オーディオのライトサイド

PureReadドライブ最新事情

CDリッピングにおいてパイオニアの専売特許PureReadは、忠実なリッピングのために無くてはならない存在です。そんなPureReadも時代と共に進化を続け、今やPureRead4+が最新版となっています。

光学ドライブとしては現行機種全てがBlu-rayドライブで対応OSはWindowsとmacOS、Windowsに対応したドライブはデスクトップPC内蔵型とUSB接続のポータブル型がありMacはUSB接続のポータブル型があります。

PureRead搭載ドライブの現行機種がどのようなラインアップになっているのか、わかりづらいのでまとめてみました。

目次

USB接続:外付け/ポータブル

PureRead 4+

BDR-X13J-S

Win Mac

BDR-X13J-S

BDR-XS08MB-S

Win Mac

BDR-XS08MB-S

BDR-XS07JL

Win Mac

BDR-XS07JL

USB Type-C

BDR-XS07B-UHD

Win

BDR-XS07B-UHD

USB Type-C

映像と音を極めたプレミアムポータブルモデル

特長

4Kコンテンツ “Ultra HD Blu-ray”再生に対応

フルハイビジョンよりも高精細な4K解像度(水平3840×垂直2160画素)で、色調も豊かな”Ultra HD Blu-ray”規格に対応しており、PCで臨場感のある映像を楽しめます。

Ultra HD Blu-rayの世界をお楽しみいただけます。

※Ultra HD Blu-rayのPCでの再生環境につきましては、本機種の仕様ページをご覧ください。

データ読み取り精度を高めた「PureRead4+(原音再生)」、「RealTime PureRead」を搭載

BDR-XS07B-UHDではCDオーディオの再生時、ディスク上の傷・指紋・ディスクの成型不良などによって、オーディオデータが正しくリードできなかった場合、読み取り方法を調整し、再読み取りを行ない、エラーデータ補間の発生を低減する「PureRead」を搭載しています。そしてBDR-XS07B-UHDでは、この「PureRead」において新たなアルゴリズムを開発しオーディオデータのリード性能を大幅に向上させた最新技術「PureRead 4+」を搭載しました。
「PureRead 4+」で導入した新アルゴリズムは「Real Time Pure Read」でも採用しており、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑え、オーディオCD本来の音質で再生します。BDXL対応ピックアップ搭載によるCD読み取り性能の向上も相まって、高精度なCD読み取りを可能にしています。PureRead 4+の進化した内容についてさらに知りたい方はPureRead 4+の開発ストーリー「Pure Read機能のさらなる高性能化に挑戦」をご覧ください。
Pure Readについてさらに知りたい方は、Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅰ」 「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅱ」をご覧ください。

PureRead4+

PureRead 4+の開発ストーリー「Pure Read機能のさらなる高性能化に挑戦」
Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅰ」
Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅱ」
*「ピュアリード」機能は、CDに正しく記録されている音楽データが、指紋や傷、ディスクのそり、偏芯などにより、音楽データが正確に読めなかった場合に発生するデータの補間を防ぐため、様々な読み取り方法で、正確に音楽データを読み取る機能です。著作権を保護する目的などで作られたCDオーディオ規格とは異なるディスク(CCCDなど)では、正しく動作しません。
*新しいCDオーディオディスクで傷やよごれのない場合など、補間が発生しないディスクでは、ピュアリード機能は働きません。
*付属のパイオニアBDドライブユーティリティにより、本機能の設定が可能です。
*ピュアリードは、同梱ソフト以外のCD再生/取り込みソフトでも使用できます(すべてのソフトでの動作を保証するものではありません)。
*あなたが録画・録音したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断で使用できません。
Pure Read サンプルCD試聴

充実の日本設計メカニズム

手触りの良い、高級ラバーコーティングを採用

国内メーカー「武蔵塗料社」製、最新の高級ラバーコーティングを採用。傷や剥がれに強い業界最高水準の耐久性を実現しています。さらに手にした時の感触にもこだわり、高級感を醸し出しています。

使いやすいスロットローディング採用 CDジャケットサイズのコンパクトボディ

ディスクをスロットに差し込むだけで自動的にローディングする、使いやすいスロットローディングメカを採用しています。
CDジャケットサイズのコンパクトボディーは持ち運びや収納に便利です。縦置きが可能となるスタンドを同梱しているので、狭いデスクでも場所を取らず、スペースを有効活用することができます。

