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iPhoneにおすすめのRTA:Audio Frequency Analyzer

Audio Frequency Analyzer

Audio Frequency Analyzerは国産の有料RTA(リアルタイムアナライザー)アプリです。iPhoneやiPadで利用できます。

同種のアプリとして過去には同じく国産のETANI RTAがありましたが配信終了となりました。その後の代役としてKRK Audio Toolその他も色々試してきましたが、スマホ版(タブレット版)のRTAはAudio Frequency Analyzerに落ち着きそうです。

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Room EQ Wizardとの比較

Room EQ Wizardと比較してどの程度信頼し得るツールであるかを簡易的に確認しました。

スマホやタブレットを使った測定のメリットはあくまでも手軽に測定できることです。必要な物はスマホ(タブレット)内蔵のマイクとアプリなので、スマホだけでサクッと測定できます(スタンドは使わず手持ち測定です)。大まかな傾向を把握するための手段であって、決してRoom EQ Wizardに置き替わるようなものではありません。

次のグラフはRoom EQ WizardとAudio Frequency Analyzerの測定結果です。Audio Frequency AnalyzerはiPadで使用しています。

黒背景がAudio Frequency Analyzer、白背景がRoom EQ Wizardの測定結果で、各々デジタルルーム補正のビフォーアフターです。

  • 50Hz以下ではAudio Frequency AnalyzerとRoom EQ Wizardに明らかな差異が見られますが、おそらくiPad内蔵マイクによる低域測定能力の限界を超えている結果と思われます。
  • 補正前では180Hz前後に最大ピークを持っていることがAudio Frequency Analyzerでもはっきりと把握することができます。補正後に180Hzのピークが無くなっていることも正しく示されています。
  • 1kHz以上については、Room EQ Wizardで補正前後の違いが示されている(特に1.5kHzのピークの有無)のに対して、Audio Frequency Analyzerではあまりわかりません。

定在波による周波数特性の影響(特にピーク)は主に100Hz~500Hzあたりですから、Audio Frequency Analyzer(とiPad内蔵マイク)は簡易測定としては十分に使えるツールと言えそうです。

Audio Frequency Analyzerの優れた機能

Audio Frequency Analyzerは国産の有料アプリだけあって無料ソフトには無い使える機能が充実しています。

  • ホールド:手動で解除するまでピーク値を保持してくれるホールド機能は、意外なことにRTAアプリの中でも限られます。※ホールドと言っても一定時間しかホールドしないアプリもあります。
  • スナップショット:画面を画像として保存できます。この機能が無くてもOSのスクリーンショットで間に合いますが不要な箇所まで写ります。
  • 2とおりの測定方法が選択可:1/3オクターブバンドのRTAとFFTを切り替えて利用できます。FFTモード時はグラフ傾きを変更してピンクノイズをフラット表示できる点も大きな評価ポイントです。※多くのスペアナソフトはピンクノイズをフラット表示できない(右上がりになる)
  • マイクキャリブレーション:上の測定結果をみるとiPadの内蔵マイクは多少なりともくせがあるようです。本来、測定のためのマイクではないので当たり前ですが、キャリブレーションすることで更に測定精度を上げることができそうです。

同様のアプリとして無料のKRK Audio Toolsがありますが、周波数特性を簡単に測定するツールとしてはAudio Frequency Analyzerが使いやすと言えます。KRK Audio ToolsはAudio Frequency Analyzerにはない機能もあるため併用するのもよいでしょう。

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