音楽再生はスピーカーを使いたい
音楽再生はスピーカーを使ってこそ音楽の本質(=アーティストのメッセージ)を堪能できるというもの。
しかし現在はスピーカーが使われることは少なく、イヤホン・ヘッドホンが主役の座を占めている望ましくない状況です。
何故スピーカーは使われなくなったのでしょうか?
様々な理由があると思いますが、何と言っても最大の理由は – 住宅事情によりあまり大きな音で鳴らせない – ではないでしょうか。
そうであればスピーカーに近づいて聴けば良いことになります。(=ニアフィールド リスニング)
スピーカーは部屋空間を最大限に使って、ある程度離れた位置で聴くのが一般的でした(今でもそうですが)。部屋じゅうに満たされた音を堪能したい気持ちの表れで自然とそうなるのでしょうが良いことばかりではありません。普段聴いている音は直接音(スピーカーや楽器などの音源)と間接音(壁などによる反射音)がミックスされた音です。そして、音響処理されていない一般的な生活空間では間接音が音を濁らせている最大の原因です。(=ピンボケな音)
音源から離れると直接音よりも間接音を聴く割合が多くなるため、望ましくない濁った音になりやすくなります。逆に、音源に近づくと間接音を聴く割合が少なくなるため、濁りの度合いも軽減されます。
ニアフィールドリスニングのメリット
このように近距離で音楽を聴くことは次のような利点があります。
- 音量を上げずに済む(まわりに迷惑をかけないか心配しなくてよい)
- クリアな音になる(間接音による音の濁りが軽減する)
ニアフィールドリスニングを容易に実現するデスクトップオーディオ
家では机の上のノートPC内蔵スピーカーで音楽を聴いている方も多いことと思います。イヤホンやヘッドホンに比べて開放感がありますが音質的には褒められたものではありません。
関連ブログ:無謀!ノートPC内蔵スピーカーの周波数特性を測定しました (@_@)
今どきのパソコンはプレーヤーとしては十分に高音質ですから外付けの本格的なスピーカーを机の上で使っていただきたいと思います。
パソコンなんて使わない?スマホやタブレット、iPodなどのポータブルプレーヤーでも十分です。
プレーヤーよりもスピーカーに投資するほうが遥かに費用対効果が高いことを知っていただきたいと思います。
ただ、スピーカーは良いものを揃えただけでは実力を発揮してはくれません。先程述べた部屋の悪影響を解決することをはじめとした多少のノウハウが必要ですが、その点はオーディナリーサウンドがサポートします。単にモノを販売してお終いのショップではありません。
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