Androidアプリで端末へPCレスでの音楽CD取り込みが可能

Android端末とUSBケーブルで接続し、Androidアプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」をダウンロード(無料)すれば、PCレスでAndroid端末へ直接音楽CDの取り込みができます。楽曲情報やジャケット画像は、インターネット経由で信頼度の高い「Gracenote MusicID®」より自動取得します。

※すべてのAndroid端末で動作を保証するわけではありません。

※Gracenote MusicIDRは、Gracenote Inc.が提供する楽曲認識技術です。詳細は、グレースノート社ウェブサイト(http://www.gracenote.com/ja/)をご覧ください。
※Gracenote、Gracenote MusicID は、米国およびその他の国におけるGracenote Inc.の商標または登録商標です。

新規格USB「Type-C」に対応

使い勝手が良く、従来より小型の新規格USB「Type-C」を搭載。USB 3.1 Gen1/3.0/2.0 バスパワー対応。

USB Type-C:Macや最新のモバイルWindowsPC、Android端末などに採用されているコネクタ規格で、USB3.0 相当の高速転送が可能です。

「USB Standard A→USB Type-C」と「USB Type-C→USB Type-C」、2本のUSB Type-C 給電対応ケーブルを付属しているので、USB Type-Cポートを搭載したWindows PC、Android端末にもUSB Standard Aポートを搭載したWindowsPCにも接続することができます。
USBケーブルをつなぐだけで動作するUSBバスパワーに対応しておりますが、万が一、PCの電力不足が起こっても別売りオプションのACアダプターで安定動作します。【別売りオプション】ACアダプター型番:DCA-003。

USB Type-Cケーブル2本を同梱。USB 3.1 Gen1/3.0/2.0 対応。

※1 すべてのAndroid端末で動作を保証するわけではありません。
※2 Android端末との接続ではドライブ用ACアダプターDCA-003を必ずご使用ください。

USBケーブルからの電源供給で動作可能

同梱のUSB給電対応ケーブルをパソコンのUSB端子に接続することで動作を行ないます。万が一、USBハブやPCの電力不足が起こっても、対応可能なACアダプター端子を搭載しているので安心です。(ACアダプターについては、対応テクニカルサポート窓口までお問い合わせください。)またWindowsが起動しない時でもあわてず対処できるUSBブートにも対応しています※。

※お使いのパソコンがUSB DVD/CDからの起動に対応している場合に限ります。

高容量ディスクBDXLやデータの長期保存が可能なM-Discに対応

BDXL規格は、3層BD-Rは100GB、4層BD-Rは128GB、さらに3層BD-REは100GBもの大容量ディスクです。BDR-XS07B-UHDは、そのすべてに対応しています。 記録速度では4層BD-Rで4倍速記録を実現しています。

 3層(TL)4層(QL)
BD-R(1回記録型)100GB128GB
BD-RE(書き換え型)100GB

※TL=Triple layer QL=Quadruple layer

インテリジェントエコモードを新搭載

メディアなどの使用状況をドライブが学習し、無駄な電力をカット。従来よりも電力消費を低減します。

高性能ピックアップ搭載で、CDの読み取り精度も安心

パイオニア独自の高性能な最新BDXL対応ピックアップ搭載。これにより、BD、DVDはもちろん、CDの読み取り性能も大きく向上しています。

傷や汚れのあるBD、DVDもスムーズに再生できる「PowerRead™」

ディスク表面に傷や指紋、汚れがある場合や、記録品質の悪いディスクを使用した場合、ドライブが傷などの読み込みにくい部分を何回も読み込もうとして先に進まず、最終的には画面がフリーズし、映像が途切れてしまいます。このエラーに対応したのがBD、DVDディスク再生支援機能「PowerRead™」。傷の状況(読みづらさ)によって、何度か読み込みをトライしたあと、0データであることをホストに返し、次の内容を読み込みます。このBD、DVDディスクの強制リード機能によって、映像が途切れる確率を軽減。スムーズな再生で映像をお楽しみいただけます。

