オーディオのライトサイド
iLoud Micro Monitor

イタリア IK MultiMedia のスピーカーiLoud Micro Monitorは手のひらサイズなのにアンプとBluetoothを内蔵していて設置も値段もお手頃。全てのミュージック・ラヴァ―(音楽愛好家)におすすめできる高音質スピーカーです。

目次

本格派マイクロスピーカー

サイズは高さ180mm×奥行き135mm×幅90mmと、音楽を楽しめるスピーカーとしては最小クラスですから”Micro Monitor”と名付けるのも頷けます。未だかつてこのサイズでこの音質を達成したスピーカーを聴いたことはありません。

マイクロスピーカーのiLoud Micro Monitor
CDと並べれば、Micro Monitorと名付けられた理由がよくわかります
(手前がCD、奥はLPレコード)
iLoud Monitor 手のひらサイズ
正に手のひらサイズのスピーカー

マイクロなのにバイアンプ構成の本格派

iLoud Micro Monitorは写真でわかるとおりツイーターとウーファーで構成される2wayスピーカーです。更にツイーター専用アンプ、ウーファー専用アンプ(左右スピーカーで計4チャンネル分のアンプ)がこのマイクロスピーカーには搭載されているといった本格ぶりです。この方式の最大のメリットは、ホームオーディオスピーカーのパッシブクロスオーバーネットワークで起こりやすいクロスオーバー付近の歪みを回避できることです。

理屈よりも先に実際にiLoud Micro Monitorを聴いていただければ納得していただけます。

サイズを超えた低音再生能力は、無理に低音を出すようなチューニングでは決してなく極めてナチュラルです。小型なのに低音が豊かなスピーカーにありがちな”聴き慣れるうちに気づく低音の違和感”はiLoud Micro Monitorにはありません。

店頭試聴で低音の出ているスピーカーには要注意

店頭で試聴すると、他社比で低音がよく出ていて”凄い!”と思わせるアクティブスピーカーがあります。(万人に最も有名なスピーカー)
この手のスピーカーは使い続けていくと不自然な低音であることに気づくようになります。本当の低域ではなくその少し上の帯域が意図的に持ち上がっているため、一聴すると低音が出ているような錯覚を起こしてしまうからです。
店頭試聴で好印象よりも家で長く使い続けられるスピーカーを選びましょう。

ジャンルを選ばない透明で明瞭なサウンド

iLoud Micro Monitorは一見するとロックやダンス系に向いたスピーカーのようにも見えます。しかし実際の出音は大変素直で高レスポンスですから、ジャズでもクラシックでも楽しんでいただける万人向けのスピーカーです。

ワイヤレス接続できるBluetoothを内蔵

本格派スピーカーにもかかわらずBluetoothレシーバーを内蔵していますから、アナログライン入力(RCA)に加えてスマホやPCなどの音声をワイヤレスで受信することもできます。

iLoud Micro Monitor リアパネル
iLoud Micro Monitor背面にはRCA入力とステレオミニ入力(背面右)、Bluetoothペアリングボタン(背面左上)が見えます

スマホやPCに保存した音楽以外にもSpotifyやAmazon Prime Musicなどのストリーミング配信を手軽にスピーカー再生できて重宝します。

マイクロスピーカーならではのマルチパーパス

iLoud Micro Monitorは手のひらサイズですから、様々なシチュエーションに応えます。

デスクトップでPCの両サイドに置くにも最適。手前底部の足を立てることで、机の天板による反射音の悪影響を回避します。底部は足が付いているので別途インシュレーターを用意する必要もありません。

iLoud Micro Monitor 側面

底部の標準規格(3/8inch)ネジ穴を使ってスタンド設置も簡単。

小型軽量のメリットを生かして手軽に持ち出せます。

iLoud Micro Monitor バッグ
専用バッグ(オプション品)もあります

高音質&コンパクトはテレビの音質改善にも抜群の効果を発揮。

iLoud Micro Monitor TV用

チョイスできる2カラーバリエーション

モニター系のスピーカーの多くはカラーバリエーションがありませんが、iLoud Micro Monitorは好みに合わせてブラックとホワイトの2色からチョイスできる嬉しい仕様です。

