Thunderboltと言うとMacの専売特許のように思っていませんか？ThunderboltはIntelの技術でWindowsでもサポートされています。現状ではどんなWindows PCにも搭載されているわけではなく一部の機種に限られてしまいます。
Thunderbolt 3を搭載したIntel NUC
次世代PCとして登場した手のひらサイズのIntel NUCも数世代前からThunderbolt搭載機が登場しました。昨年末にリリースされた新シリーズ5機種は全てThuderboltが搭載されWindows環境でのThunderbolt利用拡大が期待されます。
Intel NUCは大きく分けて2系統の製品があります。1つはOS・メモリー・ストレージを搭載した一般的なPC（NUC PC）、もう1つはOS・メモリー・ストレージは入っておらずユーザー自身が別途調達するベアボーン（NUCキット）です。実際にはもう1系統NUCボートというものもありますが一般的ではないと思うので割愛します。
今回発売された5機種は何れもNUCキットの系統です。
Intel® NUC Kit
| NUC8i3BEK | Intel® Core™ i3-8109U processor (3.0 GHz – 3.6 GHz, Dual Core, 4 MB Cache, 28W TDP) |
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| NUC8i3BEH |
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| NUC8i5BEK | Intel® Core™ i5-8259U processor (2.3 GHz – 3.8 GHz, Quad Core,6 MB Cache, 28W TDP) |
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| NUC8i5BEH |
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| NUC8i7BEH | Intel® Core™ i7-8559U processor (2.7 GHz – 4.5 GHz, Quad Core, 8MB Cache, 28W TDP) |
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※型番の末尾にBEKが付くモデルは上の写真左側でストレージはM.2のみ、BEHが付くモデルは写真右側でストレージはM.2と2.5インチSATA
Thunderbolt 3標準搭載
今回の5機種は全て入出力端子の仕様が共通のようで写真のとおりリアパネル右側にThunderbolt3の端子が付いています。Thunderbolt3はUSB Type-Cの端子を採用しているためiOSのLightning同様に差し込む方向を気にせずに済むのも良いですね。
Tunderboltの隣の2つのUSBも、USB 3.1(Gen 2/10Gbps)と嬉しい仕様です。※フロントの2つのUSBも同じくUSB 3.1(Gen 2/10Gbps)
今だからこそ使いたいThunderboltのオーディオインターフェイス
以前からThunderboltをほとんどの機種に搭載してきたMacも昨年末に久しぶりにMacBook AirとMac miniの新機種が登場し、Thunderbolt3に対応しています。MacもこれらエントリークラスがThunderbolt3に対応し、WindowsもThunderbolt搭載機が充実しつつあることから、ますますThunderboltを搭載したオーディオインターフェイスの活躍の場が増えてきそうです。
Universal AudioのThunderboltオーディオインターフェイス
LynxのThunderboltオーディオインターフェイス
アナログエミュレーション用のDSPアクセラレーターもThunderbolt3仕様が登場
PCを真空管プリアンプやその他の様々なオーディオプロセッサーに変身させてくれるプラグイン。その中で最も有名なUAD-2プラグインを動作させるためのDSPアクセラレーターにもThunderbolt3仕様が登場しました。
より拡張性に優れたThunderbolt3仕様のハイエンド・デスクトップPC
Intel NUCはThunderbolt3を含めた最先端の仕様で音楽再生用のオーディオPCとして最適な選択肢ですが、手のひらサイズであるが故に拡張性には制限があります。Armstrong MkIIIは標準仕様でも飛びぬけたスペックですが、標準サイズのデスクトップですから更に自分好みの仕様に組み上げることも叶えてくれます。
ナックといえば…