※BD-MV/BD-AV/DVD-Video/DVD-VR形式で記録・録画されたBD/DVDディスクに効果を発揮しますが、すべてのBD/DVDディスクに対して再生を保証するものではありません。また、BD/DVDディスクの状態によっては、画像ではブロックノイズ、音声では音飛びが発生することがあります。PowerRead™の機能は、対応したドライブと対応したBD/DVDプレーヤーソフトが必要です。
※PowerRead™は、株式会社バッファローの商標です。

機能比較表

 BDR-XS07B-UHDBDR-XS07JMBDR-XS07JL
Ultra HD Blu-ray対応××
Windows用アプリケーション××
Mac用アプリケーション××
Androidアプリ対応
PureRead4+
RealTime PureRead
M-DISC対応
BDXL対応
国内メーカー製塗料ラバーコーティング××
USB Type-C端子(ドライブ側)
USB Type-A-USB Type-Cケーブル同梱
USB Type-C-USB Type-Cケーブル同梱×
縦置きスタンド同梱×

BDR-XD08MB-S

Win Mac

デスクトップ内蔵型(Winのみ)

PureRead 4+

BDR-S12J-X

BDR-S12J-X
基本性能

充実の独自機能

BD-Rへの高速・高精度16倍速記録や、大容量BDXL(3層、4層)に対応

BDR-S12J-Xは、BD(1層メディア25GB、2層メディア50GB)に加え、BDXL™規格に対応したすべてのディスク(BD-R XL:3層メディア100GB、BD-R XL:4層メディア128GB、BD-RE XL:3層メディア100GB)※への記録と再生が可能です。さらに、BD-Rで16倍速、BD-R DLで14倍速、BD-R TL(3層)で 8倍速、BD-R QL(4層)で 6倍速で記録することができます。 また、16倍速の高速書き込みモードと通常使用モードを切り替え可能。ディスクコピーなど、静音よりも高速書き込みを重視する場合には、すべての設定を高速での確実な書き込みに最適化できる高速書き込みモードにすれば安心です。通常用途では、静音、安定性、記録品質をより重視した標準モードを選択可能になります。

データ読み取り精度を高めた「PureRead4+(原音再生)」、「RealTime PureRead」を搭載

BDR-S12J-XではCDオーディオの再生時、ディスク上の傷・指紋・ディスクの成型不良などによって、オーディオデータが正しくリードできなかった場合、読み取り方法を調整し、再読み取りを行ない、エラーデータ補間の発生を低減する「PureRead」搭載しています。そしてBDR-S12J-Xでは、この「PureRead」においてオーディオデータのリード性能を大幅に向上させた最新技術「PureRead 4+」を搭載しました。
「PureRead 4+」で導入したアルゴリズムは「Real Time Pure Read」でも採用しており、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑え、オーディオCD本来の音質で再生します。BDXL対応ピックアップ搭載によるCD読み取り性能の向上も相まって、高精度なCD読み取りを可能にしています。PureRead 4+の進化した内容についてさらに知りたい方はPureRead 4+の開発ストーリー「Pure Read機能のさらなる高性能化に挑戦」をご覧ください。
Pure Readについてさらに知りたい方は、Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅰ」 「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅱ」をご覧ください。

PureRead4+

PureRead 4+の開発ストーリー「Pure Read機能のさらなる高性能化に挑戦」

Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅰ」

Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅱ」

*「ピュアリード」機能は、CDに正しく記録されている音楽データが、指紋や傷、ディスクのそり、偏芯などにより、音楽データが正確に読めなかった場合に発生するデータの補間を防ぐため、様々な読み取り方法で、正確に音楽データを読み取る機能です。著作権を保護する目的などで作られたCDオーディオ規格とは異なるディスク(CCCDなど)では、正しく動作しません。

*新しいCDオーディオディスクで傷やよごれのない場合など、補間が発生しないディスクでは、ピュアリード機能は働きません。

*付属のパイオニアBDドライブユーティリティにより、本機能の設定が可能です。

*ピュアリードは、同梱ソフト以外のCD再生/取り込みソフトでも使用できます(すべてのソフトでの動作を保証するものではありません)。

*あなたが録画・録音したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断で使用できません。

対応外ディスクでも安定記録する「最適記録ストラテジー予測アルゴリズム」搭載

未サポートディスクでも記録ストラテジーを予測して記録
サポートされていない記録メディアであっても、ドライブが自動的に最適記録ストラテジーを予測して記録します。この「最適記録ストラテジー予測アルゴリズム」により、購入されたディスクが使えないなどのトラブルを防止。安心の安定記録を実現します。

