ミュージックPCは音楽再生メディア乱立時代の最強プレーヤー

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手のひらパソコン Intel NUC

カオス状態の音楽再生メディア

音楽CDが登場してかれこれ40年にもなるのでしょうか。
音楽の再生メディアは多種多様でデファクトスタンダードが存在しないカオスな状態が続いています。

現在の主流は、CDリッピングやダウンロード配信による音楽ファイルをHDDなどの大容量ストレージに一括保存して巨大なジュークボックスのように音楽ライブラリーを一元的に管理・再生する方法でしょう。

アイテムとしてはPCのオーディオ機器としての利用(PCオーディオ等と呼ばれる)、ミュージックサーバーとプレーヤーをLAN(ローカルエリアネットワーク)接続するネットワークオーディオなど様々な手段を選択できます。

新しい音楽の聴き方としてApple Music、Spotify、Amazon Music等の音楽ストリーミング配信も多くの種類のサービスが登場するようになりました。

これらの音楽再生方法が生まれた今日でも、CDやレコードなどのレガシーな再生メディアも根強い人気があります。

カオス状態の音楽メディア

聴きたい音楽にリーチし辛くなった

選択肢が増えたことは一見望ましいことのように思われがちですが、実際には複雑化して音楽メディアは扱いにくい状況になっているように思います。
例えばあるアルバムを聴こうとします。「はて、このアルバムはレコードで持ってたっけ?いや、PCの中だったかな?いやいやストリーミング配信で聴いたのかも。。。」などなど。

昔のようにレコードプレーヤー(またはCDプレーヤー)一択の時代の方が聴きたい音楽にリーチし易くて良かったとも言えます。

レガシーメディアではメディアを一本化できない

メディアとそのフォーマットが多様化したことによる前述の問題は、結局は個人の好みのメディアを使えば良いだけの事と単純に割り切る事はできません。

レコードが好きだからと言っても絶対にレコードでは入手できない名アルバムは数多く存在しますしレコード以外の市販メディアの場合も然りです。

更に、近年の音質改善されたリマスター盤により魅力を増したアルバムもリリースされていますが、ダウンロード配信やストリーミング配信のみでレコードやCDのレガシーメディアには対応していない場合も少なくありません。

理想は、聴きたい全ての楽曲をお気に入りの一種類の再生メディアで聴けることですが、これを実現できる方は極めて稀でしょう。(数枚~数十枚のレコードやCDしか聴かない人は少ないと思います)

PCで音楽ファイルに一本化すれば解決する

CDはPCに取り込めば音楽ファイルとしてダウンロード配信の楽曲と一元的に扱えるので問題解決します。

レコードもPCで録音して音楽ファイル化することで同様に一元化することができます。

ネットワークオーディオでは一本化できない

音楽ファイルを再生する点ではネットワークオーディオもPCと同じですが、CDやレコードから音楽ファイルにメディア変換するには結局PCが必要になってきます。

CDの場合はPCレスでリッピングする手段はありますが、あくまでも簡易的な手段です。デジタルレコーダーを使えばレコードを音楽ファイル化できますが、デジタルレコーダーは影をひそめる一方です。

ストリーミング配信は音楽ファイルと一元化できない

音楽ファイルに加えてストリーミング配信の音楽も一つのライブラリーとして扱えると一気に問題解決しますが、現状は過渡期といえる状況で解決までにはもう少し時間が必要かもしれません。今のところは音楽ファイルを扱うソフトとSpotifyなどのソフトを併用することが望ましいといえます。※一部のソフトやサービスでストリーミング配信と音楽ファイルの一元管理は既に実現していますが、申し分ないレベルとは言い難い状況に思えます。

PCがベストソリューション

現在の音楽メディアのカオス状態では、PCを音楽再生システムの中枢に置くことがベストソリューションです。レガシーメディアを音楽ファイルに変換することで音楽を一元管理できるばかりでなく、プリアンプとしてレコードやテープ等のアナログソースのままで再生することも可能です。

昔なら”PCで音楽再生なんて、ありえへん!”でしたが、もはや音質への課題はクリアされているばかりか利便性・柔軟性・拡張性等多くの点でPCは優れています。

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