0ケーブルを ご使用になることをお薦めします。nano iDSD Black Labelにモバイル機器を直接接続するには、Apple用Lightning-USBカメラアダプタ)またはAndroid用(USB On-The-Go)の正規ケーブルを購入してください。通常の「充電用」のケーブルは接続に使用することはできません。このUSB入力端子は充電用にも使うことができます。詳細は後述します。
2. 3.5mmラインアウト
ボリューム・コントロール機能を持った機器(アクティブ・スピーカー、ハイファイシステム、AUX入力、ヘッドフォンアン プなど)のライン入力端子に接続するためのラインアウト端子です。
3. デジタル・フィルター
PCMとDSD用に異なったデジタル・フィルターを使用することができます。音楽を楽しむには、トランジェントが最適化されたミニマム・フェーズの「Listen」フィルターをお薦めしますが、周波数レンポンスが最適化された「Measure」フィルターもご自由にお使いいただけます。
4. 3.5mmヘッドフォン出力ジャック
ヘッドフォンやIEM(インイヤーモニター)を接続するための端子です。nano iDSD Black Labelは、一般的なスマート フォンの約10倍のパワーを持つヘッドフォンアンプを備えています。スマートフォンや同様の機器に直接接続するとうまく駆動できないようなヘッドフォンでも、その大半を駆動することができます。低出力の機器用に最適化されたヘッドフォンやIEMへの適応性を最大限に高めるために、nano iDSD Black LabelにはiFiの革新的なiEMatch®システムを組み込んでいます。
Direct ‒ 標準的な感度のヘッドフォンを接続する際にはiEMatch®をバイパスします。
iEMtach® - 高感度のIEMやヘッドフォンを接続してゲインをマッチングし、背後のノイズを減少させます。
ヒント:両方のヘッドフォン出力を試して、どちらが好みかを判断してください。通常は「iEMatch®」出力から始めることをお薦めします。現代のヘッドフォンやIEMの大半は非常に感度が高いからです(わずかな入力で非常に大きな音が出ます)。もしもiEMatch®出力に接続しても十分なボリューム・レベルが得られない場合は、「Direct」出力の方に接続しなおすだけでOKです。正しい選択をすれば、ダイナミック・レンジと音質が最高の状態になり、ボリューム・コントロールを快適に調節することができます。
注意:一度に接続できるヘッドフォンはひとつだけです。同時に2つのヘッドフォンを2つの端子に接続しないでください。
5.フォーマットとバッテリーの状態を示すLED
LEDの色は、nano iDSD Black Labelが音源から受け取ったデータのサンプリングレートを示します。 nano iDSD Black Labelの電源がOFFの状態で、5VのUSBパワーを感知した時には、LEDはブルーに変わり、充電中であることを示します。IEM(インイヤーモニター)使用時には、フル充電したバッテリーで約10時間音楽を再生することができます。
電源ON時
- ブルー DSD 256
- シアン DSD 128/DSD 64
- ホワイト DXD PCM 352.6/384kHz
- イエロー PCM 176.4/192kHz
- グリーン PCM 44.11/48/88.2/96kHz
- マジェンタ MQA
- グリーン(点滅) USB接続待ち
- レッド+上記のどれか バッテリーが完全に放電されている、再生にUSBパワーを使用中だがバッテリーが充電されていない
- レッド バッテリー残量が10%以下で充電が必要
- LEDが点灯しない バッテリー切れ
電源OFF時
- ブルー 充電中
6. 電源ON/OFFとアナログ・ボリューム・コントロール
USBバスパワー使用時:ソース端末と接続してから、本体スイッチをオンにします。
バッテリーパワー使用時:本体スイッチをオンにしてからソース端末と接続します。
ヒント:バッテリーパワー・モード、つまりUSBケーブルが後で接続された場合、nano iDSD Black Labelはそのままバッテリーパワーを使い続けます。Appleの機器(iPhone、iPad、iPod Touch)及びAndroid の機器にはバッテリーパワーをお使いください。そうしないとご使用の機器からエラーメッセージが送られてくることがあります。