*TL、QLディスクには対応していません。また、ディスクによっては記録品質が十分に得られないなどの可能性があります。

さらに使いやすくなったユーティリティーを搭載、快適なユーザビリティーを実現

用途に合わせてドライブの設定を行える「おまかせ設定」機能を搭載。
映画や音楽を楽しむ際に適した「視聴モード」、読み取り・書き込み速度を重視する「高速モード」、読み取り・書き込み品質を重視する「品質モード」、消費電力を抑える「エコモード」の選択および設定を行えます。
従来と同様に、ビデオ&オーディオモードをはじめ、AUDIO/VIDEOの記録再生に適したローディング動作や静音設定をはじめとする詳細な設定を個別に行うこともできます。また、ディスクマウント中のディスクの種類や状態を把握できる機能も搭載。これらの機能を搭載したドライブユーティリティーにより、より安心に、より快適にドライブをお使いいただけます。

ローディング動作などを最適化する「視聴モード」を搭載

付属のパイオニアドライブユーティリティーにより、映画ソフト(BD/DVD)や音楽CDの再生時に、トレイを静かに開かせたり、静音性を重視する設定などを最適化する「視聴モード」を搭載しました。

電力供給低下時にも安定動作、PEAK POWER REDUCERを搭載

省電力モード(PEAK POWER REDUCER)を搭載しており、動作ピーク時の電力消費量を抑えることで、電力供給低下時にも安定動作を維持します。

卓越した記録精度

ライト&ベリファイモードのアルゴリズムを最適化

一般的にBDドライブには、書き込み完了後に、必要に応じてベリファイを行う方法と、書き込みとベリファイを交互に行うライト&ベリファイモードがあります。BDR-S12J-Xでは、ライト&ベリファイモードにも注目し、各種アルゴリズムの最適化をはじめ細部にわたる検討により高速化を実現しています。

スタートアップ時間を短縮

ディスクを入れてからスタートするまでのスタートアップ時間を、ディスクをチェックするルーチンを最適化することで短縮。さらにピックアップの軽量化やアルゴリズムの見直しによるシークタイムの向上や、各ディスクを短時間で認識できるよう、細部にわたる検討を行い性能を高めました。

「高速読みだしモード」によりデータ検索と読みだし時間を短縮

一定の時間が経つと、静音性を優先させ、速度を落とすようになっている静音に配慮した各種モードに加え、BDR-S12J-Xには「高速読み出しモード」を搭載。「高速読み出しモード」では、一旦ディスク回転が高くなると読み出しが終了したあとも、しばらく高速で回転し続けることにより、次の読み出し命令が来た時にすぐに高速読み出しを行えるようになります。

「高速回転対応クランパー」を搭載

BDR-S12J-Xでは、ディスク振動を抑えディスク回転を安定化することで、ディスク記録精度と静音効果が向上しています。

高速回転対応クランパーの採用

  • ディスク振動を抑えディスク回転を安定化
  • ディスク記録精度も向上
  • 高速回転時の静音化効果も向上

ハイスピード記録モードと記録精度優先モード(標準モード)を選択可能。(ユーティリティー画面)パイオニアドライブユーティリティーにより、二つのモードを切り替えて使用することができます。

  • 速度を優先する、ディスク複製等の状況と、静音性、記録精度を重視する通常使用時にそれぞれ最適な特性で動作させることが可能です。
  • 通常時は回転音が静かで映画や音楽に集中でき高速記録時は、速度優先に自動的に切り替わります。

BD-Rメディアごとに最適な記録精度を実現する「BD-R最適倍速記録機能」

メディアへの書き込み品質のクオリティの精度をより高めるため、メディアのさまざまなパラメータを考慮し、各種BD-Rメディアに最適な記録倍速を自動で選択して書き込みを行う「BD-R最適倍速記録機能」(品質優先の記録速度自動選択機能)を搭載。速度だけでなく、「記録精度」を最も重視したい場合におすすめの機能です。