ビギナーにもハイエンドユーザーにも

一般的なスピーカー(パッシブスピーカー)は別途アンプがなければ音を鳴らすことは出来ませんから、費用も設置場所もかさみます。

iLoud Micro Monitorは価格も手頃でアンプ内蔵なのにとても小さく更に高音質ですから、普段はイヤホンやヘッドホンで音楽を聴いている方々がスピーカーリスニングを体験するのに最適な選択です。普段はデスクトップや家具の上に置いて音楽を楽しむ、小型で簡単に移動できるのでテレビに接続してみても良いでしょう。

一方で既にハイエンドなシステムを構築されている方々にも、自信をもっておすすめできる高音質スピーカーです。メインシステムとは別のサブシステムとして寝室や書斎での利用、テレビ用、出張時や単身赴任での利用など、いつでもどこでも高音質で音楽を楽しんでいただけます。

iLoud Micro Monitorの活用事例

高音質スピーカーiLoud Micro Monitorはテレビの音質改善にもおすすめ

テレビは地デジ放送をきっかけに薄型大画面が当たり前になりました。画面が大きくなっても薄型なのでスペースを占有せずに奇麗な映像が見られるようになりましたよね。映画やミュージックビデオを家庭で見る楽しみを大きく広げてくれました。

しかし残念なことに音は大きな犠牲を払っています。テレビが薄くなってしまったことで映像に見合った音のクォリティが出せなくなってしまいました。音質を確保するにはある程度のテレビの奥行きが必要だからです。

これでは映画やミュージックビデオの満足度も半減してしまいます。

音質どころか普通のテレビ番組でも喋り声が聞き取り辛かったりすることさえ。。。

そこで外部スピーカーの追加がおススメ。アンプを内蔵したアクティブスピーカーなら必要最小限のスペース確保で済みますから、テレビ用としても最適な選択肢です。

コンパクト&スリムで僅かな隙間に設置可能

iLoud Micro Monitor TVサイド1

iLoud Micro Monitor は、幅9cm 高さ18cm と名前のとおりにマイクロサイズのアクティブスピーカーです。コンパクトだからと言って音質を侮ってはいけません。左右スピーカーに計4台ものアンプを搭載した本物のスピーカーシステムです。

テレビのほんの僅かなスペースに収まります(写真は40インチTV)

iLoud Micro Monitor TVサイド2

デジタルアンプを搭載していますから省電力。しかも Bluetooth 搭載でテレビをつけていないときでもスマホなどの音楽をワイヤレス&高音質で楽しめます。

たまにはテレビを消してラジオ放送を聞くのも良いものです。ラジオが無くても”Radiko”や”らじる らじる”などのスマホアプリで聞くことができます。

Fire 7 タブレットを iLoud Micro Monitor スピーカーで高音質再生

Fire 7 を車だけで使うのはもったいない

カーオーディオ用としてアマゾンの Kindle Fire 7 を活用し始めています。

とは言え、いつも車内に Fire 7 を置いている訳ではありません。なにせ高温に耐えられるような設計になっているはずもありませんし、自宅のWi-Fi 接続でダウンロード楽曲をアップデートして充実させたいからです。

iLoud Micro Monitor は Fire 7 とも相性抜群の高音質マイクロスピーカー

Prime Music から新たにダウンロードする楽曲を探すときには実際に試聴してみることがほとんどです。Fire 7 内蔵スピーカーでも音は出ますがそれではあまりに寂しいので iLoud Micro Monitor のような Bluetooth 接続できるスピーカーがあると手軽に高音質再生できるので便利です。勿論、試聴だけでなく通常のリスニングにも十分満足できるクォリティです。

Amazon Fire7とiLoud Micro Monitor
iLoud Micro Monitor は Bluetooth 接続時には左スピーカーのインジケーターが青の点灯に変わります。Echo Dot との組み合わせと同じくワイヤレス マイクロコンポの完成ですね ^^
iLoud Micro Monitor
ペアリングは背面左上の「BLUETOOTH」ボタンで

この iLoud Micro Monitor は見かけによらず本当に高音質なアクティブスピーカーで、まさかこのスピーカーから音がでているとは信じられないクォリティ。流石に HEDD アクティブスピーカーシリーズとの比較は酷ですが、マイクロスピーカーとして一押しの優れものです。

【iPad + 売れ筋スピーカー】vs【Fire 7 + iLoud Micoro Monitor】どっちが幸せ?

