DBX DriveRack PA2の上位版となるDriveRack VENU360は、2系統のAES/EBUデジタル入力を装備しPAシステム用途に限らずホームオーディオのスピーカー環境最適化(=高音質化)用としてオーディオシステムに柔軟に対応します。
目次
製品情報
特長
- 3入力6出力構成、2系統のAES/EBUデジタル入力も装備。内部ルーティング/ミキシング機能を搭載し、規模の大小を問わず様々なシステムに柔軟に対応。
- 煩雑なセットアップを短時間で完了できるウィザード機能搭載。ディスプレイの表示に従い設定を進めていくことで最適なセットアップを完了。
- スピーカーやパワーアンプのモデル名および構成等を選択していくだけで、クロスオーバーやパラメトリックEQ、極性、リミッター、出力ディレイなどを最適な値に自動設定。選択できるモデルにはJBL PROFESSIONALやCROWNをはじめ、主要メーカーの様々な製品が含まれており、最新のリストに更新も可能。
- 音響出力系に必要なほとんどの機能を搭載。※同時に使用できる機能の数には制限があります。
- ハウリング・サプレッサー
最新のAFSアルゴリズムを採用し、音質への影響を最小限に抑えながら、素早く正確にハウリングを検知し、除去。 - コンプレッサー
定評あるdbxの音質を継承。ニー特性を滑らかにするOverEasy機能(10段階可変)も搭載。 - リミッター
スピーカーを確実に保護しながら音質への影響を最小限に抑制する、独自のPeakStopPlus機能を搭載。ニー特性を滑らかにするOverEasy機能(10段階可変)も装備。 - 自動ゲイン制御
信号レベルを一定に保持。 - イコライザー
各入力チャンネルでは31バンド・グラフィックイコライザーと12バンド・パラメトリックイコライザーを選択。各出力チャンネルには8バンド・パラメトリックイコライザーを用意。 - クロスオーバー
最大6-Way。バターワース(6~48dB/oct)、リンクウィッツ・ライリー(12~48dB/oct)特性を選択可能。 - ディレイ
合計で最大3,000msのディレイを利用可能。 - サブハーモニック・シンセサイザー
低域の信号を合成し、音のパンチと力強さを増強。 - 31バンド・リアルタイムアナライザー
ピンクノイズ発生機能と測定専用入力端子を装備。 - ノイズゲート
- ハウリング・サプレッサー
- 会場に適した音質補正を自動的に行うオートEQ機能を搭載。オプションのRTAマイクロホンを使用して音場を分析し、最適なスピーカーの出力レベルと周波数特性を瞬時に判断。オートEQは出力処理段で挿入されるので、用途別に最適な補正が可能。
- 24bitのADコンバーターは独自の“Type IV”方式を採用し、ダイナミックレンジを拡大。
- 携帯端末やPCで制御するためのアプリケーション「VENU360 Control App」を用意。ワイヤレス環境で使用すれば、会場を歩き回り実際の音を聴きながらサウンドを調整可能。
- Control AppからレベルメーターやクリップLED、スレッショルドLEDなどのモニタリングが可能。
仕様
音声入力 | 端子数 | 3(端子1と2はアナログとデジタルで共用)※ | |
アナログ入力 | チャンネル数 | 3 | |
端子・形式 | XLR、電子バランス | ||
インピーダンス | 30kΩ | ||
最大レベル | +28dBu | ||
デジタル入力 | チャンネル数 | 4 | |
端子・形式 | XLR、AES/EBU | ||
RTAマイク入力 | チャンネル数 | 1 | |
端子・形式 | XLR | ||
ファンタム電源 | 48V | ||
音声出力(アナログ出力) | チャンネル数 | 6 | |
端子・形式 | XLR、電子バランス | ||
インピーダンス | 120Ω | ||
最大レベル | +22dBu | ||
AD-DA変換 | 24bit、48/96kHz | ||
内部処理 | 32bitフローティングポイント | ||
周波数特性 | 20Hz~20kHz(±0.5dB) | ||
THD+N | 0.0025%(+4dBu、1kHz、0dBゲイン) | ||
ダイナミックレンジ | 110dB(ウェイトなし) | ||
電源 | AC100V、50/60Hz | ||
消費電力 | 18W | ||
寸法(W×H×D) | 483×44×199mm(除突起部) | ||
質量 | 2.6kg | ||
付属品 | ラックマウントねじ(ねじ×4、ワッシャー×4)、電源コード、和文取扱説明書 |
オプション
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