BD-Rメディアの記録後の外観も重視する「BD-R記録面重視モード」

高精度な記録性能を維持したままで、記録後のメディアの見た目上のムラをさらに少なくする「記録面重視モード」を搭載。配布用途などでも安心してご使用いただけます。

DVD-R CLV固定機能

DVD-R記録時に、記録方式をCLVに固定します。記録精度を維持しつつ、ディスクの見た目上のムラを目立ちにくくすることが可能です。不特定多数のDVD機器での再生が想定される配布用途などに有効です。

自社開発、設計、製造による高性能ピックアップ搭載

パイオニア独自開発の高性能ピックアップを搭載し、記録精度をよりいっそう高めています。

高速記録時でも高い記録精度「ディスク共振スタビライザー」

書き込みや読み込みの速度が速くなるほど、高速回転によってディスクの外周にたわみが生じ、エラーが発生します。このたわみによるエラーに対応したのが、「ディスク共振スタビライザー」。共振によりディスクがたわもうとする位置に突起をつけることで、ディスク回転時に発生する風の流れる隙間を狭くし、その風がディスクのたわみを押さえつけることでエラーを軽減します。「ディスク共振スタビライザー」により、ドライブ動作中に発生する3つの共振パターンのすべてにおいて安定した書き込みと読み込みを高精度で実現しています。BDR-S12J-Xでは、BD-Rの最大16倍速記録※時でも高い記録精度を保っています。

BD-Rの16倍速書き込みは、SONY製、RITEK製、MKM製6倍速BD-Rディスクで記録可能です。その他主な6倍速BD-Rディスクに対しては、 最大12倍速で書き込みができます。BD-R DLの14倍速書き込みは、Panasonic製6倍速BD-Rディスク(二層)で記録可能です。今後、追加されるディスクについては、最新のメディアリ ストをご覧ください。

進化した防塵・静音性能

こだわりの静音・防塵性

高性能の天板構造により、防塵・静音性能を高めています。

  • 徹底的にドライブ内に塵や埃を入れないアドバンス防塵設計
    高性能のハニカムケースを採用
  • 振動の発生を防ぎ、密閉性も向上させる事で、高速回転時の不要な共振の発生を抑え、安定した書き込みにつながるとともに、静音性、防塵性も向上させました。

筐体内部を改善。防塵・静音性を高め、高速回転による内部温度の上昇をも制御

パイオニアのオーディオコンポーネント製品で実績のある独自のハニカム構造や、BDR-S03Jから採用しているBD対応の静音トレイを搭載。ディスクの回転で起きる風の流れを制御することで騒音の発生を抑えています。BDR-S12J-Xの電気系基板により、基板面積をBDR-S03Jに比べ約1/3に縮小し、筐体の内部空間を拡大。これにより内部で起こる風の循環をより効率的にし、ディスクの高速回転や長時間回転中に発生するピックアップ部やディスク表面の局部的な温度上昇を制御します。さらに、防塵・防音パッドの位置の調整やフロントベゼルのさらなる密閉化など細部にわたり静音化を追求。徹底した静音設計により、動作音(騒音)の低減を実現。長期に渡って安心してご使用いただけます。

シーンに合わせた書き込みが可能な「アドバンスド静音ファームウェア」

標準搭載されたファームウェアが、自動的にディスクの回転速度を用途に応じて制御します。例えば、映像や音声の再生時にはディスクを低速で回転し静音を保ち、データをハードディスクに保存するときは、ディスクを高速回転することで、高いパフォーマンスをあげることができます。

いい映像と良い音を快適に楽しむためのつくり込みの強化

  • ビデオ&オーディオモードの搭載
  • ディスク再生時の青色LEDを消灯させ、視聴に集中しやすいモードを追加。

この他、充実の独自性能はBDR-S07Jから受け継ぎ、さらに、安全性のさらなる向上を図っています。

ディスクトラブル時でも、お客様の被害が最小限となるよう、細部にわたり配慮した安全設計で、16倍速動作を実現しています。

より安定した動作、より安定したシステム構築に貢献

不意に発生する厳しい動作環境でもドライブを安定動作

規格を守っていない品質の悪いディスク、傷・汚れのついたディスクを使用するときや、電源供給が不安定なときでも可能な限りの性能を発揮し、ディスクの書き込みや読み込みを安定動作で行います。