Spotify、Amazon Prime Musicで快適に音楽再生する方法として、タブレットとBluetoothスピーカーなどのワイヤレススピーカーを使う手があります。※タブレットの替わりにスマホでも良いですが、快適性ではタブレットに軍配が上がります。

予算配分はタブレットよりもスピーカーを重視

この時に大切なのはタブレットとスピーカーに掛ける予算配分。同じ予算なら高音質で聴けた方が良いに決まってますよね。

結論から先に言ってしまうと、スピーカーに多くの予算を掛けるべきです。

iLoud Micro MonitorはBluetoothスピーカーとしては高額な部類に入りますが音質は他を圧倒する別次元の高音質です。スピーカーに多くの予算を充てたぶんは驚異的なコスパのFire 7が補ってくれます。(iLoud Micro Monitorも低コスパではなく、クォリティからはむしろ安価といえるスピーカーです)

売れ筋スピーカー+iPadとの比較

  • iLoud Micro Monitor (¥ 39,960) + Fire 7 (¥ 5,980) = ¥ 45,940
  • [売れ筋1位のBluetoothスピーカー](¥3,735)+ 売れ筋1位のタブレット iPad 9.7インチ 32GB (¥ 40,824) = ¥ 44,559

ネットで売れ筋1位のBluetoothスピーカーと1位のタブレットとの組み合わせと比較すると、偶然にも両者ほぼ4.5万円(税込)となりました。※売れ筋1位商品は某有名価格比較サイト2018/10/20調べ、iPadはAppleストア価格

ローカル保存にも嬉しいFire 7

ストリーミング配信サービスのメリットは保存容量を気にしなくて済む点ですが、それはネットに繋がっている時の話。タブレットを屋外で使う場合は通信の制約を避るためにローカル保存した音楽を使いたいものです(SpotifyやAmazon Prime Musicは楽曲をダウンロードして再生可能)。iPadなど一部のタブレット(やスマホ)はmicro SDカードを挿せませんが、Fire 7は最大256GBのmicro SDカード対応ですから相当な数の曲をローカル保存できます。micro SDカードもどんどん価格が下がって今ではメーカー品でも128GBで2.5千円程度です。(正に”安くて旨い”です^^)

比較したiPadは32GBとローカル保存するには心もとないですが、大容量のモデルはかなり高額になってしまいます。

Echo Dot + iLoud Micro Monitor は最先端のマイクロコンポ

Amazon Echo Dot は手のひらサイズなのに話しかけるだけで音楽再生してくれる最もインテリジェントなプレーヤーです。

そして、イタリア IK Multimediaの iLoud Micro Monitor は Echo Dot をスマートかつ高音質で楽しむためのベストパートナーのスピーカー。

Echo Dot の ワイヤレス音声送信が生きる iLoud Micro Monitor

Echo Dot の音声はワイヤレスで iLoud Micro Monitor に飛ばすことができるので煩わしい配線から解放されてスマートな配置を実現します(Bluetooth 接続)。

一般的な Bluetooth スピーカーよりも音質で勝る iLoud Micro Monitor で聴く音楽は格別です。

iLoud Micro Monitor
iLoud Micro Monitor の左側スピーカー:青いインジケーターが Bluetooth 接続していることを示します
カラーバリエーションもジャストマッチ

上の写真はブラックカラーでまとめましたが、Echo Dot にホワイトカラーを選んだなら iLoud Micro Monitor もホワイトカラーに揃えるのもよいでしょう。

Echo Dot 黒と白


デスクトップを知り尽くし、他と一線を画す高音質Bluetoothスピーカ―

IK Multimediaの製品

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