
以下はTuneBrowserソフトからの抜粋を含みます。
ASIOの設定
(各オーディオデバイスごとの設定)
DSD関連の設定
※「DSD関連の設定」はZEN DACでの確認結果です。他のASIOデバイスの場合は異なる可能性があります。
デバイスにDSDデータを送出しない
Yes/No(初期値)
ここをYesにすると、このデバイスがASIO 2.1 Native DSDに対応していても、強制的に対応していないとみなします。また、下のDoPに関する設定も無視されます。
DSDモードをチェックできないデバイス
Yes (初期値) /No
一部のデバイスは、DSDモードかどうかをチェックしても正しい応答を返さない場合があります。その場合はここをYesに設定してください。
DoPに対応しているデバイス
Yes/No(初期値)
DSDの安定性をチェックする
しない(初期値)/ある範囲内かチェックする/厳密にチェックする
楽曲の冒頭の無音データが変則的なパターンになっていると、デバイスによってはブツッというノイズを発生させることがあります。ここをYesにすると、再生前にDSDデータを簡易的に確認し、ノイズを発生させる可能性がある場合はエラーとして扱うようになります。
チャンネルアサイン
ASIOデバイスの場合、選択したオーディオデバイス名のサブツリーとしてチャンネルアサインがあります。「チャンネルアサイン」をクリックすると、デバイスに応じてチャンネルの一覧が表示されます。※おそらく該当するASIOドライバーに問い合わせた結果が一覧表示されるものと思われます。ZEN DACの場合は空白画面でした。

Apollo Twin USBのASIOのチャンネルアサインを選択した場合は、上の画像のとおりになります。
Apollo Twin USBなどのUAD-2プラグインを利用できるオーディオインターフェースの場合は、チャンネル一覧の中のバーチャルチャンネル(VIRCHUAL 1~VIRCHUAL 4)にTuneBrowserの出力をアサインすることでUAD-2プラグインを再生音に適用することができます。ステレオ音源であればVIRCHUAL 1を左(Front Left)にVIRCHUAL 2を右(Front Right)にアサインすればよいでしょう。

チャンネルアサインすることによって下の画像のようにTuneBrowserの出力をApollo Twin USBのバーチャルチャンネルに送ってUAD-2プラグイン(DSP動作のオーディオプロセッサー)を使うことができるようになります。
関連記事:Apollo Twin USBでリスニング用途にDSPオーディオプロセッサーを試す(Windows)