開発コンセプト

高精細4Kコンテンツ “Ultra HD Blu-ray”再生に対応。
オーディオ品質と静音性、高信頼性のBD/DVD/CDライター

BDR-S12J-Xは、高精細な4Kコンテンツ”Ultra HD Blu-ray”再生に対応しています。※1。また、パイオニアのBDドライブは従来より、オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead(原音再生)」機能やデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」機能など、PCで音楽を楽しむための機能を搭載しております。それらの機能に加え、本機で再生するオーディオCDの再生品質を4段階で表示し、低い品質の場合には本機の設定変更をはじめとする対処方法を表示する「オーディオCDチェック機能」を搭載しており、CDリッピングや音楽再生などの用途に適しています。また、ハイエンドオーディオ機器にも採用している塗装をディスクトレーに施し防振性能を向上させていることに加え、筐体の内外装に特殊塗装を施すことで放熱性を高めており、高い静音性と信頼性を実現しています。

※1:Ultra HD Blu-rayの再生には、HDMI2.0a、HDCP2.2、HDR(推奨)規格に対応した機器が別途必要です。

4Kコンテンツ “Ultra HD Blu-ray”再生に対応

フルハイビジョンよりも高精細な4K解像度(水平3840×垂直2160画素)で、色調も豊かな“Ultra HD Bluray”規格に対応しており、PCで臨場感のある映像を楽しめます。

<Ultra HD Blu-rayとは>

Ultra HD Blu-rayコンテンツは、HEVC(高効率ビデオコーディング)規格に対応しており、Blu-rayコンテンツの解像度1920×1080を大きく上回る3840×2160解像度のより繊細な映像を楽しめます。また、最新技術のHDR(ハイダイナミックレンジ)で、ピーク輝度を10,000nit(ニト)まで拡張することができ、これまで表現できなかった明るい空や太陽、光線の反射等の表現が可能です※。さらに、最新の色域規格BT-2020にも対応しており、Blu-rayコンテンツ規格の色再現度約70%に対して、99.9%の再現度を実現しています。

※HDRの映像を楽しむためにはHDRに対応したディスプレイが必要です。HDRに対応していないディスプレイではSDRの映像が再生されます。

オーディオCDの再生品質チェック機能

本機で再生するオーディオCDの再生品質をチェックして4段階(A-D)で表示するとともに、低い品質レベル(C、D)の場合には、本機の設定変更をはじめとする対処方法を表示する「オーディオCDチェック機能」を搭載しています。オーディオCDのすべてのデータをチェックする”フル設定”と、短時間でデータをチェックする“クイック設定”を選択することができます。

ホコリやチリに対する耐性を強化し、長寿命化を実現

従来からの高い防塵性能に加えて、ドライブソフトウェアを改良し、チリやホコリ、タバコの煙などによるディスクの読み取り性能の悪化を低減しました。これにより従来機種の約2倍の長寿命を実現しました。

データの長期保存が可能なM-DISCに対応

米国Millenniata社が開発したアーカイブ用の光学メディア「M-DISC(DVD、BD:1層25GB/2層50GB/3層/100GB)」の記録・再生に対応しています。

BDR-S12J-BK

BDR-S12J-BK
特長

4Kコンテンツ “Ultra HD Blu-ray”再生に対応

フルハイビジョンよりも高精細な4K解像度(水平3840×垂直2160画素)で、色調も豊かな“Ultra HD Bluray”規格に対応しており、PCで臨場感のある映像を楽しめます

<Ultra HD Blu-rayとは>
Ultra HD Blu-rayコンテンツは、HEVC(高効率ビデオコーディング)規格に対応しており、Blu-rayコンテンツの解像度1920×1080を大きく上回る3840×2160解像度のより繊細な映像を楽しめます。また、最新技術のHDR(ハイダイナミックレンジ)で、ピーク輝度を10,000nit(ニト)まで拡張することができ、これまで表現できなかった明るい空や太陽、光線の反射等の表現が可能です※。さらに、最新の色域規格BT-2020にも対応しており、Blu-rayコンテンツ規格の色再現度約70%に対して、99.9%の再現度を実現しています。

※HDRの映像を楽しむためにはHDRに対応したディスプレイが必要です。HDRに対応していないディスプレイではSDRの映像が再生されます。

データ読み取り精度を高めた「PureRead4+(原音再生)」、「RealTime PureRead」を搭載

BDR-S12J-BKではCDオーディオの再生時、ディスク上の傷・指紋・ディスクの成型不良などによって、オーディオデータが正しくリードできなかった場合、読み取り方法を調整し、再読み取りを行ない、エラーデータ補間の発生を低減する「PureRead」搭載しています。そしてBDR-S12J-Xでは、この「PureRead」においてオーディオデータのリード性能を大幅に向上させた最新技術「PureRead 4+」を搭載しました。
「PureRead 4+」で導入したアルゴリズムは「Real Time Pure Read」でも採用しており、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑え、オーディオCD本来の音質で再生します。BDXL対応ピックアップ搭載によるCD読み取り性能の向上も相まって、高精度なCD読み取りを可能にしています。PureRead 4+の進化した内容についてさらに知りたい方はPureRead 4+の開発ストーリー「Pure Read機能のさらなる高性能化に挑戦」をご覧ください。
Pure Readについてさらに知りたい方は、Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅰ」 「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅱ」をご覧ください。

PureRead4+

PureRead 4+の開発ストーリー「Pure Read機能のさらなる高性能化に挑戦」
Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅰ」
Pure Readの開発ストーリー「Pure Read機能の進化と今後の可能性Ⅱ」
*「ピュアリード」機能は、CDに正しく記録されている音楽データが、指紋や傷、ディスクのそり、偏芯などにより、音楽データが正確に読めなかった場合に発生するデータの補間を防ぐため、様々な読み取り方法で、正確に音楽データを読み取る機能です。著作権を保護する目的などで作られたCDオーディオ規格とは異なるディスク(CCCDなど)では、正しく動作しません。
*新しいCDオーディオディスクで傷やよごれのない場合など、補間が発生しないディスクでは、ピュアリード機能は働きません。
*付属のパイオニアBDドライブユーティリティにより、本機能の設定が可能です。
*ピュアリードは、同梱ソフト以外のCD再生/取り込みソフトでも使用できます(すべてのソフトでの動作を保証するものではありません)。
*あなたが録画・録音したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断で使用できません。

ホコリやチリに対する耐性を強化し、長寿命化を実現

従来からの高い防塵性能に加えて、ドライブソフトウェアを改良し、チリやホコリ、タバコの煙などによるディスクの読み取り性能の悪化を低減しました。これにより従来機種の約2倍の長寿命を実現しました。

データの長期保存が可能なM-DISCに対応

米国Millenniata社が開発したアーカイブ用の光学メディア「M-DISC(DVD、BD:1層25GB/2層50GB/3層/100GB)」の記録・再生に対応しています。

用途に合わせてドライブの設定を行える「おまかせ設定」機能を搭載

映画や音楽を楽しむ際に適した「視聴モード」、読み取り・書き込み速度を重視する「高速モード」、読み取り・書き込み品質を重視する「品質モード」、最大消費電力を抑える「エコモード」の設定を行える「おまかせ設定」機能を搭載しています。

対応OS:Windows®10™各日本語版
●CPU:Intel 第7世代デスクトップ向けCorei7/i5プロセッサー(KabyLake-S)※、Intel 第7世代ノートブック向け Core i7/i5プロセッサー(KabyLake-H)※
●GPU:Intel HD Graphics 630 第7世代プロセッサー向け内蔵GPU
●メインメモリ:6 GB以上
●外部ディスプレイ:4K解像度(3840 x 2160以上)HDMI2.0a(要HDCP2.2)対応ディスプレイ、HDR対応(HDRコンテンツ再生時、非対応時にはHDR>SDR変換で再生)
●マザーボード:Intel SGX 対応intel 200シリーズ マザーボード、HDCP2.2/HDMI2.0a出力対応Intel 内蔵GPU出力対応マザーボード (HDMI出力用)
※Uプロセッサー非対応
*動作環境は必ずしも動作を保証するものではありません。

関連情報

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